モノが多すぎて片付いていない家に住む弊害
人間って、ホントに順応性があるんだなぁ…と思う。親の介護で実家に出入りするようになったとき、あまりの使い勝手の悪さ、今必要のないモノの多さに、何とか少しずつでもモノを捨てていこうと思ってた。けれど最近はその気力が湧かないんである。今年に入ってから父が人工透析になったこと、そして母が急に衰えて手がかかるようになったこと。そのせいだとばかり思っていたけれど。今日は両親ともに朝から夕方までデイケアに行ってる、1週間のうち、唯一家でひとりになれる日。前なら「何しよう?」ワクワク。てな感じだったんだけれど。朝、母をデイケアに送り出すだけで心身が疲れてしまって今日本当はテニススクールに行こうと予定していたがパスしてしまった。そして少し暖まろうとコタツに入ったんだけど、コタツの上には読みかけの新聞やチラシや通販カタログやペンやマスクが散らばっていてそれを見ただけで「ああ…」とため息しか出てこない。2階の自室に行くも、裏の空き地にダンプカーが出入りしてうるさいし…。本当は、2人がいないうちに2人の布団を干したり、洗濯をしたり、部屋の掃除をしたり…とも思ったけれど洗濯をしていたら何だか虚しくなってきて、気分もスッキリしなくてじゃあ午後は映画でも観に行くかー、と思ったけれど観たい映画は時間帯が悪くて断念。そのまま喫茶店に入ってぼーーーっとして、夕飯の買い物をして帰宅。うーむ。これは良くない傾向だなぁ…と。ダイニングテーブルの上にもあいかわらずモノがいっぱい乗ってるけどそれに慣れてしまってついモノを置いてしまう自分がいる。(これは言い訳をすると、戸棚にしまうと忘れてしまう父がいるため。あと、何回言っても食器などが適当にあちこちに突っ込んであり、もう言う気力もないため)ああ…なんか気力を吸い取られてる気がするのは介護だけでなくこの家にも問題があるんじゃないかとキッチンで洗い物をしていてふと思ったのであった。