極右マダムの差別主義 | 追憶の骨 (bones)

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音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


(報道ステーション 7月19日)

東京都知事選、極右マダム 小池百合子の差別主義が炸裂してますね~、この方の「底意地の悪さ」が丸出しです。

早速、その発言を見てみましょう。



安倍晋三や稲田朋美もそうですが、この方も「自分の言葉に酔っている」感じ、極右政治家の特徴ですね。

この発言の何が問題なのか、整理しましょう。


■ 「病み上がり」というレッテル差別

例えば、風邪で会社を何日か休んだとしましょう、その人が出社した時は「病み上がり」という状態になります。これは差別でも何でもありません。

でも、何日か経てば、もう「病み上がり」とは呼ばれません。つまり「病み上がり」というのは、病気から復活した時の一時的な状態にすぎないのです。

鳥越さんの場合を考えてみましょう。


最後の手術から再発もなく、7年が過ぎた鳥越さん、2012年にはホノルル・マラソンを完走したそうです。

つまり、現在の状態は「病み上がり」とは言えません。

ところが小池百合子は、闘病生活から復帰した鳥越さんに対して、過去の一時期、「病み上がり」状態だったこと持ちだして、まともに働くことはできないというレッテルを貼り、マイクで拡散しているワケです。

これは明らかな差別です。

目の前の個人を見ずに、過去のことだけで「ダメの烙印」を押すような差別主義者が、はたして都知事に適任なんでしょうか。



「病み上がりの人に『病み上がり』って言って、何が悪いの?」

直訳すると、こういう意味です。

小池百合子の言い分が成立するなら、2003年に前立腺がんで手術を受けられ、その後、公務に復帰された天皇陛下も「病み上がり」ということになります。はたして小池百合子は、天皇陛下に向かって、同じことを言えるんでしょうか?

予想通りですが、やっぱりこの人、最低ですね。

ちなみに、極右の政治家はすべて差別主義です、というより、差別主義がなければ、日本の極右思想は成立しません。戦前の日本も、徹底した差別社会でした。その名残が、今も僕らの日常は溢れています。



■ 酷い言い訳の連続

この騒動の発端となったシーンはこれ。

(バイキング 7月19日)

「これが選挙なんですよ、坂上さん、アハハハハ…。」


… 今まで、どんな選挙してたんだよ…??

さらに…

「大変、お気遣いをしているワケです、鳥越さんに…」

… 全然してね~じゃん!

最後には…

「まぁ、トランプさんなんて、もっとスゴイ事言ってますよね…。」

… おいおい・・・。

最後には、普通のおばちゃんみたいになっちゃってますね。

酷い言い訳の連続です。

極右思想の人は、人前での発言は勇ましくても、立場がマズくなると豹変します。必ず誰かのせいにして逃げ出します。

信用すると、必ずダマされます。



<おわり>