あけましておめでとうございます、と言うには随分新年が明けまくった2月中旬ですが、ようやく今年初キャンプに出撃したのでそのレポになります。

 

 

2月17、18日の1泊2日で千葉県鎌ケ谷市にある『SHELTER BASE オートキャンプ場』へ行ってきました。今回は寒さ覚悟の冬キャン、バイクソロキャンプになります。

 

 

 
 
SHELTER BASE オートキャンプ場
 

 

2023年2月1日にグランドオープンした出来立てほやほやの高規格キャンプ場になります。都内からアクセスしやすい立地、きれいなフィールド、充実した施設、とキャンプデビュー~初心者の方には抵抗なく利用できるキャンプ場になっています。
 
 
 
 
基本情報
 
東京からは約50km、混んでなければ1時間弱ほどで到着します。

 

 

住所:〒273-0131 千葉県鎌ケ谷市軽井沢2100-1

TEL:047-404-7768

 
 
標高約30m弱ほどのキャンプ場になります。今回はエリアF ソロフリーサイトで一泊4,000円となります。
 
 
詳細はHPを参照。
 
 
 
2月17日(金) 1日目
 

 

本日は晴れ、気温も高めで風も無く冬キャン日和です。

 
 
 
 
往路
 
冬は冬のイベントが多く中々出撃する機会が持てなかったのですが、ようやくの冬キャンプになります。今回のキャンプ地選びは最近のお気に入りである山梨方面は寒すぎるだろうと思い千葉方面で探しました。ただ、なっぷで検索してみても土日だとほぼいつもの顔ぶれなキャンプ場しか空きが無く行きたいキャンプ場が見つからない。試しに金土で検索してみると一気に検索結果が増えてくる、何気に千葉のキャンプ場も200を超えて群雄割拠な状態。ピークを過ぎたキャンプブームの中で数年後にはいくつ残っているのだろうかと調べながらに感じました。そんな中、できたばかりのキャンプ場に目が留まりました、比較的近くて、きれいで、ファミキャン向きなキャンプ場、人が少ないであろう金土だとソロでも行きやすいのでは、と思い決めました。前日の予約で既になっぷからの予約はできませんでしたがTELにて無事に予約完了、予約数を確認すると4組なので目論見通りとなりました。
 
 
 
 
9時過ぎ、久しぶりのソロキャンパッキングを済ませて荷台に載せた状態がこんな感じです。

 

 

 

 

コット+マットをザックの上に配置して更に防寒靴としてワークマンのケベックを持っていく事にしました。冬キャンは寒さとの戦い、出し惜しみをせずに自分の持っている最強の装備で挑むことが勝利のコツです。

 

 

 

 

今回は往復しても距離的には知れているので出発時に満タンにしていきました。

 

 

ここから最初の立ち寄り地点まで休憩無しに一気に移動開始です。

 

 

 

 

今回のルートは、東京港臨海道路→湾岸道路→途中から北上、と言った感じになります。平日の朝の時間は普通に車が多くプチ渋滞が至る所で発生しています、快走とは程遠い状況ですが3週間ぶりに乗ったバイクは久しぶりで楽しいです。今回のキャンプ場は近い所にあるので旅感が全く無いと思っていたのですが、久しぶりのキャンプ、久しぶりのバイクで自然と気分が上がっていくのを感じました。東京港臨海道路に入っていくと周りはトラックだらけで注意しないといけないのですが、道も広めで信号もほぼないので走りやすかったです。何気に東京ゲートブリッジを通れたのは嬉しかったので、今後も千葉方面に行く時は積極的にルートに組み込んでいきたいと思いました。湾岸道路を外れて北上し始めた後は、中山競馬場の前を通ったりと、ダビスタ好きだった自分にとっては「ここにあったのか!」とプチ悶えていました。

 

 

 

 

そんな新しい発見をしつつも最初の目的地はこちら、ダイソー西白井店。かなり年季の入った雰囲気の店舗になります。

 

 

購入したのはガスライター用ガスボンベ、SOTOのスライドガストーチのガスが無くなったのでorucoさんの記事にあった通りライター専用の物を選びました。今後も良いと思った事は積極的に採用(パクって)していきたいと思います。

 

 

 

 

その後は食材の買い出しでジョイフーズ千葉白井店へ、こちらできたばかりなのか先ほどのダイソーとは対照的にかなりきれいな店舗でした。

 

 

 

 

 

買った物はこんな感じでいつものような品揃えになりました。

 

 

ここから5分程でキャンプ場に到着になります。

 
 
 
 
キャンプ場到着
 
12時半過ぎ、SHELTER BASE オートキャンプ場に到着、道に見える所に看板があったので通り過ぎることはありませんでした。

 

 

 

 

 

できたてホヤホヤ感満載のおしゃれな雰囲気で金をかけてそうな印象を受けました。

 

 

 

 

 

管理棟内もこんな感じで小洒落た感じに仕上がっています。

 

 

 

 

 

少し早めに到着したのですが、問題なくチェックインできました。TEL予約だったので現地にて支払いを済ませます。サイトはこんな感じの作りになっています。

 

 

今回予約した所は右っ側のエリアF フリーエリア、管理人さんから今日は人も少ないので芝生エリアの別の所でも良いですよと嬉しい事を言われたのですが、おそらく今日来る人もファミだろうと想像し、ソロは隅っこで目立たないようにしようと思いそのまま予約したサイトに滞在する事にしました。

 

 

 

 

設営
 
今回の滞在場所はこんな感じになっています、今日は独り占めなので広すぎる感じですが、3組入ると意外と接近するのではと思いました。

 

 

 

 

 

荷物を降ろして久しぶりに設営開始です。

 

 

フィールドは芝が根付いていない感じでかなり柔らかく、ペグは手で難なく押せる感じでした。風が強い日は30cmペグが欲しくなりそうです。

 

 

 

 

昼間は気温高めで上着無しでも大丈夫でした、久しぶりの設営でも段取りを忘れることなく淡々と進めてこんな感じなりました。

 

 

焚き火は板の上に焚き火シート、焚き火台を使ってくださいとの事です。左のバケツは管理人さんが、焚き火する時に念のため置いておいて下さい、と水を入れて持ってきました。

 

 

 
 
フリー
 
13時半頃、設営も終わったので食事にしたかったのですが先に薪を買っておこうと思い、ついでにキャンプ場内を散策する事にしました。こちら管理棟内の様子です。オブジェなど飾られていますが薪以外の物は売ってなさそうです。

 

 

 

 

因みに管理棟は21時まで空いています。

 

 

 

 

管理棟隣にはシャワー室とトイレ、水場があります。お湯も出るのでこの時期には大変ありがたいのですが、こちらを使えるは管理棟が開いている21時までとなります。

 

 

 

 

 

薪の値段はこんな感じで少しお高めですが、量は多めな印象です。

 

 

 

 

 

 

管理棟隣の多目的エリア、子供が遊んだりするスペースになりそうです。

 

 

 

 

 

更に奥にはトイレ、水場。こちらもお湯は出るのですが、消灯時間の22時までしか使えません。なんでも凍結で水道管が破裂した事があるようなので夜中は止めているようです。

 

 

 

シンクにはスポンジ、洗剤もあります。

 

 

 

トイレは男子トイレだけですが、こんな感じになっています。めちゃくちゃお洒落でキャンプ場っぽくない雰囲気です。

 

 

 

 

 

今回のキャンプで一番驚いたのがトイレにエアコンが付いています。

 

 

夜中に来た時にも効いているのでめちゃくちゃ快適に利用できます。

 

 

 

 

トイレの隣にはゴミ捨て場、瓶、缶、ペット、その他燃えるゴミで分別すればOKです。焼き網も回収してくれて、ゴミ捨て場の隣に立てかけておけば回収してくれるとの事です。

 

 

 

ゴミ捨て場の隣には灰捨て場。

 

 

 

その隣には水場があり、焚き火台とか洗えそうです。

 

 

 

 

 

キャンプ場入って直ぐの景色、ある意味これが全ての広さになっています。

 

 

 

最奥のソロサイト辺りから撮った写真。

 

 

 

ソロサイト。

 

 

ソロサイト含め全てのサイトに電源が完備されています。生活音もあり車が往来する音も聞こえますが、目隠しをして没入感を出しています。全体的にゴミも落ちていないのですが、燃やす枝なども殆ど落ちていないです。

 

 

 

 

散策を終えて自サイトに戻ってきました、天気も良く気温も高めで本当に冬キャンプか!?と思う陽気でした。

 

 

 

 

 

買ってきたガスを充填します、火を付けてみるといつもより燃え方が一定で安定しているように見えます。今度からはこちらを使っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

散策時に薪を買いに行ったのですがPayPayが使えず、財布を取りに戻ろうと思ったのですが、管理人さんが後でサイトまで持って行くので、その時に支払いで良いですか?と言われたのでお言葉に甘えました。

 

 

広葉樹1束1,000円、量はまずまずあります。

 

 

 

 

合わせて開業記念のノベルティグッズを頂きました、shelter baseのマグカップとタオルですが普通に嬉し過ぎます。

 

 

こんなの貰ったら悪い事書けないじゃないか、と一瞬頭を過りましたがそれはそれ、といつもの調子で書こうと思いました。

 

 

 

 

落ちている松ぼっくり、枯れ枝と着火剤で炭に火を付けます。

 

 

 

 

 

火が安定するまで、今日の初卸ギアをご紹介。

 

 

ブラックフライデーで買っておいた火吹き棒とウインドスクリーンになります、家で開封すらしていない状態でどんなものか今日確認です。

 

 

 

 

火吹き棒は100均を使っていましたが直ぐに壊れるので、少ししっかりしたものを選びました。

 

 

選定した一番のポイントは無期限メーカー保証、この手の物は普通に伸縮させているだけなのに何故か壊れてしまうので、何度も交換してくれるのではないか、と期待しての購入です。

 

 

 

 

ウインドスクリーンは過酷な冬キャンプを少しでも快適にするために初導入になります。

 

 

高さは重さも考慮して40cmを選びましたが、ちょうど良いサイズ感でイメージ通りです。

 

 

 

 

14時頃、ようやく宴の開始です。一本目はいつものほろよい、少し前に飲んで美味しかったのでリピしました。

 

 

 

 

 

お昼は焼肉、いつもの感じですが、キャンプ場に来たら肉を焼きたくなるのは仕方がない事です。お肉はお値段押さえて見切り品を選びました。

 

 

 

安っすい肉ですが、たれを付ければ大抵の肉は美味しくなる。

 

 

 

 

一人焼肉、癖になります。

 

 

 

 

お腹が減っていたので暫く黙々と肉を焼いては食べてを繰り返していました。肉の焼ける至福の音、安かろうが高かろうが全ての肉に罪は無し、きっちり胃袋に収めていきました。

 

 

 

 

肉を一気食いしてようやく気持ちに余裕が出てきました、景色を見る心のゆとりもできました。

 

 

 

 

天気良すぎてレブルも喜んでるよ、と脳内でサムズアップ。

 

 

 

 

因みに隣は木々が茂っており、その奥が海上自衛隊の下総航空基地になっているのですが意外と静かな印象でした。

 

 

 

 

 

本日2本目にして最後のお酒はバー・ポームムのメロンとバニラ味、こちらも美味しかったのでリピしました。

 

 

この2本しか飲んでないのですがしっかりと酔いました。

 

 

 

 

肉も焼き終わって続いてはチョリソー、こちらも堂々の見切り品です。

 

 

 

 

 

何となく串に刺して炙りたかったので、炙り焼きです。

 

 

これで一旦焼くものは全て終わったので椅子に腰かけてぼーっとしていたら少し寝てしまいました。

 

 

 

 

16時半過ぎ、日も傾いて少し肌寒くなってきました。持ってきたワークマンのケベックとアルティメットパンツに履き替えて戦いに備えます。焚き火台も薪を投入し焚き火モードに移行します。

 

 

 

 

 

何となく温かいものが飲みたくなったのでコーヒーの準備を行います。

 

 

 

 

インスタント系は家から使う分だけちょこっと持ってくると買い出し時の出費が抑えられます。

 

 

 

 

暗くなる前に晩御飯の準備をします、今日は水餃子鍋。鍋の元は家にあった赤からの焦がしにんにく味を持ってきました。

 

 

 

 

 

準備が終わるころには薄明の空が広がります。

 

 

勝負の時はまもなくです。

 

 

 

 

18時頃、気温7°、辺りはすっかり暗くなったのですが、思ったほど寒くはないです。ウインドスクリーンの効果もボチボチと感じ、全然負ける気がしません。

 

 

 

 

 

用意していた鍋に火をかけて煮込みます、出来上がりはこんな感じになりました。

 

 

見映えよろしくないですが味は抜群に良いです。水餃子を食べたのも数年ぶりで鍋の具材として全然アリだと思いました。

 

 

 

 

鍋のお替りでもうワンセット食べて今日の夕飯は終了、あとはまったり焚き火タイムになります。

 

 

滞在している人は少ないのですが、各サイトに外灯が用意されています。キャンプ初心者だと真っ暗な状態よりも安心感があると思います。そう言えば滞在している中にデュオソロの女性2人がYouTuberっぽい雰囲気で固定カメラで自撮りをしていました。見た目は特段コメントする事はありませんが、固定カメラで自分を撮っている時点でYouTubeやっていると思ってしまう時代になったんだなぁと感じました。

 

 

 

 

19時半頃、焚き火をしていたら熾火ができまくったので、一旦捨てる事にしました。キャンプ場に火消し壺とスコップが用意されていたので、こういった急遽の対応もできて良かったです。

 

 

 

 

 

熾火を減らして焚き火再開、と思ったら暖かさがかなり減りました。

 

 

今日は思ったほど寒くなかったので良かったのですが、熾火の暖かさを理解した瞬間でもあります。

 

 

 

 

20時頃、今日のスイーツを食べる事にします。今回買ったのはワッフル、こちらも見切り品で安くなっていたのでつい手を伸ばしたモノになります。

 

 

 

 

まぁ、味は普通ですが、コーヒーが温かくてうまいです。

 

 

 

 

一人でワッフルを食べていたら、管理人の方が見回りに来て少し話をしていきました。良かった点や悪かった点など聞きたかったようなので、火消し壺の準備が良かった旨を伝えました。見回りの方の中に管理棟を設計した方もいらっしゃったので悪い点を全然言えなかったのですが、ソロサイトもフラットで周りから見える状況なので樹木等で目隠しが欲しかったです。多分、土日の混雑時にここでソロキャンやっている人は、周りのファミキャン勢からモロには見られたくないと思うので…。

 

 

 

 

21時過ぎ、薪が全て燃やしきれなさそうなので明日に持ち越すことにしました。昼寝をしてしまってまだ眠くは無いのですが、焚き火を終えた状態で外にずっと居続けるのも辛いのでシュラフの中で過ごす事にします。全ての荷物を幕内に移動させ、シュラフに潜り込みます。シュラフに入った瞬間全く寒さを感じず今日は余裕の勝利だと確信しました。暫く携帯をいじって過ごしていたのですが、横になっているとやっぱり眠気が来たのでそのまま眠る事にしました。

 

 

 
 
続きは別記事にて。