前回の続き。
太平洋フェリーの新造船「ニューきたかみ」で、迎える朝。
時刻は早朝。まだ未明と言っていい4時過ぎ。
前日の夜は賑わっていたロビーもカウンターも、人の姿はごくわずか。
なぜこんなに早い時間に起きたかというと…
日の出時刻が4:15ごろということなので、もしかしたら朝日が見えるのではないかと思って。
残念ながらあいにくの天候だったのだけれど。
7月の日の出時刻。
いま、どこ?
この日の波の高さは2m。結構な縦揺れで、よく寝付くことができなかった。
この時間に起きている人は同じ感じだったのかもしれない。
有料のマッサージチェアが並ぶ奥の扉から、屋外デッキへ。
うわあああ!風!風やばい!暴風!!!
脱出用の小舟。使うことにならなければいいのだけれど…というすごい風だった。
冷えた体を温めるべく大浴場へ。
おわかりいただけるだろうか……お風呂の水面が、船の揺れで波立っていることに……。
先客2名。
私があがる頃には、清掃の乗務員さん以外いない状態だった為、許可を得て浴室内を撮影。
朝食はバイキング形式。料金は大人ひとり1000円。
おなかがすいていたので入ったものの、寝不足だったので、水分多めな感じに……。
おかゆとフルーツがあったのはありがたい。
食堂前のスペースは、やたらと寝転んでいる人が多かった。
お部屋の窓から。今回のお供たち。
揺れが穏やかになってきたので、朝食後にやっとまともに睡眠がとれた。
定刻通り、11時に苫小牧港に到着。
フェリーターミナルに続く通路を渡り、1年ぶりの北海道に上陸。
ここまで連れてきてくれたフェリー「ニューきたかみ」。
きねんさつえい。
ことちゃんもまさか、香川から北海道まで連れていかれることになるとは思わなかっただろうなぁ。
11:25発の苫小牧駅行きのバスに乗るべく、バス乗り場の列に並び、
小銭あったかなぁ…とお財布を取り出そうとしたところで気がついた。
フェリーの貴重品Boxに、お財布忘れた…!!
慌ててフェリーターミナルに戻り、1階の受付へ。
幸いにも貴重品を預けた際の半券があったので、確認が取れてから5分ほどでお財布を届けてもらえた。
あの距離を5分で……職員さんがダッシュで届けてくれたのかと思うと感謝。
しかしながら11:25のバスには間に合わなかった。
次のバスは11:46の札幌駅行き。
苫小牧駅から乗車予定の特急は11:51発。
これに乗れないと次の列車が1時間後。
苫小牧港から苫小牧駅までは、バスで約15分……。
ということで、苫小牧駅まではタクシーで移動することにした。
線路脇の道を通ったため、途中で特急と並走。
フェリーターミナルから苫小牧駅まではタクシーで1430円。
予想外の出費になったものの、運転手さんが裏道を通ってぎゅんぎゅん走ってくれたおかげで約8分で苫小牧駅に到着。
3,4人で旅行の場合、苫小牧港からはバスではなくタクシーで向かった方がいいかもしれない。
先に苫小牧駅から出たバスを追い抜いて到着したようで、駅には人が少なく、がらんとしていた。
駅構内のカフェとセブンイレブン。1年前に来た時にはこんなのあったかな…。
余裕をもって駅に到着できたので、のんびりとホームへ。
苫小牧駅のホーム。
苫小牧駅からは、JR特急スーパー北斗5号・札幌行に乗って
札幌駅へ。
次回 へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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