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中小企業診断士グループ“YTD”のブログ

~あなたらしさをプロデュース~
平成23年度中小企業診断士試験合格者4名で立ち上げた診断士グループ“YTD"のブログ。YTDとは、「やったるでー」の略。クライアントの「あなたらしさ」を大切した支援を致します。

しんしんです。

昨日はビジネス書出版アカデミーに出席しました。
八重洲の貸し会議室で、福島正人氏と日野眞明氏による講義があり、その後懇親会に参加しました。

初回の福島氏の講義では、「著作権」についての重要性を特に強調されておりました。
著作権は、本や映像だけではなく講演会の内容も含みます。

著書であれば、引用元を明示したり、講演会についてもコアな部分をそのまま書き写すようなことは控えなければなりません。当ブログでは、必ず引用元を明示し、セミナーや講演会について触れる時には、コアな内容は避ける一方で、良い方向での口コミになるように、こぼれ話的な内容に留めるよう気をつけております。これからは自分が著者となるわけですから、一層気を使う必要があります。

日野氏の講義は、「脳を揺さぶるマーケティング読本」(風出版)をもとに行われました。アイデア出しの方法など著作のコンセプトを構築する上で非常に有益な話を伺うことができました。
また、著書をいただきありがとうございます。

自己紹介の時にも触れたとおり、すでに著書としてまとめたいアイデアはあります。
ただし、そのアイデアを具体化するためには、正確な考証が必要となるため専門家の助力が必要です。
来週、専門家の友人と打ち合わせを行うことにしました。両者間で企画書のコンセプトを共有したいと考えています。

「取材の学校」に続き、一期生としての特典もフル活用させてもらうつもりです。

次回は来月の6日です。今から楽しみです。


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しんしんです。

商品企画がダメな会社は、ニッチ商品とアイデア商品の違いが分かっていない。

日比恆明氏の「下請けをやめてニッチをめざせ!!」では、隙間商品とアイデア商品の違いを次のように紹介している。

隙間商品
 ・社会が必要とするもの
 ・特殊な道具、機械
 ・比較的高価である
 ・その商品がなければ困るプロ、企業がある
 ・ニッチ企業が製造する
 ・長期的に販売できる

アイデア商品
 ・外観が目新しいものが多い
 ・一般性があり、家庭用が多い
 ・比較的安価である
 ・あれば便利であるが、なくても困らない
 ・大企業でも製造することがある
 ・流行のある一過性のものが多い

中小企業診断士一次試験のマーケティング科目で「製品ライフサイクル」があったのを思い出して欲しい。
アイデア商品は、一過性で一般性が高いものが多いため、短い期間のライフサイクルの製品を常に投入し続けなければ収益性を維持することができない。また、開発費を早期に回収しなければならないため、資金繰りも厳しくなる。

一方ニッチ商品は、長い期間の製品ライフサイクルが可能であるため、一度市場に出てしまえば、開発費の回収を急ぐ必要はなく、販促費も軽減できるため収益性が高い。まさに中小企業もしくは個人事業主向けである。

繰り返しになるが、ダメな会社はニッチを狙うつもりで製品やサービスの開発を行うが、正確に「ニッチ」を定義していないため、単に競合他社が引き受けたがらないような手間がかかる一方で薄利の製品やサービスの供給に甘んじることになっている。

そういう下請け仕事から脱したいという企業や個人事業主は多くいるはずだ。次回のYTDセミナーはそういう方に対して役立つセミナーとなるだろう。


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開催日時:6月29日(土) 18:15 - 20:45 (21:00から希望者で懇親会を開催します。)
場所:豊島区民センター(コア・いけぶくろ)第5会議室 (池袋駅から徒歩5分)
参加費:2,000円 (懇親会参加者は、+3,500円。)※当日受付にてお支払頂きます。

セミナーの詳細&申込は、以下をご確認ください。

http://kokucheese.com/event/index/90375/
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※講師プロフィール
日比 恆明(ひび つねあき)
弁理士・日比特許事務所。ニッチ企業研究の第一人者。
中小企業が生き残る道は隙間商品を製造することを理念に、脱下請け企業の支援を展開。
マスコミに一切載らない隠れた超優良中小企業を取材してきた経過で、中小企業が生き残る道は隙間商品を製造することであると結論づけ、単品商品で年間売上が1~5億円でありながら、粗利が6~7割のヒット商品がどのように生み出されてきたかを研究。
アイデアが生まれた原因、商品がヒットした理由、事業化の構想などを分析してきた。

●著書:
下請けやめてニッチをめざせ!!―不況知らずの超優良企業』(ウエッジ社発行)
大商談―これが“見本市”だ!』(ウエッジ社発行)
『日経ベンチャー』誌で平成15年 9月より一年間『ニッチのつわもの』を連載。
●ブログ:
日比 恆明のニッチでリッチ



中小企業診断士グループ“YTD”のブログ-YTD主催セミナーチラシ(表)中小企業診断士グループ“YTD”のブログ-YTD主催セミナーチラシ(裏)

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こんばんは。平阪@pingpanです。

6月開催のYTD主催『こんな時代に診断士として成功する方法講座』第3弾の実施内容が決定いたしました。
これまで「論語」「経済産業省」をテーマとして扱いましたが、今度のテーマは「モノづくり」を取り上げます。
「モノづくり」の中でも、「利益を生む商品開発」に着目し、商品開発をするために必要な“目利き力”を養うためのセミナーを開催いたします。

診断士として、モノづくり現場の支援に入る機会は多いです。
しかし、中小企業のモノづくりの現場は下請け企業が多く、経営的に苦しい立場におかれているのが現状です。
そうしたモノづくりの現場でキーワードとなるのが、「脱下請け」。
いかにして脱下請けを実現し、利益体質の企業へと変革していくか、とても難しいテーマではありますが、診断士としてそのノウハウを持つことは、強力な武器を持つことになります。

今回のセミナーでは、そうした脱下請け企業を育てるためのノウハウを伝授します。
このノウハウは、製造業を支援する診断士だけではなく、「新しい商品企画の発想」や「診断士として差別化を図るツール」としても応用できる内容です。

講師は、『中小企業が生き残る道は隙間商品を製造すること』を理念に、脱下請け企業の支援を数多く展開してきた、弁理士の日比 恆明(ひび つねあき)先生を迎えます。
数百以上の優良中小企業を取材して得た、実例・ノウハウは診断士必見。
多数の事例や実物をお見せしながら、先生の持つノウハウを本セミナーで紹介していただきます。


ぜひ、ふるってご参加くださいませ。

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開催日時:6月29日(土) 18:15 - 20:45 (21:00から希望者で懇親会を開催します。)
場所:豊島区民センター(コア・いけぶくろ)第5会議室 (池袋駅から徒歩5分)
参加費:2,000円 (懇親会参加者は、+3,500円。)※当日受付にてお支払頂きます。

セミナーの詳細&申込は、以下をご確認ください。

http://kokucheese.com/event/index/90375/
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※講師プロフィール
日比 恆明(ひび つねあき)
弁理士・日比特許事務所。ニッチ企業研究の第一人者。
中小企業が生き残る道は隙間商品を製造することを理念に、脱下請け企業の支援を展開。
マスコミに一切載らない隠れた超優良中小企業を取材してきた経過で、中小企業が生き残る道は隙間商品を製造することであると結論づけ、単品商品で年間売上が1~5億円でありながら、粗利が6~7割のヒット商品がどのように生み出されてきたかを研究。
アイデアが生まれた原因、商品がヒットした理由、事業化の構想などを分析してきた。

●著書:
下請けやめてニッチをめざせ!!―不況知らずの超優良企業』(ウエッジ社発行)
大商談―これが“見本市”だ!』(ウエッジ社発行)
『日経ベンチャー』誌で平成15年 9月より一年間『ニッチのつわもの』を連載。
●ブログ:
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しんしんです。

昨日の名人戦七番勝負第5局の初日は、相矢倉となりました。先手は羽生三冠、後手は森内名人です。

61手目までは相矢倉の3七銀3七角戦法の定石通りに進みました。羽生三冠は宮田新手により主導権を握ろうとします。しかし、62手目で△3七銀の打ち込みから定跡から外れました。

1時間44分の長考の後、▲5八飛と飛車を逃します。形勢はわかりませんが、やや後手持ちの声が挙がっていました。その後、65手目の▲1四銀の打ち込みから形勢が互角となります。

65手目の▲1四銀はほぼノータイムで差した手です。63手目の▲5八飛に長考をしていたので、羽生三冠にとって未知の局面に進んでいたものと思っていましたが、ノータイムということは、すでに研究済みなのでしょう。

その後、成銀と桂馬の交換があり封じ手となりました。現地では後手良しということですが、ニコニコ動画で解説していた鈴木大介八段によると形勢は互角だということ。

▲1四銀が研究手であるなら、羽生三冠の想定していた展開のはずですが、森内名人にも対策がありそうで二日目が楽しみです。

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しんしんです。

昨日の王位戦挑戦者決定戦は143手で行方八段が制し、タイトル初挑戦を決めました。7月から7番勝負を羽生三冠と争うことになります。

行方八段は、才能については広く認められながらも、不遇の時代が長く続いていました。昨年度のA級復帰、そして今回のタイトル戦初挑戦と波に乗っている棋士の一人です。

行方八段といえば、既に故人となった団鬼六氏との交際が有名です。「八段になったからにはそろそろ身を固めることを考えることも必要ではないかと思われる」という団氏のアドバイスに従ったためかはわかりませんが、結婚後の行方八段の堅調には驚かされます。

もし団氏がご存命であったら、どのように観戦記を描いたのだろうか、想像してみると微笑ましい気持ちになります。

羽生三冠対行方八段のタイトル戦、新鮮な感じがして今から楽しみです。

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しんしんです。

昨日はVF研でサイエストキャピタル株式会社代表取締役の北村嘉章氏による講演がありました。

当社では、グローバル顧問という人材派遣サービスを実施しています。しかし、「人材派遣」と言っても、一般的に想像する人材派遣とは異なります。

グローバル顧問というサービス名が示すとおり、中小企業に対して「顧問」を派遣するサービスを提供しています。中小企業はアイデアや商品はありますが、それをグローバルに展開させるために必要な人脈や財務管理を担える専門家に不足しています。

このようなニーズに対応するため、派遣される顧問は上場企業の取締役クラスの方であったり、ベンチャーキャピタルの経験者となります。出勤日数は高所大所からのアドバイスがメインになるため、毎日出社するようなことはなく、週1回や中には月1回程度の出社頻度の顧問もいるようです。

正直、不勉強でこのような会社が存在するとは知りませんでした。業界としては十分な市場規模があるそうで、競合もいるとのこと、当社の売りは単なるマッチングに留まらず、中小企業をコンサルティングする視点で顧問を派遣している点にあるとのことです。

もう少し詳しく知るために取材をしてみたいですね。

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しんしんです

昨日の東証日経平均株価は大幅反落し、終値は469円安となりました。前週に続き乱高下が続いています。

本ブログではアベノミクスに対して批判的な意見を表明し続けていました。金融緩和の本来の目的であった消費者物価の2%上昇の目処が立たなくなったことで、「一本目の矢」は失敗であったと結論を出しています。

株高をもってアベノミクスを成功としている経済評論家の方々もいるようですが、頼みの株高も怪しい雲行きになりつつあります。

だからと言って、「それ見たことか」というには、まだ早いでしょう。診断士にとって大事なことは経済学の原理原則に従って、今起きている経済現象を説得力のある形で周囲の人達に説明することです。

4月16日 アベノミクスについて
http://ameblo.jp/yattarude48/entry-11512724038.html

4月16日 アベノミクスの行く末
http://ameblo.jp/yattarude48/entry-11512431505.html

5月8日 アベノミクス 一本目の矢の行方
http://ameblo.jp/yattarude48/entry-11526744073.html


東洋経済6/1号の特集が「まだ間に合う日本株大作戦」となっているのは皮肉ですが、野口悠紀雄教授の連載では、長期金利に関する考察が載っています。

従来、長期金利上昇の原因として、銀行が国債を売って株を購入したからという説明がなされていますが、野口教授はこの説に疑問を投げかけます。

診断士の方であれば、財務科目で習ったように、国債はリスクフリーと見做されます。よって、銀行が、単純に国債を売却して、既に高値圏にある株式を購入するとは考えにくいですよね。

そこで、野口教授は銀行が国債を売ったことは事実だろうが、それは残存期間が長期の国債を売って、短期の国債を購入したのではないかという仮説を立てました。

確かに残存期間を短縮しておけば、金利上昇が生じた場合の損失を抑えることができます。つまり、銀行の国債売却は株式というハイリスク・ハイリターン投資を求めるような積極的なものではなく、将来的な金利上昇の可能性に備えた防御的なものだという説を唱えています。

長期金利の上昇は、金融機関に巨額の評価損を発生させるため、銀行がリスクヘッジをかけるのは当然の流れでしょう。1%の金利上昇で銀行の6.6兆円の評価損が発生するという試算もあるようです。


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こんばんは。平阪@pingpanです。

診断士になってから自分でセミナーを主催する側になることが多くなりました。
YTDでも主催セミナーをやったり、他のチームや団体でも自主セミナーをやったり。

セミナーを主催する側になってもっとも頭を悩ますのが、当日のドタキャンです。
参加される方それぞれ予定がある中で申込みいただいているので、当日に突然参加できなくなるのは仕方ないこと。
ということはわかっているのですが、主催者としてはけっこうダメージを受けます。
特に我々のようにまだまだ名の売れていない団体でセミナーをやろうとすると、集客がもっとも苦労します。
セミナーは参加者数が売上に直結。したがって、1人こなければそのまま売上減につながります。
大きな額ではないとしても、赤字にだけはならないように色々と考えて、ギリギリのところでやっていることが多いため、1名来ないと赤字になる場合もあります。
また、当日の参加人数を考えて、グループワークの割り振りも考えているので、来ない人が来るとその組み替えも必要になります。

もちろん、そうしたドタキャンを想定して準備はしているのですが、やっぱりドタキャンの数が多いとけっこう辛いです。

そんな主催者の気持ちがわかったとき、ワタクシ自身もできるだけ自分が参加者となった場合はドタキャンをしないようにすると決めました。
以前は、申し込んだけど行かないってこと多々ありましたが・・・
たぶん、その時に同じような気持ちを主催者与えてたんだろうなぁ。

そんなわけで、自分の経験からわが身を振り返ってみました。
気を付けます。

それでは。


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しんしんです。

25日土曜日は「SCMとIT経営・実践研究会」にお伺いしました。

実務補習で同じチームにいた方が所属しており、3月に見学させていただきました。研究会での発表内容が思った以上に高度で、将来の取材先にもなるかと思い、参加することにしました。

当日は、「ITマネジメントの変革」というテーマで武蔵大学経済学部教授の松島桂樹氏のチーム7名による講演でした。

IFRS(国際財務報告基準)については、数年前にだいぶ騒がれたためご記憶の方も多いと思います。2012年までに上場企業にIFRSの適用を義務付けるかどうかを決定し、その後数年以内に適用を開始するというスケジュールが決められていましたが、2011年3月の大震災後にスケジュールの先送りが決まりました。

当時のITベンダーはIFRSの適用は会計システムの変更を必然的に伴うため、日程の先送りにだいぶガッカリしたそうですが、今回の研究会では、IFRSの問題提起を「コストが適切だと各国の課税当局に説明できるようにすること」と定義していたのが新鮮でした。併せて、最近ケイマン諸島などの租税回避地の問題がクローズアップされていることにも触れていました。

また、経営者とプロジェクトマネージャーとの認識の違いについて触れられていました。
プロジェクトマネージャーが目標として与えられるQCDは、戦略策定の結果として決まります。つまり、経営者は戦略については関与していますが、その先のQCDまでは把握していないことが多い。また、トラブルが起きた時、プロジェクトマネージャーはIT用語を使って説明してしまう癖もあるため、経営者にとってはますます理解出来ない世界の出来事にになってしまう。

バブル崩壊後のメガバンク誕生時に三菱東京UFJ銀行が統合したときに、システムトラブルなかった理由として、三菱銀行の歴代の頭取が情報システム担当役員の経験が必須だったことを挙げられていました。他のメガバンクの統合時と比べてみると、確かにトラブルらしいトラブルはなかったと思います。

全般的に大企業向きのトピックが多かったのですが、中小企業に関することでは「IT経営力大賞」について知ることができました。
受賞した企業に対し取材をしてみたいですね。

4時間以上に亘るセミナーで他にも取り上げたいトピックがあります。追々、紹介していきたいと思います。

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しんしんです。

川淵日本サッカー協会最高顧問は、なでしこジャパンの将来について楽観的な見通しを持っていないようだ。

経済セミナー4・5号での取材に次のように答えている。

「欧州でも人気選手は結婚すると家庭に入ってしまうので、女子サッカーの先行きはそんなに明るくないと、この前、オフト元日本大京監督も言っていた。子供を産んでサッカーを続けたのは、日本では宮本ともみだけです」

「まだ女子サッカーの歴史は浅いので、これからサッカーを続けられる環境をどうつくり出すかという問題がありますね。今、ヨーロッパでも相当力を入れてやっているので、大きくかわっていく可能性がある。」

「宮本ともみはできたんだから(中略)彼女は子供とベビーシッターを連れてヨーロッパ遠征へ行きましたから。その成功例をみて、我も我もと後に続く選手が出てくればいいと思います。」

日本代表クラスでさえも出産後の現役続行が難しい環境があることに触れた後、女子サッカー選手特有の育成環境の問題点を挙げている。

「小学校では男の子と一緒になれるわけですね。(中略)中学校に入るとサッカー部がないからほとんどがやめてしまって(中略)今の問題は中学校にサッカー部をどうつくるかです(中略)いちばん伸びる中学時代に女子サッカー人工を減らさないことが重要ですね。サッカー部がないと、運動能力の高い子はほかの狭義にいってしまうのです。」

「中学校年代にサッカー部がないため、発展が阻害されている。これを僕は、「暗黒の世代」と言っているのですが、多大な損失です。問題意識をずっと持っているのですが、なかなか解決策が見つからない」

米国では、サッカーはむしろ(アメフトに比べると)女性向きのスポーツと捉えられているため、日本の中学生のようなハンデはないのかもしれない。スポーツのような特殊な才能を求められる分野は子供の頃からの積み重ねがモノを言う。

しかし、2011年のWCと2012年の五輪で大活躍をしながらも、トップが依然危機意識を持ち続けていることは素晴らしいことだと思う。

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