法律でメシを食う35歳のブログ~露木幸彦・公式ブログ~

1980年生。国学院大学卒。行政書士・FP。金融機関では住宅ローンのトップセールス。離婚に特化し開業。年間相談件数は1,500超。離婚サポートnetの会員は1万人と日本最大。マスコミ掲載多数。読売、朝日、日経各新聞、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等。

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先週は講談社のエリート社員(編集次長)の殺人事件(自宅で妻を絞殺)が大きな話題になりましたね。報道によると殺害の動機は、夫婦間における「育児に関する意見の違い」。職場や近所で「イクメン」と評判の夫と、育児でノイローゼ気味の妻。夫はなぜ豹変したのでしょうか?

 

 

 私は一流の仕事人間が「結婚」を境に急落した「悪しき前例」を今まで山のように見てきました。例えば…

 

 営業部の同僚は昨年、トップセールスで社長賞をもらったばかりなのに、今年に入って美人妻と結婚したところ、ガツガツさが消え失せ、営業成績がみるみるうちに下がり、今では「並のセールス」に。

 

 上司はたいした仕事がないのに、だらだらと会社に居座り、そのせいで部下も付き合わされ、サービス残業がどんどん増えるばかりで、いい加減うんざり!噂によると上司がなかなか帰りたがらない本当の理由は「奥さんと喧嘩しているから」らしい。

 

 同期入社の彼は、家に戻った途端に妻の取調べ(携帯や財布、手帳や電子マネーなどすべて)を強いられるという日々を繰り返し、ついには心の病を患ってしまい、仕事がほとんど手につかず、最終的には降格の憂き目に遭ってしまった。

 

 「俺は仕事を家庭に持ち込まない主義だから」

 

 そんなふうにすまし顔で気取ったところで、先ほどの同僚、上司、同期の例のように結婚や家庭、そして子供の存在はどうしても仕事の出来不出来を左右するのだから切っても切り離せないのでしょう。それは結婚したせいで消えていった芸能人だけでなく、あなたの隣にいる一般人だって同じです。

 

 例えば、家庭が上手くいけば仕事も上手くいく。家庭が上手くいかなければ仕事も上手くいかない・・・そんなふうにワークとライフのバランスが比例するような単純明快な男性を紹介してきましたが、本当にそれがすべてなのでしょうか?

 

 いやいや、むしろ逆のパターンもあり得るのです。例えば、家庭が上手くいかないからこそ、その反動で仕事を頑張ろうとする。仕事が上手くいかないからこそ、その反動で家庭を大事にしようとする・・・

 

 何とも複雑怪奇な行動パターンですが、こんなふうにワークとライフが「アンバランス」な男性一定数、存在するのは確かで、大事なのは必ずしも仕事の満足と家庭の充実は比例するとは言い切れないということです。結婚は上手くいっても、いかなくても仕事のモティベーションになり得るのだから摩訶不思議ですね。

 

 そこで今回は結婚、子の誕生、離婚、再婚というライフイベントが男(夫)の仕事に対してどのような影響を与えるのかを解き明かすべく、103人の男性に対してアンケート調査を行いました。

 

 具体的に何を質問したのかというと結婚、子の誕生、離婚、再婚がそれぞれ自分の仕事において良い影響を与えたか、悪い影響を与えたか。二者択一で選んでもらい、そしてその理由も挙げてもらいました。回答者はすべて私のところに来た男性相談者です。

 

 個別の属性ですが、103人中55人は妻と離婚の協議をしている最中で、残りの48人はすでにすでに離婚が成立しています。そして103人中78人は夫婦間に子供がいます。さらに100人13人は結婚、離婚を経て、今では再婚している男性です。ではアンケートの結果を順番に見ていきましょう。(回答者の名前はすべて仮名です)

 

 まず1つ目は結婚(回答者103人)ですが、仕事のパフォーマンスにどのような影響を与えるのでしょうか?37人(36%)は良い影響、66人(64%)は悪い影響があったと回答しています。やはり注目すべきは全体の6割以上が結婚したせいで「仕事が上手くいかなくなった」と感じていることでしょう。これはどういうことでしょうか?具体的なエピソードを見ていきましょう。

 

 村山哲也さん(47歳。岡山市。結婚12年)も家庭を持ったことで仕事がはかどらなくなったと答えたうちの1人です。「仕事用のメールアドレスへ妻からの不愉快なメールが多く入ってくるのですが、そのせいで職場でのパフォーマンスが下がったと感じています。」哲也さんいわく、家のこと、子どものこと、そして些細な愚痴まで、妻は哲也さんに対してメールで送ってくるようで、いちいち気が取られて、なかなか仕事に集中できなくなってしまったそう。それだけではありません。哲也さんは話を続けてくれました。

 

 「なるべく娘と過ごすため、仕事はさっさと切り上げるようにしています。今はだいぶ慣れましたが、最低限のことを済ませるにとどまっています。でも正直、がっかりすることも多いですよ。この前も急いで帰宅したのに娘は疲れて就寝していたり、せっかく一緒に風呂に入ろうと思っていたのに、妻と先に入っていたりするとね。」

 

 哲也さんが言うには、現在、結婚12年目ですが、もし結婚していなければ、今よりも1,000万円は多く稼ぐことができただろう、とのこと。

 

 2つ目は離婚(回答者48人)ですが、離婚という一見、人生の汚点になりかねない出来事は仕事に対してどのような影響を及ぼすのでしょうか?35人(73%)は良い影響、13人(27%)は悪い影響があったと回答しています。やはり注目すべきは離婚したおかげで仕事が上手く回り始めたという人が全体の7割を占めることです。これはどういうことでしょうか?

 

 松本薫さん(49歳。沖縄市。結婚24年目で離婚)は、結婚は仕事へ悪影響を及ぼしたけれど、逆に離婚は仕事へ良い影響を与えてくれたと答えてくれました。

 

 「家事や育児の手伝いを優先すると、どうしても仕事がおろそかにならざるを得ません。結果としてボーナスが下がってしまったのですが、そのせいで妻から罵倒され、精神的につらかったです。だからといって今度は仕事を優先しようとしたら、家庭がめちゃくちゃになり、結局、仕事のことでも家庭のことでも妻から罵倒され、どうしようもなかったです。」

 

 薫さんいわく、どんなに仕事を頑張っても、家事や育児を頑張っても、妻がねぎらいの言葉をかけてくれたことはなかったそう。これでは薫さんが結婚生活に絶望して、離婚を視野に入れるのも無理はないでしょう。

 

 そして薫さんが別れを切り出してから10ヶ月で離婚が成立したようですが、妻の罵倒によって薫さんは今の仕事に対して完全にやる気を失っていたので、心機一転するため、離婚と同時に転職にも踏み切ったそうです。

 

 「今まで仕事をどんなに頑張っても、家に帰れば、どうせ妻に罵倒されるに決まっているので、仕事に対するモティベーションも低かったです。しかし、今の会社に入ってからは、久しぶりに仕事に対する熱が湧いてきて、良い仕事ができているなと実感しています」

 

 最後に薫さんは24年間の結婚生活をこんなふうに振り返ってくれました。「僕の場合は、パートナーが理解ある人でなかったため、仕事、家庭どっちも中途半端でどちらも集中できませんでした。パートナーと仕事について、そして家庭について話し合いをしっかりしておけば良かったと、今ではそう思います。」薫さんが言うには、離婚したおかげで今までより50万円も多く稼ぐことができるようになったとのこと。

 

 3つ目は子の誕生(回答者78人)ですが、子の存在は仕事に対してどのような影響を与えるのでしょうか?37人(47%)は良い影響、41人(53%)は悪い影響があったと回答しています。

 

 ここでは原雅彦さん(43歳。豊明市。結婚8年)のエピソードを紹介しましょう。子の誕生は仕事へ悪影響を及ぼしたけれど、一方で離婚は仕事へ良い影響を与えたと答えてくれました。これはどういうことでしょうか?

 

 「当時は家事や育児を手伝うため、早く帰らなければならず、同僚たちに自分の分の仕事を頼まざるを得ませんでした。特に同年代で独身の同僚には負担を強いており、迷惑をかけていたと思います。そんな感じで次第に人間関係が上手くいかなくなり、最終的には子会社への出向を命じられました。」

 

 雅彦さんいわく、子会社への出向で仕事の量がだいぶ減ったことで以前より楽になったようですが、当然のことながら、給料もだいぶ減ってしまったとのこと。しかも、先ほど挙げた「同年代で独身の同僚」は出世しているのに、雅彦さんは今だに出向先から抜け出せず・・・もはや追いつけないようなポジションを任されていることを、当時は苦々しく思っていたようです。

 

雅彦さんは家事や育児に熱心な「イクメン」だったにも関わらず、ワークライフ「アン」バランスだったせいでせっかく今まで積み上げたキャリアや地位、信用を失ってしまったのです。

そして雅彦さんは8年間の結婚生活に終止符を打ったのですが、当時を振り返ってこんなふうに反省の弁を述べてくれました。

 

 「育児、家事、仕事で毎日、時間に追われていましたが、自分のことだけを考えるだけで生活が楽になりました。今思えば、完璧にやろうとしすぎたのだと感じます。妻とはお互いにいろいろな話をしていたら、こんなふうにならなかったかもしれません。とにかく時間に追われ過ぎていました。もう少し肩の力を抜いて『ほのぼの家族』を目指すべきでした。とにかく心の余裕が必要だと思いました。」

 

 ここまで「妻子の存在のせいで仕事のパフォーマンスが落ちた」というケースばかりとあえて紹介してきましたが、いずれも暗い話ばかりで少々うんざりしたかもしれませんね。しかし、このような失敗例を反面教師にして二の舞を避けることも大事です。

 

 さて、ここからは結婚や離婚をどのように仕事に活かしていくのか、もう少し明るい話に切り替えていきましょう。

 

 4つ目は再婚(回答者13人)ですが、2度目以降の結婚は仕事にどのような影響を与えるのでしょうか?8人(61%)は良い影響、5人(39%)は悪い影響があったと回答しています。

 

 今となっては結婚も離婚も、そして再婚も「仕事に役立っている」と話すのは立花孝義さん(44歳。栃木市)。孝義さんは残念ながら1回目の結婚は7年目しかもたず、離婚という結果に終わったのですが、現在は2回目の結婚をしており、今(8年目)に至っています。

 

 「今はとても幸せです。離婚したら人生終わりだと思っていましたが、そんなことはなかったですね。過去の経験があるので、純粋な愛を感じています。」

 

 孝義さんは再婚の生活について語ってくれました。

 

 「過去の結婚や離婚で本当に多くのことを学びました。離婚なんてマイナスばかりで無駄なエネルギーを使うだけだと思っていましたが、そのときの経験が仕事に役立っています。離婚の経験から『トラブルの本質』を理解することができたので、仕事での危機察知能力が高まったと実感しています。

 

 また以前は悲観的なタイプでしたが、今はそんなに思い詰めることもなくなり、トラブルを解決するのも早くなりましたね。前と比べれば自分にも他人にも、ずいぶん寛容になったと思います。結局は『1人では何もできない』と悟ることができたのは大きかったですね。」

 

 孝義さんにとって結婚、離婚、そして再婚はプライスレスで、きっとお金には換算できないほど大事な経験だったのでしょう。

 

 結婚し、家庭を持ち、子供を育てる。

 

 世の男子はそんなことすら「当たり前」に出来なくなった昨今ですが、だからこそ勤務先、配偶者、両親、政府や自治体の協力は不可欠なのは言うまでもありません。しかし、周囲の人たちがどんなに助けてくれても、肝心の夫婦が不仲ではどうしようもないのは今回の失敗例でお分かりの通りです。

 

 他にも妻の両親が近くに住んでいるのに子どもを預かってくれるよう頼みにくく妻の職場復帰が遅れてしまう、せっかく支給された子ども手当なのに自分の「おこずかい」だと勘違いし、パチンコで憂さ晴らしをしてしまうなど「夫婦の不仲」のせいで子育て支援はすべて台無し・・・無力化してしまうケースは後を絶ちません。

 

 ところで内閣府が公表している「ワークライフバランス憲章」を読んだことはあるでしょうか?ワークライフバランスがきちんと機能するためには、夫婦や家族関係が良好であることが必須ですが、そのことは全く触れられていません。こんなに大事なことなのに、なぜでしょうか?

 

 過去の少子化や男女共同参画の政府会議の参加メンバーには、複数回、離婚している人、メディアで不倫や別居の報道をされている人などが含まれているから?「他人の事を偉そうに言うけれど、自分のことはどうなの?」などと痛いところを突かれると言い返せないから?

 

 そんなふうに穿った見方をされても仕方がないでしょう。いずれにしても本当の意味での「ワークライフバランス」を実現すべく、夫婦関係にも焦点を当てて欲しいですね。「結婚して丸くなった」が嫌味のない褒め言葉になるように。


<番外編>本文で紹介し切れなかったアンケートの内容(一部)
1.結婚 2.離婚 3.子の誕生 4.再婚

 

● 54歳(熊本市)結婚17年


1.結婚は仕事に悪い影響を与えた(もし結婚していなければ、今よりも2,000万円は多く稼ぐことができたはず)

 

「嫁のため、嫁の実家の手前、家を購入したのですが、時期尚早でした。これによって僕は趣味をあきらめたのに、家計のやりくりで文句を言われるようになりました。また嫁や嫁の実家から頼まれごとが多く、そのせいで会社での集中力、身の入れ方に大きくマイナスが出ました。」

 

2.離婚は仕事に良い影響を与えた(離婚したおかげで、今までより1,000万円も多く稼ぐことができた)

 

家に敵がいないし、親戚付き合いしないで済みます。買い物を気にせずにできるのも大きいです。結婚している良さと独身でいる良さが双方にあるので、両方経験してみると分かります。だから今、自分が置かれている状態を良しとする方が幸せです。今だに独身の友人もわりといますが、そいつらには必ずそう言い聞かせています。」

 

● 45歳(甲賀市)結婚15年目
1.結婚は仕事に悪い影響を与えた(もし結婚していなければ、今よりも2,000万円は多く稼ぐことができたはず)

 

「妻と同じ職場なのですが、人事異動のときに、そのことが私にとって損になりました。私がある部署に行きたいという希望を出しても、妻がその部署にいる限り、配属してもらえないのです。12年も同じ課で仕事をしてきたので、ずいぶん損をした感じです。

 

絶対に同じ職場の女性と結婚しない方がいいですよ!何かにつけて自分にとってマイナスになります。妻が同じ職場で仕事を続ければ、なおさらです。」

 

● 50歳(相模原市)結婚7年
2.離婚は仕事に良い影響を与えた(離婚したおかげで、今までより50万円も多く稼ぐことができた)

 

「女性ばかりの職場なので、離婚したことで『苦労人』として扱われ、同情票をもらい、上司に恵まれました。」

 

4.再婚は仕事に悪い影響を与えた(もし再婚していなければ、今よりも100万円は多く稼ぐことができたはず)

 

「上司に『再婚を考えている人がいる』と話した途端に風当たりが強くなりました。上司のミスを私に被らされるなど嫌がらせを受けるようになったのです。結局、転職せざるを得ませんでした。女性ばかりの職場では幸せを口にしてはいけないようです。」

 

● 42歳(郡山市)結婚6年

1.結婚は仕事に悪い影響を与えた(もし結婚していなければ、今よりも500万円は多く稼ぐことができたはず)

 

家内は1年のうち、3分の1は実家に帰って過ごしていました。これでは一体、何のために結婚したのか分かりません。結局、家内は実家に居つくようになり、別居状態になりましたが、精神的に耐えられず、仕事に集中できませんでした。」

 

2.離婚は仕事に良い影響を与えた(離婚したおかげで、今までより100万円も多く稼ぐことができた)

 

「精神的にスッキリして、仕事に集中できるようになった。離婚を決めたら早めに行動した方がいいですよ。もたもたしていると余計な費用もかかるし、精神衛生上、良くないです。」

 

 

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