【12月デビュー】シルク2023年度募集馬答え合わせ⑦ | バッタの一口馬主データ分析室

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  12月デビューのシルク馬

 

  ソニックステップ(ステップオブダンスの22)
ダ1800 1着 506kg

募集時評価 B+

【価 格】3000万円(一口6万円)
【血 統】父ドレフォン×母父ゴールドアリュール
【厩 舎】高野友和厩舎
【馬 格】2月12日生 438kg 予想馬体重480kg 管囲20.5cm(+0.43)
【母能力】OP 賞金5735万円 ダート中距離
【繁殖力】牝系活力38pt 出産時8歳 第1仔 

~総 評~

 母は大井デビューで地方重賞を走り、賞金を稼ぎました。母の能力を診断するのは難しいですが、中央2勝ぐらいの力はあるのではないかと思います。

 3代母にフラワーC2着、クイーンC3着のダンスダンスダンスがいる他、母母からの派生でエルムS勝馬ハイランドピークが出ており、牝系の活力は悪くありません。ただ、近親には地方馬が多いのは注意が必要です。

 今年は牡馬だったらなーというダート血統の馬が多いのですが、本馬は狙い通りの牡馬。

 初仔ながら予測馬体重は標準以上で、管囲も十分で、馬格負けする心配はなさそうです。

 母が地方馬で初仔ということもあり、3000万円という価格に抑えられていることも相まって人気になっていますね。

 父ドレフォン×母父ゴールドアリュールの血統はまだ結果が出ていませんが、まあここからでしょう。

 ダート路線も整備されるので3歳ダート路線で大暴れしてほしい1頭です。

 

ツアー時評価

牡 2月12日生
【ツアー時馬体重】 438kg ⇒ 460kg (+22kg)
【デビュー時想定馬体重】 500kg弱
【デビュー時期】標準ぐらい。夏~秋にかけて
【適性】ダートマイル以下、短距離
【性格】自発的に動いて群れを動かすタイプ。喧嘩をけしかけられたり、けしかけたりすることはあまり見たことがない。性格的には落ち着きがある。これまで要らないけがをしたことがない。
【その他】
 瞬間的にトップスピードに乗る能力は光っており、やはりその点からも短距離が合いそう。
 初日から落ち着いて対応できる精神力はアドバンテージになる。
 歩様は低重心で若いうちからしっかり動けている。

 

 

  スターライトナイト(ムーンライトナイトの22)
芝2000 11着 424kg

募集時評価 E

【価 格】1500万円(一口3万円)
【血 統】父ルーラーシップ×母父ステイゴールド
【厩 舎】伊藤大士厩舎
【馬 格】3月18日生 403kg 予想馬体重440kg 管囲19.3cm(-0.03)
【母能力】3勝C 賞金3790万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力25pt 出産時7歳 第1仔 

~総 評~

 母は息長く芝中距離路線で活躍した馬で2勝クラスを突破しており、能力は中々です。

 本馬は初仔の牝馬で、それだけでも厳しいのですが、父ルーラーシップの活躍馬は多くが短距離馬の母との組み合わせであり、母父ステイゴールドが合うとは思えません。

 母の競争成績を考えると価格は相当抑えられていますが、初仔の牝馬、牝馬には厳しい芝長距離を見据えた配合とかみ合っているとは思えません。

 馬格ももう少し欲しいです。

 同じような条件のジーナスイートの22よりは買いやすいかなとは思いますが、、、

 

ツアー時評価

 なし

  プラウドモーメント(プラウドスペルの22)
ダ1800 7着 476kg

 

募集時評価 B

【価 格】3500万円(一口7万円)
【血 統】父ドゥラメンテ×母父Proud Citizen
【厩 舎】林徹厩舎
【馬 格】3月13日生 439kg 予想馬体重470kg 管囲20cm(+0.07)
【母能力】米G1
【繁殖力】牝系活力126pt 出産時17歳 第9仔 542013X未

~総 評~

 叔母のCall Her Magicからの派生で3頭のGⅠ馬が出ており、米国で活力を保っている牝系です。

 勝ったGⅠはアラバマSとケンタッキーオークスといずれも一線級が集まるGⅠでその価値は高く、母の競争能力に疑いはありません。

 仔は、ここまでディープ3回、ドゥラメンテ2回と上位種牡馬につけられており、重賞馬こそ出していないものの、平均勝利数2勝を超える素晴らしい繁殖成績です。

 父ドゥラメンテとはいかにも合いそうで、実際、同じ組み合わせのアスクドゥラメンテは4戦3勝、2着1回とほぼパーフェクトな戦績。

 産駒傾向を見るに母の主張が強く、ほぼダートで出ており、ドゥラメンテも母次第ではダートでも出る種牡馬ですから、組み合わせ的にはダートに出そうです。

 そのため、牝馬はマイナスですが、この母に父ドゥラメンテで3500万円はさすがに安いですね。

 母がやや高齢なのは気になりますが、それを差し引いてもいい馬です。

 欲を言えばもう少し馬格が欲しかったですが、この価格帯の馬にそれはさすがに求めすぎでしょう。

 実績で取れないかなと思ってましたけど無理そうなので諦めます涙

 

ツアー時評価

牝 3月13日生
【ツアー時馬体重】 439kg ⇒ 457kg (+18kg)
【デビュー時想定馬体重】 480kg、ゆくゆくは500kg
【デビュー時期】成長速度は普通よりやや早め。来週移動。夏終わりから秋口ぐらい
【適性】ダート中距離がメイン。ただ、芝をまずは試すと思う。
(本音だとどっちですか?)ダートですね。血統的にも馬格的にも。
【性格】気の強さはあるが、基本的には大人しいので手はかからない。リハーサルではうるさいところを見せたが、初日は落ち着いて、学習能力の高さを見せてくれた。
【その他】
 いわゆるO脚にはなっているが、それほど大きなずれではないので心配はいらないと思っている。これまで足元や体調面で不安が出たことはない。
 上の仔が同配合で走っているのが頼もしい。
 瞬発力型かパワー型かと言われたら、パワー型。
 今後、お母さんにもっとダートに寄せた配合をしても個人的には面白いと思っている。それこそブリックスアンドモルタルなんかを配合したらいい仔が生まれるのではないか(※ブリモルはダートに寄った血統という認識なんだと少し意外でした)。

 

  スイートグルーヴ(ジーナスイートの22)
芝1800 4着 446kg

募集時評価 E

【価 格】2000万円(一口4万円)
【血 統】父ルーラーシップ×母父ステイゴールド
【厩 舎】青木孝文厩舎
【馬 格】5月12日生 364kg 予想馬体重430kg 管囲18.2cm(-0.85)
【母能力】1勝C 賞金3057万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力30pt 出産時7歳 第1仔 

~総 評~

 母は芝マイルで1勝するも、その後1勝クラスを突破できず。能力は可もなく不可もなく。

 ムーンライトナイトの22と同じく父ルーラーシップ×母父ステイゴールドの組み合わせ。

 ムーンライトナイトの22よりも母の能力が足りていない分さらに厳しく、馬格も管囲も相当厳しいです。

 

ツアー時評価

 なし

 

  テットドール(パールデューの22)
ダ1400 7着 462kg

募集時評価 C

【価 格】2800万円(一口5.6万円)
【血 統】父スワーヴリチャード×母父キングカメハメハ
【厩 舎】庄野靖志厩舎
【馬 格】2月12日生 401kg 予想馬体重430kg 管囲19.2cm(+0.24)
【母能力】3勝C 賞金2900万円 ダート中距離
【繁殖力】牝系活力45pt 出産時6歳 第1仔 

~総 評~

 母はマイルCS勝馬ブルメンブラットの仔で、まずは芝でと期待されましたが、実際にはダート中距離を走って、早々に3勝を挙げ、3勝クラスに昇級し、それと同時に地方交流重賞に参戦しましたが、そこで競争中止となり、そのまま引退となりました。競争能力は高かったです。

 牝系は、ブルーメンブラット以外特段活躍馬は出ていませんが、ブルーメンブラットがいれば十分でしょう。牝系の後押しはそこそこ期待できるでしょうか。

 初仔の牝馬らしく、馬格に問題があります。

 父スワーヴリチャードは魅力ですし、母の競争能力も高いので、これだけなら同じ父のマルーンよりもと思いますが、予測430kgはいかにも初仔の牝馬という感じなので、手が出ません。

 母の産駒が今後もシルクで募集されるのであれば、そのときに期待したいと思います。

 

ツアー時評価

牝 2月12日生
【ツアー時馬体重】 401kg ⇒ 412kg (+11kg)
【デビュー時想定馬体重】 440kg弱
【デビュー時期】早くはない。秋頃
【適性】芝1600m~2000m
【性格】前向きな気性で、喧嘩は弱くない。前進気勢に富む。人に対しては従順で手はあまりかからない。
【その他】
 放牧地での運動範囲が広く、かなり活発に動いている様子。

 

  サンタンドレア(サラキアの22)
芝1600 8着 430kg

募集時評価 E

【価 格】7000万円(一口14万円)
【血 統】父エピファネイア×母父ディープインパクト
【厩 舎】池添学厩舎
【馬 格】2月22日生 391kg 予想馬体重420kg 管囲19cm(+0.14)
【母能力】OP 賞金3億4690万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力168pt 出産時7歳 第1仔 

~総 評~

 母は名繁殖サロミナの第2仔で、5歳時に府中牝馬Sを制すると、その勢いのままエリザベス女王杯2着、有馬記念2着とGⅠでも力を見せ引退しました。競争能力は最上位です。

 母母サロミナからは、母サラキア以外にも、2歳マイル王者サリオス、ローズS2着馬サリエラが出ており、繁殖実績は最高クラスです。

 牝系ラインはこのように最高クラスの本馬ですが、初仔の牝馬ゆえ、2月生まれで400kgを切っており、馬格には相当不安があり、管囲も十分とはいえません。

 ゆくゆくは大物が出そうな牝系ラインですが、今回は条件が悪く、見送ります。

 

ツアー時評価

牝 2月22日生
【ツアー時馬体重】 391kg ⇒ 417kg (+26kg)
【デビュー時想定馬体重】 430~440kg
【デビュー時期】早め、夏頃には
【適性】芝1600m~2400m
【性格】神経質で環境の変化には強い方ではない。2日目まではかなり敏感な感じで、初日は触るのは難しかった。
【その他】
 体がやわらかく、放牧地ではスライドの大きな走りを見せており、俊敏さはかなり高いのではないかと思う。
 この血統は仕方ない面もあるが、神経質なところが解消されていってくれればと思っている。

 

  ワスカル(コパカティの22)
芝1800 7着 516kg

 追加募集

 

 

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