どうも!ふぁんとむです。

 

80歳を超えて、高齢になってもバリバリ良い声で歌うにはどうしたら良いのか?

というテーマで今日はお話していきます。

 

そもそも高齢でも良い声で歌うのは可能なのか?

 

可能です!

確かに、私自身は80歳になったことがないので、

「確実にできます!」とは言い難い節はあるのですが…

しかし、解剖学的な学者ボイトレの観点から、それは可能であるとされています。

 

少なくとも、声を出す習慣がまず第一。

そしてきちんとしたボイトレや歌唱をコツコツ続けて、

喉を良い状態にキープすることで、

高齢になっても、いい声で歌い続けることができます。

 

どのくらいのクオリティで可能なのか?

一般的なイメージとしては、

80歳を超えた人の声は、かさかさしていたり、

力のない感じだと思われがちかと思います。

なので、

「良い声で歌えるといっても…まあそれなりだろう」という気がしてしまいます。

 

しかし、学者ボイトレを早いうちから正しく実践していけば、

相当なクオリティで歌い続けることが可能だとされています。

 

かなり長くなるため詳細な説明は割愛しますが、

学者ボイトレの理論がわかれば

聴いてくれる人をあっと言わせるくらいの喉を保てると

みなさんも思っていただけると思います。

 

 

実際に高齢でも歌っている人たちの例

齢80を超えてもとっても素敵に歌っている方はいます。
 
例えば、ジャズ・ポップ界のレジェンド、トニーベネット
残念ながら、彼は2023年に96歳で亡くなってしまいましたが、
94歳を超えてもなお、素敵な声を世界に届けていました。
もしコロナがなければ、きっと100歳まで歌い続けたのではないかなと
思っています。
 
個人的に大好きな85歳の頃のバースデーコンサートの映像があるので、
リンクを貼っておきます!
 
 
オペラ界にも、80歳を超えてなお
素晴らしい声を轟かせていた方がいます。
アンジェロ・ロ・フォレーゼというイタリア出身の彼は、
100歳を迎えた2020年に亡くなってしまいました。
92歳の時の「誰も寝てはならぬ」があるので、
そちらを貼っておきます!

 

 

どうしたらずっと素敵に歌えるのか?

私は彼らの歌の練習を知らないので、

果たして「死ぬまで歌える声で居続けよう!」と

思っていたかは分かりません。

 

彼らはまさしく天性の声を持って生まれた人たちですが、

そんな彼らでさえ、歌い続けなければきっと、

もっと早くに声は寿命を迎えていたことでしょう。

 

人々に求められ、歌い続けることができたので

喉が保たれた、ということは確実にあるといって良いはずです。

 

歌い続けること、喉を使い続けることで

喉の筋肉は常に刺激されるので、老化を防げます。

 

ずっと素敵に歌うには、まず歌い続けること。

それが一番に大事です。

 

専門的な視点からアドバイス

ずっと歌い続けるのが大事とはいえ、

私たちには彼らのような素晴らしい天性の声はありません。多分。

 

そもそも声に悩みがある状態で歌い続けていくより

しっかり悩みを克服して、少しでも素敵な歌声になって

キープしていきたいですよね。

 

いくつかのアドバイスがありますが、

今回は「平べったい声」を出す

ということをおすすめしたいと思います。

 

どんな声かというと…

 
聴けない場合は

こちら

 

 

 

これによって側輪輪状披裂筋(そくりんじょうひれつきん)や

披裂間筋(ひれつかんきん)という、声に芯を出す筋肉が

刺激されていきます。

 

上記の2人は歳をとっても

この筋肉が保たれているように聴こえます。

 

ぜひ、早いうちからこれを鍛えて、

元気に歌って

80歳まで声を保ちましょう!

 

 

ボイトレは独学ではなくレッスンを受ける方が

正しく筋肉を鍛えられ、効率よく成果を獲得できます。

ボイトレはこちらからぜひご検討ください〜

 

 

 

ども、草間です。

久しぶりにブログを書きます。

ブログの更新をやめてからも、ずっと歌の仕事させていただいたり、合唱曲を作らせていただいたり、ボイトレもさせていただいたりとしていました。



ただ、1番おおきかったのは、

オールドイタリアンスクールメソードと、

フースラーメソードとの出会いでした。



その二つに出会うまではずっと、

やれポジションだ、腹圧呼吸だなんだと、

色んなことをがむしゃらに

ひたすらにやっていました。



でも、

そういうのはあまり必要なかったんだなと

ようやく理解することが出来た次第です。



劣等生ながら音大に入って、

順位も下から数えた方が早いって感じで、

毎日苦しみながら歌っていた僕なのですが、


色んな先生に教えていただいたことや、

自分で研究をして編み出したものとか、

考え出したものの中には、


そのフースラーメソードや

オールドイタリアンスクールメソードに

共通する部分もいくつかありました。


それらのおかげで、

運良く劣等生からは抜け出し、

歌のお仕事をさせていただけていたのだなと

思います。



でも、

それらだけでは不十分だったし、

確実性の低いものだったということは、

今回勉強してまじまじと感じさせられました。



ただ、学生時代から今に至るまで

起きてる間はずっと

声のことを考える習慣がついていて

人よりも、歌う時間や声を考える時間が

長かったために、


メソードの実践のしやすさは結構あって、

おかげさまで、

テノール歌手としては

絶対に持っておきたいHi C(C5)が

安定してきたばかりでなく、


最近のポップス(ミセスとかサウシーとか)も、

結構楽に歌えるようになってきました。



上を目指せばいくらでもすごい人はいるんで、

おごるつもりはありませんが、

でも確かに言えることは、


正しい練習さえすれば、

声の機能は、青天井で向上していく

ということです。



フースラーメソードや

オールドイタリアンスクールメソード、

そしてそれらを解き明かしてくれた

学者・研究者のみなさんには、

本当に感激し、感謝するばかりです。



そして、

現代に氾濫しているボイトレの情報が、

いかに間違っているものばかりなのか、

ということについても、

ひしひしと実感をしているところです。



このブログはまだまだ読者も少ないのですが、

少しずつ更新して、

まだ浸透していない

本当のボイトレの練習というのを

みなさんにもお届けしていければなと思います。



少しでも、

過去の僕のような

ボイトレ難民が減ることを願って!


ではまた!

テノールという声種は、高音との勝負が常につきもの。

初心者の方は、

「上のファ(F4)がでません!」というところから始まりますし、上級者になれば音域は更に上のド(C5)のあたりまで頑張ってやっていかなくてはなりません。


更に本格的にやっていくとなると、

「とりあえず音がでればオッケー!」というわけにもいかなくなり、

響きや声質など、色んなことにこだわっていくことになります。

声というのはとても奥深いものなんですね。


さて、

そんなテノールにまず大事なのは裏声です

裏声の発達によって、音域が伸び、安定していきます。


しかし、

毎日裏声の訓練だけしていても、いいテノールにはきっとなれないことでしょう。

当然、地声の練習も必要になってくるのです。


なぜかと言うと、

地声には声にパワー感を持たせる役割があるからです。


重たいテノールでも、軽いテノールでも、この要素というのは必要になってきますし、オペラ系の歌い方は特にやらなくてはなりませんが、合唱団員としてテノールを歌う場合にもこれをきちんとやっている方がやはりパートに響きの厚みが出てきます。


高音ばかり気になるのもわかりますし、ついつい練習では高い音に集中しがちになってしまいますが、

低いド(C3)付近の音や、それより低い音などもしっかりと練習してください。


それにより、充実した響きの中低音、そして高音をだせる良いテノールになっていくはずです。


ここで勘違いしてはいけないことは、

地声の要素が大事だからと言っても、高い音を太く、重たく出すというわけではないということです。

そのようにしてしまうと、踏ん張ったような聴きにくい音質になるだけでなく、高音は出しにくくなり、響きも失われてしまいます。


あくまでも低音をしっかり練習することで、地声の機能を発達させることが大事であり、

それが整うと、高音は勝手に厚み・豊かさを増していきます。


焦らずコツコツやっていってみてくださいね^_^

テノールの仕事は、高い音をきちんと歌うことですが、それがなかなかうまくいかず、苦労する方はたくさんいらっしゃいます。

草間もそうでしたし、今もずっと勉強や練習を続けています。


とはいえ、

高音を出すために必要な手順というのは実はもう明確にわかっています。


それは、

きちんと「裏声を発達させること」なのです。


「決して裏声のようなかよわい声を出したいわけではないのだが?」

と思われるかもしれませんが、


力強い高音や安定性においても裏声がとても重要な役割を担っているのです。


声というのは、

地声と裏声がほぼ常にブレンドされた状態です。

あまり知られていませんが、低い音域にも裏声の要素が混ざっているのが普通なのです。


そして、

高い音になるにつれて、裏声のブレンドの割合は高まっていかなくてはなりません。

それを容易にできるようにするためには、きちんと裏声を訓練していく必要があるのですが、普段は裏声を出すことがないので、衰えてしまっている場合が多いのです。


ゆえに!

ほとんどのテノールは高音に困ってしまうわけですね。


裏声を発達させるには当然、裏声を出すことが大事なのですが、

裏声のための筋肉と神経を効率よく刺激していけるかどうかで、成長の速度が変わってくるというわけですね。


そのためには、「純粋な裏声」(ピュアファルセット)といわれるものを理解しておくといいと思うので、ここでご紹介してみたいと思います^_^


ピュアファルセットは、

「芯のない裏声」です。(ここ大事!)


ひとえに裏声を出すといっても、

いくつかの音色が出せるものなんです。


例えば、

サッカーの試合で得点が決まったときとか、ライブで盛り上がった時とか、友達の誕生日を祝うときなんかに出すような「フゥーー!!」という声。

代表的な裏声のイメージですよね。

ただあれは、「芯のある裏声」なんです。


もちろんそのような声も練習に取り入れてもいいのですが、裏声を発達させるにはもっと「芯のない裏声」というのをイメージしていかなくてはなりません。


どんな声かというと


フクロウの「ホーホー」という鳴き声を想像してみてください。

そのような静かでふんわりした音質が、ピュアファルセットです。


あるいは、

瓶の口の部分に息を吹いて「フォ〜ン」という音を出したことがあると思うのですが、

あれもピュアファルセットの音の例としてよく用いられます。

あの「フォ〜ン」という音を裏声で真似してみると、ピュアファルセットに近い音質になりやすいのです。


どちらの音質も想像しながら裏声を出してみてください。

普段の喋る感覚と比べて、息がよく流れているような感覚であればバッチリです!


しっかり深呼吸しながらやるのもとてもいいと思います。

よく吸ってから、芯のない声を出してみてください。


そうすると、裏声が鍛えられていき、

裏声のブレンドがされやすくなるので、高音が出しやすく、安定したものになっていきます!


高音が出ない悩みというのはほとんどのテノールにつきものです!

かくいう草間も、実はとっても悩みました…


でも、

必ず出るようになるので大丈夫です。


さて、

今回のお悩みは

「合唱テノールの高音がなかなかうまくいかない」と言うお話ですね。


本当はここで、高音の出し方みたいなものをバッ!と提示したらかっこいいのだと思いますが、

なかなかそんな簡単なものではないんですね。汗

文章ではさらにそれが難しいところでもあります。


とはいえ!

勿論ヒントとなることをお伝えできたらと思います。


そのヒントというのは、

「無理せず裏声で歌う。」


です。

「裏声じゃだめなんだよ〜!」と思われるでしょうけど、そう焦ることはありません。


高音の仕組みというのを理解すれば、

自ずとこれが必要なんだとわかってくるはずです。


あまり専門的な解説は、かえってわかりにくくしてしまうので、かいつまんで説明しますね!


まず、声というのは

地声裏声でできています。


そして、高い声になればなるほど裏声の割合を高めていく必要があるのです。

しかし、普段裏声を使う機会ってほとんどありませんよね。


なので、


裏声をきちんと出して、発達させていかなくてはならないんです!


つまり、なるべく裏声を出してあげる方が、裏声の発達のスピードが高まっていき、高音も楽になっていくということなんですが、


例えば下のソとかラとか、そこらへんの地声の音域と同じように高音も出していると、なかなか裏声は発達してきません。


「かっこいい高音きめたろ!」みたいな意気込みも今は不要です。

それよりも、なるべく純粋な裏声をだしてあげることが重要なんです。


純粋な裏声ってなんだろう

と思う方はこちらの記事を参考にしてみてください。


こちら



これをきちんとやっていくと、高音に必要な裏声の筋肉や神経が少しずつ発達していき、日数をかけるにつれて出しやすくなっていきます。


そうしたら、徐々に地声っぽいようなニュアンスもいれていけるようになるので、高音が少しずつそれらしくなっていくはずです。


なので、大事なことは

とりあえず、無理せず裏声で歌うことです。


具体的なお話はこれくらいにして、

あとは少し余談ですが、


合唱というのはみんなの歌(唱)を合わせるもので、それぞれの声の特徴、長所短所を活かして、補いつつ、ひとつの歌にしていくものです。

自分に出来る限り、歌を丁寧に歌いましょう。

高音高音と意識がそこにしか向かないのは、せっかく合唱をするのにもったいないことですし、共に歌う仲間にも失礼になってしまいます。

そんな意味でも、無理に高音を出そうとしたりする必要はありません。


なにより、同じ時間と空間、音楽を他の人と共有することをしっかり楽しんで歌ってほしいなと思います!

 

 

 

オペラ歌手 草間勇貴の

声のクリニック

 

ヨーロッパにて演奏

NHK紅白歌合戦などコーラス出演

文化庁オペラ出演

 

○高音が出したい!

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などなど

 

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歌をやっていると、

喉のケアについて考えますよね!

 

「やっぱり保湿が大事なのかな」、

「のど飴は舐めた方がいいのかな」、

「傷めないようにどうしたらいいのかな」、

 

色々な方法がありますが、

あんまりよくわからずにやってる方も

多いかもしれません。

 

今回はその点についてサクッとご説明していきます。

 

 

 

二大喉ケア!保湿・のど飴

 

 

加湿器をつけるだとか、

のど飴をなめるということは

 

喉ケアの代名詞的存在でもあると思います。

果たしてそれらは喉にいいことなのでしょうか?

 

草間はもちろんいいと思います!

 

歌の本番の前日や当日には

 

加湿器を炊き、

部屋干しをし、

扉をあけたままシャワーを風呂釜に溜め、

 

なんてことをしたことがあるほど、

保湿していました。

湿度100%を超えそうです。笑

(部屋干しの概念を疑いますね)

 

もちろんそれは極端ですし僕も

遊び半分?でやっていたのですが、

 

乾いた空間にいるよりかは

湿った空間にいる方が

喉には負担が少ないと思います。

 

また、

のど飴などに関しても、

ヴィックスのど飴や、

龍角散を服用していました。

 

ただ、舐めるだけでは

有効成分が食道に入ってしまうので、

口に含んでスーパースーハーしては

気管になるべく成分が入るようにしていました。笑

 

のど飴は砂糖のおかげで

喉の粘膜が活発に働くようになるようですし、

糖質をとることで身体も瞬間的に力が出ます。

(後で疲れますが)

 

歌う前にのど飴がいい気がする!

というのはそんな理屈なようです。

 

 

 

根本的に大事なことは

 

 

 

とはいえ、

それらはあくまで外的な刺激による

対症療法的なものでもあります。

 

根本的に大事なことは他にあるのですが、

それは簡単で、

 

身体が健康であることです。

 

そりゃそうですよね。笑

 

例えば、

うっかりエアコンをつけたまま寝てしまったとして、

喉がガラガラで起きたとします。

 

しかし、

・それで一日中声が出にくい人もいますが、

・数時間後には問題なく回復している人もいます。

 

 

 

なぜこのような違いが出るのでしょうか?

 

それは身体が

本来の働きを取り戻しやすい状態に

あるか否かの点にあります。

 

多少の問題などが体に起こったとしても、

身体は本来の状態に戻ろうとするはたらきを

もっています。

 

これをホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。

 

つまり、

このホメオスタシスがきちんとはたらくような

身体の健康状態を保つことが

根本的には大事だといえます。

 

それは、

日頃の生活習慣にもよるでしょうし、

遺伝的な要因もあるでしょう。

また、起きた後にどれだけ身体を覚醒させられるか?

というところにもあるでしょう。

 

このような観点から、

体をなるべく健康的に保っておいてあげる

ということが根本的には大事なのだと思います。

 

それにプラスして、

保湿やのど飴なども取り入れていくと

万全以上の効果があるかもしれません。

 

また、

声を守ろうとして

ひそひそ声で話すのも

かえって喉に負担をかけますから

気をつけてくださいね!

 

参考になれば幸いです!(^^)

 

 

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予めご了承くださいませm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

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こんにちは!

 

オペラ歌手って、肺活量すごそう!

 

と言われることがたびたびある草間です。

 

いい歌を歌うためには、肺活量を鍛えなきゃね!

 

そのように思っている方も少なくないようです。

 

果たして

肺活量が多い方がいいのでしょうか??

解説していきます!

 

 

 

肺活量はぶっちゃけ関係ない

 

 

まず、結論から言うと

肺活量は歌にはあまり関係ないと思います。笑

 

本当に関係があるのなら、

例えば、

 

骨格が大きく、

スポーツをやっていた人であれば

必ず声が良いということになるはずです。

 

でも、

そんなことはないですよね。笑

 

肺にたくさん空気が入るからといって

声がいい、歌がうまいということにはならないのです。

 

たくさんの空気を扱えても

それに耐えうる喉の筋肉がないといけませんし、

 

そもそもたくさんの息を吸わなくても

喉の機能さえ発達していれば

いい声や高音は出ます。

 

だから身体が小さくても

パワフルな声が出る人は多いんですね。

 

よって、

肺活量は歌に関係ないのです。

 

 

 

量より効率

 

でも肺活量がある方が、

ブレスが長く続くだろうし、

歌には有利なんじゃ…?

 

実はこれも

一概にそうとはいえません。

 

単純に考えてみてほしいのですが、

 

 

肺活量が多いAさん

肺活量が少ないBさん

 

2人がいるとして、

 

Aさんは声にせずただ息を吐きます。

Bさんは声にしてアーと言い続けます。

 

どちらの方が長く

息が続くでしょうか?

 

当然Bさんですね!

 

極論と思われるかもしれませんが、

仮にAさんにもアーと声を出してもらったとしましょう。

 

このとき、

Aさんは息が漏れてしまう声

Bさんは声帯がぴったり合う声

 

だとすると、

BさんがAさんにロングトーンで勝つ可能性は大いにあり得ます。

 

言ってみれば、

 

大事なことは

息の量ではなく

息と声のバランスです。

 

声帯をしっかりと閉じられる人は

少ない息でも効率的に歌えますし、

 

声帯が閉じ切らない出し方をしている人は、

すぐに息がなくなってしまいます。

 

高い喉の機能で、

無理なく発声できていれば

肺活量は

ほとんど関係はないのです。

 

 

 

呼吸筋の発達は大事

 

 

 

肺活量より喉が大事というお話をしましたが、

 

呼吸にまつわる筋肉が

ちゃんと柔軟に、

自然に使えているか?

 

これは大事なことです。

 

言い換えてみると、

呼吸筋群が柔らかい人の方が、

息を吸いやすく、吐きやすいです。

 

ぎゃくに生活習慣などで

固まってしまっている人は、

息を吸いにくいですし、

吐き切るのも難しいかと思います。

 

ですから、

呼吸のトレーニングで、

ある程度、呼吸を活性化し、

身体をちゃんと柔軟にほぐしておく

 

この2つは

やらないよりかは

やるほうが確実に

声にはいい影響をもたらします。

 

実際、私も

指導する際には

生徒さんの体の調子を気にして

体操を組み込んだりします。

(声を聞くと大体身体の調子や柔軟性はなんとなくわかります。)

 

すると途端に声の響きが明るくなったり、

高音が歌いやすくなったりします。

 

なので、

肺活量よりも

 

呼吸筋や喉周りの

柔軟性を高めてあげる方が

声のために有効なのです(^^)

 

 

 

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こんにちはー!

 

 

歌がうまいってなんだろう?

そう考えることは

草間も常々あるのですが、

 

今回は、

フレージングや表現の観点から

こういう練習をすると

バラードを歌いやすくなるよ〜

 

というお話をしていきます!

 

 

 

 

歌詞を読む

 

 

 

まず第一に行うべきことは

 

歌詞を読むということです!

 

あまり実践してる方は

いないのでは

ないでしょうか?

 

なぜ歌詞を読むのが

大事なのかというと、

 

言葉のイントネーション

自分の中に

落とし込むということが

大事になるからです。

 

そもそも

私たちが広く「音楽」と認識している

西洋・欧米系の音楽のシステムは

 

言葉がベースとなって

作られています。

 

音楽の進化の過程で

言葉に重きを

おかない音楽も

たくさん生まれたのですが、

(例えばアップテンポなポップスなど)

 

バラードについては

やはりほとんどが未だに

言葉と音楽の親和性が

高いジャンルです。

 

よって、

言葉を一旦声に出して

読んでみて

言葉のイントネーションやアクセントを

気にしながら

自分に落とし込んで

あげることで

 

説得力のある歌いまわしに

なります。

それに伴い

オリジナルの表現も

見つかりやすくなっていきます。

 

さらに!

 

曲を歌うだけでは

見えていなかった

 

歌詞の描く世界観という

ものも見えてきます。

 

そうなると、

曲に対するイメージも

ガラッと変わり、

 

歌う際に思い描く情景や

表現したいニュアンスというのが

さらに鮮明に

なっていきます。

 

イントネーションと

歌詞の世界観

 

この2つの理解のために

まずは、

歌わずに歌詞を

声に出して読むことをおすすめします!

 

 

 

 

 

音楽と照らし合わせる

 

 

さて、

ここで1つさらっと

音楽そのものの

仕組みをみてみます。

 

楽典と言われるものの範囲で、

いわゆる音楽理論です。

 

音楽には

強拍弱拍というものがあります。

 

少し例を出すと、

 

・小節の中で1拍目はもっとも強い拍

 

裏拍よりも表拍の方が強い

 

などです。

 

これは18世紀頃の音楽には

ほぼ全て当てはまる理論です。

古いですね笑

 

なので、

現代の曲で

これを生真面目に

意識してはいけません。

 

しかし、

この楽典の発想が

進化して進化して

現代の音楽はあります。

 

理論の細かいことはここでは

割愛しますが、

 

1小節の中に

強い拍の部分

弱い拍の部分があるというニュアンスは

基本的に変わりません。

 

これは大事な感性で、損はしないですから

ぜひ覚えておいてください!

 

で、

なんでこんな話をしたかというと、

 

曲が持っている

強弱のイントネーションと

言葉のイントネーションは

一致しているかどうかを確認するのです。

 

 

例えば、

福山雅治さんの桜坂を例に取ると

 

君をっと幸せに〜

風にっと歌うよ〜

う〜いえ〜

 

このフレーズで

小節の1拍目に当たるのは

大きい文字の部分です。

 

言葉を読んだときのイントネーションとしても

そこにアクセントがきますよね。

 

君をずっと幸せ

 

ではないはずです。

 

とっても簡単なことなのですが、

いざ音楽として歌った際には

無意識にそういうイントネーションで

歌ってしまったりすることがあります。

 

そうなると、

説得力がないフレーズというか、

へたっぴに聴こえてきちゃうんです。

 

そういう風にして

表現を考えていきます。

 

は大事な言葉ではないので、

強調するとなんか変なので

 

本家の福山さんが伸ばすよりも

短めに切る

という表現の発想もありでしょう。

 

微妙にデクレッシェンドを伴うと

より表現として聴こえやすくなるかもしれません。

 

逆に、

歌詞と音楽のイントネーションが

あっていない楽曲もあります。

 

例えば

菅田将暉さんの虹の冒頭。

 

泣いいいんだよ

 

太文字が1拍めです。おや。。

普通はそう喋りませんね。

 

この場合には、

あえて1拍目を弱く歌ってあげないと

変ですね。

 

このように

歌詞と音楽の照らし合わせによって

 

あ、ここはこういう風に歌えば

うまく聞こえるかも!?

 

というヒントは

たくさん得られると思います。

バラードにおいては特にです!

 

是非、参考にしてみて

くださいね~!!

 

 

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高い音を歌ったり、

長い時間歌ったりすると、

声が裏返ってしまう方がいると思います。

 

それで

「あぁ、自分は下手だなあ…」

「喉が弱くてやんなっちゃうなぁ…」

などと思うかもしれません。

 

しかし、

そんなこと思う必要は全くないのです。

全くです。

 

今回の記事では、

そんな意外な事実についてお話ししていきます。

 

 

 

 

裏返ることを恐れると何が起こるか?

 

さてさて、

みなさんは

声が裏返るとつい

 

「しまった!!」

 

と焦るんじゃないでしょうか?

その気持ちはよーーくわかります!

 

そう思ってしまうことは

悪いことではないのですが、

 

裏返らないような歌い方を心がける

 

これは、悪いことです!

 

なぜかというと、

声が裏返るという現象は、

「自分の今のキャパの限界はここまでだよ〜」

とある意味では示してくれているのです。

 

「だから、その限界を超えないようにうまくやるのが大事なんじゃないの?」

 

と思うかもしれませんが、逆なんです。

 

その限界値を伸ばしていってあげることこそ、

根本的に重要なことなのです。

 

「そ、そんなことできるの…?」

 

と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

できます!!

 

そのためのアプローチは人によって違い、

レッスンでは個別の声質に沿った練習をしていくのですが、

 

それはさておき、

ここでお伝えしたいことは、

 

声が裏返ることときちんと向き合ってこそ、

声が成長していくのだ、

 

ということです。

 

 

 

裏返る理由

 

 

声の裏返りというのはなぜ起こるのでしょうか?

 

他の記事でもご説明していますが、

 

声は、地声と裏声でできています。

 

そもそもその2つが混ざっているか?

そのバランスはどんな感じか?

 

というのが歌声、もちろん喋り声においても

大事な観点であり、

これをミックスボイスというわけですが、

 

声が裏返るのは、

 

そのバランスが崩れているがために

起こります。

 

崩れたバランスの

理由はさまざまですが、

 

基本的には、

喉を鳴らすための筋肉や、

声帯そのものが

うまく機能しなくなることによっておこるとかんがえられます。

 

声を使いすぎて疲れたり、

身体ががちがちで喉周りも固まっていたり、

ということが多いでしょう。

 

あるいは、

タバコやお酒、

風邪などによる声帯の炎症などによっても

起こり得ます。

 

裏返る声は

ほとんどの場合、

 

地声で頑張りがちという特徴があります。

 

よって、

カラオケの最初は喉も

余力があるので、それで

高音も頑張って多少は歌えるのですが、

 

声が疲れてくると、

バランスメーターが

裏声にかたむき、

 

ケロリン

 

裏返ってしまったりするわけです!

 

なので、

裏声を活性化させてあげ、

地声とのバランスがうまくとれる喉に

していってあげるのが大事です。

 

 

 

 

裏返りをなくす方法

 

 

 

え〜じゃあ自分ではどうしようもないの〜?

 

と言われてしまいそうですが、

一応ひとつの練習方法を

ご提案しておきます。

 

それは

Messa di voce(メッサ ディ ヴォーチェ

という

イタリアで古くからある

練習方法です。

 

どのようにやるかというと、

 

ひとつの音で、

 

「小さい音→大きい音→小さい音」

 

というのをやってあげるのです。

 

基本的には

8拍かけて行う場合が多いです。

 

最初の4拍は

クレッシェンド(徐々に音を大きくしていくこと)

をして、

 

5拍目のあたまで最大音量にします。

 

5拍目あたまからは

デクレッシェンド(徐々に音を小さくしていくこと)

をしてあげて、

 

8拍目の終わりには

もとの小さい音に戻っている

という感じです。

 

音量を数字として表すと、

わかりやすく言い換えられます。

(1=最小の音、7=最大の音)

 

8拍数える中で、

 

(拍)

12345678

(音量)

1234567654321

 

というふうになめらか〜に

音量を変化させていくのです。

 

 

まずは歌いやすい音域でやって、

少しずつ音をあげていきましょう。

 

小さい音は、裏声のイメージをもてると

なおよいです!

 

 

ただ、これも

誰しもできる練習方法ではありません。

 

できたよ〜という方は

バシバシやって極めてほしいのですが、

 

できない…

という方も全然いると思います。

 

そのような方には

喉の機能が制限されるような

理由が必ずあります。

 

それを探してつついてあげると

できるようになっていきます。

 

ご自身で探してみても

わからない場合には

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「高音を太く出せたらいいなぁ〜!」

 

という目的を持って

練習していらっしゃる方も多いと思うのですが、

 

ネット上にある記事などは

具体的なものがあまりなく

正確性を欠くものもあるので、

お届けしている今回のテーマ!

 

vol.1を

まだお読みになっていない方は

まずそちらを

チェックしてみてくださいね!

 

vol.1で紹介しきれなかった部分を

お伝えする今回vol.2も

どうぞ楽しんでいってください(^^)

 

 

 

 

共鳴によって太く聴かせる

 

 

 

vol.1では

太い高音のためには

まず細く出す

ということをご説明しました。

 

でも、

そのままではもちろん

太い声にはなりませんよね。

 

そこから太い声にするためには

どうしたらいいのでしょうか?

 

それは、

共鳴の仕方を変えていくのです!

 

共鳴に関しては、

鼻腔共鳴がとりあげられることが

ありますが、

 

まずなにより、

口腔内の空間の変化が重要です。

 

口の奥の方の

空間が変わることで

鼻腔の共鳴も変化していきます。

 

それを踏まえ、

細い声が出せるようになったら、

空間や共鳴の意識を

変えていってみましょう!

 

 

 

太い高音の為にはまず地声!

 

 

 

さて、

太い高音のためには

共鳴を使うということを

ご説明しました。

 

しかし、

かっこいい音色のためには

まだそれだけでは足りません。

 

高音というのは、

地声と裏声の混ざった

いわゆるミックスボイスで

出るようになります。

 

そのため、

高音は裏声の意識を強めて

出す方も多いことかと思います。

 

しかし、

かっこいい声のためには

地声の要素を強めて

いかなくてはなりません。

 

裏声ばかりだと

ふわっとした心もとない声や

迫力のない声になってしまいがちです。

 

よって、

実は、高音のためには

地声の強化も実は大事なのです。

 

そのためにはまず、

低音でしっかり喉を鳴らして

地声を活性化させてあげましょう!

 

 

 

 

喉頭を下げると太くなる?

 

 

 

これは高等テクニックですが、

 

高音で

喉頭をさげることによって

声が太くなります。

 

喉に軽く触れながら

低い音域から高い音域まで

出してみると分かると思いますが、

 

低音では喉頭は

さがっていて、

高音になるにつれて

喉頭が上がっていく人が

ほとんどだと思います。

 

高音でも

喉頭がさがることで

地声らしい要素が強まり

 

更に口腔内の空間も広がるので、

共鳴にもいい効果をもたらします。

 

ただし

高音で喉頭をさげ、

地声要素をプラスするためには

ある程度の時間がかかります。

 

ゆえにこれは

高等テクニックに

なってきます。

 

いま書いててふと思ったのですが、

ダジャレではないです…汗

 

 

 

まとめ 

 

 

 

vol.1と2のまとめをしたいと思います。

 

つまりは、

 

細い声をまずは出せるようにして、

空間や共鳴の変化で

太く聴かせてあげる。

喉はさげられたらさげる!

 

ざっくりいうとこんな感じです!

 

つまり

太い声は出すものではなく、

あくまで結果として

聴衆にとっては

太く聴こえるようなもの

ということですね。

 

 

なるべく細かく、

具体的にお話をしてきましたが、

ここまで読んでくださって

ありがとうございました!

 

なかなか、

ひとりだと出来ない

テクニックになってくるので、

 

もしよかったら、

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