月曜日から火曜日にかけて、友達と北九州へ遊びに行く約束をしていた。

土日は母の面会ができない。

だから月・火と面会に行かないと4日間、母の様子がわからない。

なので火曜日は早めに帰路へつく事にした。


実は今回の目的は、

福岡に住む叔母に母の様子を伝えたいというのがあった。

叔母は小さい頃、母と姉妹のように同居生活をしていた。

そして今は福岡の実家を引き払い、

シルバーマンションで暮らしている。

92歳。


会うのは10年ぶりぐらい。


本当はお昼を食べに行く予定にしていたけど、

どうやらマンション内でコロナの人が出たみたいで外でのご飯が中止に。

だったらそれを言ってくれれば、

せめて飲み物だけでも買っていったのに。


足はさすがに悪くなっていて杖をついていたし、

話もトンチンカンで、年相応のボケはある。

だけどコロナ禍に外出もできず、

人ともあまり話をしてないのか、

喋る喋る。

もともと人の話は聞かず、おしゃべりな叔母だったが、92歳になってもそれは変わらなかった。


可能なら私が引率をして叔母を母と会わせたかったがちょっと無理だなぁ…と思いながら

「そろそろ行くね」と叔母と別れたあと、北九州へ。


夕方チェックインして翌日お昼過ぎには帰路へつくという、わずかな滞在だったけれど、

家事をしなくていい、そしてキレイに整えられた部屋にいるだけで気持ちがすごくリフレッシュできた。

やはり気分転換は必要だね。


夕方、母の面会に行った父に電話をすると

「今日はずっと寝ていて、声をかけても全く起きず、話ができなかった」と。


そうか…。

やはり心配なので

「明日帰ったら直接病院へ向かうね」

と言って電話を切った。