やはり90歳過ぎると認知症でなくてもボケてくる
土日は父が母の施設に泊まる。だからお弁当を持たせるんだけどその準備が大変で。おにぎりを多めに持たせれば、残りを冷蔵庫に入れてしまうので「日曜日は、固くてまずかった」と言うし。だから今回は朝ご飯を炊き、ちらし寿司にした。おかずはシャケと、うずら卵のゆで卵、あとはゆうべの残りのブロッコリーとポテトサラダ。これだけあれば、充分だろう。施設では何故か食欲が無くなるというし。で。こちらは朝から家事をして、デイサービスから帰ってきた父に昼の用意をし、夕方までに父を施設におくり…とスケジュールを立て「よし、これなら13時30分からのオンラインセミナー、聞けるな」と申し込みをし…。そうしたら朝、父が「今日は午後から散髪に行きたいんじゃが…」あー、うん…。まぁ、車で送ればいいだけだし、オンラインセミナーはイヤホンで聞けばいいし「いいよ」と返事した。「散髪終わったら車で迎えに来てもらって、そのまま施設に行けばいいから」と父。はいはい。家でオンラインセミナーを受講し、終了後父を迎えに行き、施設へ。持ってきたお弁当などをバッグから出していて気がついた。「お父さん、パジャマは?あと紙パンツも持ってきた?」いつもなら、泊まるために必要なもの、パジャマや薬、髭剃り、歯ブラシなどは全て父が自分で用意してた。でも今日は施設の前に「散髪」という予期せぬ用事が入ったために、それらが全て吹っ飛んだのである。さらに午前中に行ったデイサービスで便モレのことを言い、紙パンツとその中に敷くシート(生理ナプキンみたいなもの)についてアドバイスをもらい、サンプルももらっていたので「そのもらった紙パンツ、今夜試してみればいいじゃん」という話を、出かける前にしたばかりだったので「紙パンツは持ってきた」と言ってバッグから出したんだが…。なぜか家にあった母用のLサイズの紙パンツ。なんで⁈ 意味ワカラン。もうね、こういうボケがどんどん増えていくんですよ。仕方ないから家に帰って父のパジャマやら薬やらを用意して、ついでに施設の人に言われた母の足りない洋服も用意してまた施設へ。自分のことは自分でてきていた父だけれどさすがにいろいろボケをかますようになってきた。かくいう私も若い頃と比べて、格段に集中力も体力も記憶力も落ちている(記憶力はもともと壊滅的)。だから何でもメモするし(でもそのメモをどこかに置き忘れる)、いつも頭の中ではスケジュールを組み立てている。だから自分はボケないんじゃないかと思っていたが、もともと少ない記憶力を酷使してるので、ひょっとしたら人より早く脳がパンクしてしまうんじゃないかと思う今日この頃。