珍しい中国茶をもらいました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
横浜のインターコンチネンタルホテルの最上階にある中華店のもので
知人からのもらいものです。
お茶を飲みたい方は事務所までお越しください。
ただ、このお茶、飲むとトイレが近くなるのが難点です。
さて前回は浮気相手に慰謝料を請求した場合、
相手が反論してきた場合のことについて
お話してきました。今回はその続きです。
たとえば・・・
・既婚者だとは知らなかった
・夫婦中が悪いから、こんなことになったんだ
・配偶者の方から誘われた
このような言い訳が予想されます。
浮気相手が責任転嫁をしたり、
責任放棄をするのを許してはいけません。
そのために、浮気相手に慰謝料を請求する場合は、
「○○しないと××する」のうち
××の部分をよく工夫する必要があります。
××の部分の正解をお話する前に、社内不倫は会社のなかで、
どのように扱われているのか
その内部事情をお話する必要があります。
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多くの企業では、社内不倫に関することが
社内規定のなかに書かれています。
規定の名前は、倫理規定、懲罰規定など、
いろいろありますが、名称の問題ではありません。
会社が大きければ大きいほど、細々とした規定が整備されており、
社内不倫に関する規定も存在します。
社員が数名の小さな会社には、社内不倫を禁止する規定がない場合もあります。
会社としてはもちろん、社内不倫を歓迎するわけではありません。
社内不倫は規定に違反した行為であり
それに違反した人は、社内で処分の対象になります。
どんな会社でも「社内不倫は許されない」というのが基本スタンスです。
社内不倫の対象者は社内だけでなく、取引先や子会社、顧客にも及びます。
取引先の責任者、子会社の従業員、得意先の顧客と
不倫関係になることも許されません。
厳密には、会社は取引先の従業員や、顧客自身を処分することはできませんが
自分のところの社員は処分の対象になります。
社員を解雇なり、左遷することで、不倫関係にはピリオドが打たれます。
では、なぜ社内不倫が禁止されているのでしょうか?
その理由はありきたりに言えば、「社内の風紀が乱れるから」です。
もし取引先の責任者、子会社の社長、得意客と仕事の関係を飛び越えて
男女関係になってしまったら、どうなるでしょうか?
恋愛感情がもとで、よからぬことが起こります。
男女関係がもとで、おかしなことが発生します。
それは会社にとってマイナスのことばかりです。
例えば、通常なら行わないような融通や値引きをしたり、片方に偏った契約をしたり
社内の極秘文書や情報を提供する、などです。
いずれも会社にとっては不利益なことであり、
到底、見過ごすことはできません。
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だから、社内不倫の禁止は、「まぁ、普通はやらないよね」
という暗黙の了解ではないのです。
わざわざ社内規定に明記しているのは、「いざというとき」
きちんと処分するためです。
ここでは「自由恋愛」という概念は存在しません。
世の中の大半の場所では「恋愛の自由」が通用するかもしれませんが
職場という環境は特殊なのです。
不倫を受け入れた側(不倫相手)も同様です。
このように社内不倫は、会社で処分の対象となるのですが
具体的な処分の内容は様々です。
謹慎や減給など軽いものから、左遷、解雇など重いものもあります。
処分の内容は画一的に「誰でも同じ」ではなく、
処分対象者の年齢や立場、肩書きによって変わります。
会社は学校ではありませんから、みんな平等というわけではありません。
大雑把にいえば、会社にとって大事な人、
代わりのいない人については処分が軽くなります。
一方、会社にとって大事でない人、他に代わりはいくらでもいる人の処分内容は
自然と重くなります。
多くの場合、社内不倫は上司と部下ですから
上司は禁止等の処分で済まされ、部下は解雇され、
会社から追われることになります。
つまり、社内不倫は「不倫をOKした側」が高いリスクを
背負っているのです。
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また会社の怖いところは、社員全員を使って、
退職に追い込むという方法を用意していることです。
それは・・・
(次回に続く)