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お菓子作りA to Z  カップケーキ

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キラキラ」 [●Crème caramel  ]キラキラ

 

フランス語表記すると

なんとなく格好良くなりますね♪

 

カスタードプリン

・・と言うよりは

Crème carame

クレーム・カラメル

 

なんだかおしゃれな香りが~*^^*

 

でも、「カスタード」と名前が付いていても、

カスタードクリームの時のようなすり混ぜ方

ブランシール)をすると

あのなめらかさが出なくなってしまうんですよね。

 

これが調理の面白いところです♪

 

クレーム・パティシェール

(カスタードクリーム)は

卵と牛乳、砂糖、粉を加熱してクリーム状にしたものですが、

保形性のあるクリームにするため、

骨格になるための粉が必要です。

ここが、流動性のソース状に仕上げる

クレーム・アングレーズと違うところです。

 

粉は牛乳等の水分を吸い、

加熱されることで糊化(コカ)して、

「糊」の漢字の如く、のり状の粘りが出ます。

強めの火で加熱するのは、糊化させるためと、

粉気をなくすためなので、

弱火だと粉っぽいクリームになってしまいます。

 

また、4つの材料の混ぜる順番も、

最初に粉と牛乳を加熱して糊化してしまうと、

そこに後から他の材料(卵や砂糖)が

入る隙間がなくなってしまいます。

なので、全ての材料を混ぜ合わせてから

鍋に入れて加熱を行います。

(レンジ等で作る作り方もありますが)

 

さらに、クレーム・パティシェール

しっかりと粉に熱を加えなければならないので、

卵にクッションとなるものが入っていないと、

一気に卵に熱が入ってしまい

モロモロになってしまいます。

 

このためにクレーム・パティシェールには

グラニュー糖を最初に卵黄としっかり混ぜておく

ブランシールの必要があるのです。

 

一方クレーム・カラメル

(カスタードプリン)は、

溶きほぐされた卵と砂糖が混ざりあい、

砂糖が卵を柔らかくつなげた状態のところに、

熱が徐々に入ることで滑らかに仕上がります。

 

しっかりブランシールしてしまうと、

卵に抱き込まれた空気が

卵が凝固するのを邪魔するので

(空気を焼いているような感じになるので)

いつまでもなかなか焼きあがらない

という現象が起こりやすくなります。

 

湯煎焼きと、フタをするのも、

卵液に熱を徐々に伝えるためです。

 

なぜが分かると、失敗しなくなりますので、

是非楽しんで作ってみて下さい♪

 

 

動画あります☆

 

【カラメル】 

グラニュー糖   30g

 お水       10g

 お湯       10g

*

カラメルの作り動画もありますので良かったら☆

 

 (ココット型小→6個分 又はココット型大3個分)

 ●配合●

 全卵      110g

 牛乳      165g 

グラニュー糖  36g 

バニラビーンズ 1㎝位

 

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 お菓子作りA to Z カップケーキ

お菓子作りA to Zって何?→

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まじかるクラウンAはこちら→

まじかるクラウンBはこちら→ブランシール

まじかるクラウンCはこちら→カラメリゼ

まじかるクラウンDはこちら→

まじかるクラウンEはこちら→エミュルシオネ(乳化)

 

[菓子名編]

カップケーキAはこちら→アングレーズ

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          ブリュレ

         (クレーム・ブリュレ)

カップケーキCはこちら→クレーム・カラメル

          (カスタードプリン)

         クレーム・カラメル(簡単説明)

カップケーキDはこちら→ディプロマット

         (クレーム・ディプロマット)

         ダマンド

         (アーモンドクリーム)

カップケーキPはこちら→パティシェール

         (カスタードクリーム)