逃げたい
私ね、愛するおネコ様が先月、虹の橋を渡ったの。でね、ちょっとダメージ大きくて、そんなときは無理しないで心休めようと内省する日々でね。でね、やっと「そろそろ前へ進もうかな」と思えるようになってきて、でもモチベーションがなかなか上がらなくてね。「そんなときはまず部屋の掃除から!」と思って昨日からやっとまたガラクタの整理を始めてね。そんな矢先。ここのところ母の体調が安定しなくて今日も施設から電話。「お母さんがまた昨日からほとんどご飯を食べず、水分も取れなくて…」と。わかりましたー、では食べられそうなもの、好きなおやつとか買って様子みにいきますねー、と言って電話を切り、出かける準備をして買い物へ。するとその途中でまた電話がなり、「ちょっと脱水が心配なので、やはりこれから病院へいって点滴してもらおうかと。病院へ来れますか?」と。まぁ、わかりましたと病院へ行くよね。ただ、かかりつけ医が街の救急指定病院なので外来が終わっている午後は当然救急外来になる。すると、当然すごく待たされる。まぁそれは仕方ないんだけどさすがに夕方6時を過ぎると「お父さんの晩ごはんどうしよう…」と、そっちの心配も。帰り道、何か買って帰ろうかとも思ったが、いや、母に届けるために買った惣菜があるから今日はもうそれで我慢してもらおうとそのまま帰宅。夕食の準備をしながら、父にあれから施設から電話があって、そのまま救急病院へ行ったこと、検査結果、今後のことを話し合うために来週また病院へ行くことなどを話して、やっと晩ごはん。すると「で、明日は墓参りには行けるのか?」…はて?こんな状況で、週末はまた朝から施設に様子を見に行くと言ってる私に、明日「墓参り」に行けと?墓参りね。ただ行くだけじゃないんですよ。無駄に大きくて、草を抜くだけで1時間くらいかかるんですよ。車で40分くらいかかるんですよ。そしてお父さん、土曜日午前中はデイケアですよね?デイケアから帰ってきたら、お昼食べて、それから車で行って、草むしって、帰宅して、もしかしたら明日また私は母の様子を見に施設に行かないといけないかもしれないんですよ?「無理です」夕方6時過ぎに帰宅して、まず炊飯器をのぞいて、保温になったままの空のおひつを見た私の絶望的な気持ちは、昭和ヒトケタのオトコには計り知れないんだろうなぁ…。モチベーション、ダダ下がりですわ。…東京へ帰りたい。