【11月デビュー】シルク2023年度募集馬答え合わせ⑥ | バッタの一口馬主データ分析室

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  11月デビューのシルク馬

  ヴィクトワールバゴ(ヴィクトリアピースの22)
芝2000 3着 462kg

募集時評価 D

【価 格】2500万円(一口5万円)
【血 統】父バゴ×母父ヴィクトワールピサ
【厩 舎】稲垣幸雄厩舎
【馬 格】1月27日生 432kg 予想馬体重470kg 管囲20.2cm(+0.36)
【母能力】1勝C 賞金700万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力36pt 出産時6歳 第1仔 

~総 評~

 母は新馬勝ちの後、1戦して両足屈腱炎。それでもと1年半越しに復帰するも再度屈腱炎を発症し引退しました。1勝馬ではありますが、能力的な底は見せておらず、競争能力は未知数でした。

 1勝馬の母の初仔にバゴで2500万円なら高すぎるわけですが、ブラストワンピースを叔父に持つことからこの値段に。

 バゴはクロノジェネシスの成功によってごまかされている感ありますが、基本的には失敗種牡馬ですので、父に過度な期待は禁物です。

 牝系の活力を信じるなら買えますが、個人的に条件はあまりよくないかなと思います。

 

ツアー時評価

牡 1月27日生
【ツアー時馬体重】 432kg ⇒ 457kg (+25kg)
【デビュー時想定馬体重】 480kg
【デビュー時期】ゆっくりめ。現時点では時期についてはなんとも。
【適性】芝中長距離
【性格】人懐っこく、メンタルが強い
【その他】
 セールスポイントは、歩様で、やわらかい歩様ながらキビキビ歩けるところは筋肉の質の良さを表していると思う。
 体が薄めで、性格面も問題になるところがないので、芝の長めの距離が合っていると思う。

 

  レジーナシルバルム(グリューネワルトの22)
芝2000 11着 454kg

 追加募集

  ベルアーブル(アグレアーブルの22)
芝1400 2着 430kg

 

募集時評価 C+

【価 格】2800万円(一口5.6万円)
【血 統】父ビッグアーサー×母父マンハッタンカフェ
【厩 舎】新規開業厩舎
【馬 格】4月8日生 384kg 予想馬体重440kg 管囲20.1cm(+0.96)
【母能力】2勝C 賞金4270万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力18pt 出産時9歳 第3仔 0未

~総 評~

 母はシルク募集馬で、マンハッタンカフェ産駒らしい芝中距離馬で、2勝クラスでの3着が複数回と競争能力は上々でした。

 母母プリティカリーナは派手さはないんですが、堅実に走る仔を出す繁殖であり、牝系の活力はそこそこです。

 父ビッグアーサーは、1400ですら長い生粋のスプリント種牡馬で、母父マンハッタンカフェでもスプリンターなんでしょうね。

 馬格はもう少しほしいですが、スプリンター前提なら多少小さくても許容できます。

 ビッグアーサーの牝馬に2800万円ですか、高くなりましたねぇ…

 

ツアー時評価

牝 4月8日生
【ツアー時馬体重】 384kg ⇒ 393kg (+9kg)
【デビュー時想定馬体重】 460kg
【デビュー時期】夏~秋
【適性】馬体は芝1600m~1800mだが、気性的に短距離
【性格】気性は強く、他馬にもふっかけにいく牝馬にしては珍しいタイプ。人に対しては従順で鞍つけなどは終わっている。しかし、精神的にまだまだ幼いところがあり、落ち着きが足りない。ツアー初日は鳴いて他の馬をずっと呼んでいた。
【その他】
 馬体は母父マンハッタンカフェということもあり、中距離まで対応できそうな体をしているが、気性が幼く、距離がもたないかもしれない。
 スピードはあるので、短距離も問題はないと思うが、精神的な幼ささえ解消できれば1800mぐらいでも面白いと思う。まだまだ子供

 

  レイナサグラーダ(モアザンセイクリッドの22)
芝1800 8着 432kg

募集時評価 D

【価 格】3000万円(一口6万円)
【血 統】父レイデオロ×母父More Than Ready
【厩 舎】小栗実厩舎
【馬 格】4月27日生 364kg 予想馬体重430kg 管囲19cm(+0.09)
【母能力】新G1
【繁殖力】牝系活力43pt 出産時13歳 第6仔 0-X03未

~総 評~

 母は、ニュージーランドオークス勝馬。GⅠとはいえ流石にニュージーランドのレベルは疑問で、競争能力はそこそこレベルか。

 輸入後の3頭の産駒は未勝利で終わりましたが第4仔で未勝利から3連勝で準OPまで昇格したドゥレッツァを出しました。

 4代母まで遡ると活躍馬は多数いるのですが、3代母からの派生でいうと活躍馬は母のみで、牝系の活力はぼちぼちといったところでしょうか。

 父レイデオロのこれまでの産駒を見るに、キレに欠ける馬が多く、母の血にはSSがほしいです。

 また、4月末の生まれとはいえ、364kgは心配で、馬格的には苦労しそうです。

 条件的には苦しいですが、兄ドゥレッツァはまだまだ勝ちそうで、先物買い的な魅力はあります。

 

ツアー時評価

牝 4月27日生
【ツアー時馬体重】 364kg ⇒ 396kg (+32kg)
【デビュー時想定馬体重】 420~440kg
【デビュー時期】
【適性】芝中距離まで。長距離をこなす体力はないと思う
【性格】人のことが大好きで、すぐに寄ってくる。鞍つけも全く拒否することなくすんなり。人をよく信頼してくれている。
【その他】
 精神的にとても大人で、人のことを信頼しているのは今後にとって大きなプラス。
 また、自立心があるタイプで、他馬に対して、ここまではやってよい、ここまではいやという線引きを自分にも相手にもできるタイプで、人よりもよっぽど大人。
 体力にまだ自信がないので、これから調教をこなすなかで体力をつけていってほしい。

 

  コズミックダンサー(ギエムの22)
芝2000 7着 478kg

募集時評価 

【価 格】4000万円(一口8万円)
【血 統】父アドマイヤマーズ×母父Medaglia d'Oro
【厩 舎】藤原英昭厩舎
【馬 格】3月29日生 416kg 予想馬体重480kg 管囲20.3cm(+0.23)
【母能力】未出走
【繁殖力】牝系活力88pt 出産時8歳 第4仔 23未

~総 評~

 母は米国2歳女王オーサムフェザーの初仔でしたが、デビューできず。

 第2仔で若葉S勝馬ショウナンバシットを出しました。

 母母オーサムフェザーはここまで十分な繁殖成績とはいえず、牝系の活力は若干疑問はありますが、母の繁殖成績は期待以上です。

 ここまで仔は2頭とも長距離に寄っていますが、アドマイヤマーズとの組み合わせならマイルか1800mぐらいまででしょうか。こればっかりはアドマイヤマーズのタイプ次第なのですが、今のところ産駒の形はダイワメジャーに似たムキムキタイプが多いように思うので、マイルぐらいが得意そうな気がしてます。

 馬格は理想で、管囲もじゅうぶんです。

 この繁殖成績で、牡馬4000万円は、最近の基準からすると安く、人気なのもうなづけます。

 

ツアー時評価

牡 3月29日生
【ツアー時馬体重】 416kg ⇒ 433kg (+17kg)
【デビュー時想定馬体重】 470~480kg
【デビュー時期】夏頃。来週移動
【適性】芝マイル~1800m
【性格】大人しくて賢く、人の意図を理解する能力が高い。人が多い場所などには慣れておらず、初日は暴れることこそなかったが、すこし落ち着かない様子だった。馬に対してはいい意味で前向き。
【その他】
 手術の影響はないと考えて大丈夫。
 体全体がやわらかく、いい動きをする。
 放牧地っでも俊敏な動きを見せている。
 藤原師も2日前に本馬を見て、ギエムの産駒の中では一番いいのではないかと言っていた。
※昼食時に5000万円以下で出来のいい馬を教えてくださいとの質問に対して、挙がった2頭のうちの1頭。(もう一頭はアナスタシアブルー)

 

  レイクストライプス(インファルターメの22)
ダ1600 1着 484kg

 追加募集

 

  ダブルイーグル(ブラックエンブレムの22)
芝1800 6着 504kg

 

募集時評価 E

【価 格】8000万円(一口16万円)
【血 統】父ロードカナロア×母父ウォーエンブレム
【厩 舎】国枝栄厩舎
【馬 格】3月5日生 415kg 予想馬体重470kg 管囲20.7cm(+0.86)
【母能力】OP 賞金1億5950万円 芝中距離
【繁殖力】牝系活力216pt 出産時17歳 第10仔 3280232-1-未

~総 評~

 すっかりシルクでお馴染みの母ブラックエンブレム。現役時は人気薄で秋華賞を勝利し、繁殖としても重賞馬3頭を出すなど、日本屈指の現役繁殖馬です。

 高齢になっても繁殖成績は落ちていませんが、出産時17歳では流石にそろそろという気もします。

 キズナ牝馬で5000万円、キタサン牡馬で3500万円という価格と比較すると、勢いの落ちた父ロードカナロアの牡馬で8000万円という価格はかなり厳しいです。

 自信はあるからこそこの価格ということなんでしょうが、条件的に購入対象にはなりません。

 

ツアー時評価

 なし

 

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