VFM神戸9月研修会
「AI相談にできないこと。人の優しさや温もりがある相談活動を目指して」
今回の研修会では、会員である若者や大学生を集めて、AIによる心の相談について考えてみました。最近、AIを心の相談相手にしている子供達が増えてますが、私たちのような人間の相談相手とどこが違うのか、話し合いました。
AI相談にできないこと
・共通の体験によって共感できない。
いじめ体験、不登校体験、虐待体験など、共通の体験によって、人は人の苦しみや悩みに共感し、理解します。
AIにはそのような体験できず、本当の意味で人の苦しみや悩みに共感できません。
言い換えれば、AIは、心の傷やトラウマを持たず、人に共感できません。
共感したように演技しているだけです。
なので、話がわかる親友になったり、自助グループのメンバーになったりできません。
・自己対話にしかならない。
AIは否定せず、自分の考えを発展してくれるので、自分の写鏡になると言われています。
裏を返せば、他者性がなく、自己対話にしかならず、新しい世界が広がりません。
自分と違う意見を言ってくれることを求める相談相手にはなりません。
・社会や現実の人間関係からの孤立化を深める。
AIを相談相手にすることで満足し、リアルな人間とのコミュニケーションから後退していき、孤立化が進むことになります。
・本当の自信につながらない
人とつながった時に、人は人の社会の中で、生きていく自信を身につけます。
AIとのコミュニケーションはそういう体験にはなりません。
・心(人格)と心(人格)の関わりにならない
そもそも、AIはデータの集積体であり、心や人格は宿りません。データなので、AIは複製することができます。
人は世界に一人しかいない唯一無二の存在です。その唯一無二の存在に心、人格、命が宿ります。
かけがいのない唯一無二の存在である人間と人間の関わりのなかで肯定されて初めて、人は本当の自己肯定感を得ることができます。AIから肯定されても、本当の肯定感を得ることができません。
そこで、AI依存症に悩む人たちについても考えてみました。大学生会員の意見を紹介します。
AI依存症に悩む人たちに
近年のAIの進化には驚かされてばかりですよね。
人に相談せずに、AIの相談によって助けられたと感じても、このままAIに依存した人生でいいのかという疑問を払拭できず、これからの関わり方に悩む方もいます。AI依存症によって、さらに人間関係や社会から孤立化が進んでしまうと警告を鳴らす専門家もいます。
AIに依存する自分をただ何もなしに受け入れるのではなく、しっかりと現状を客観的に分析し、こうして助けや問いを投げかけている方は素晴らしいと思います。
私も、近年の人とAIの関わり方には便利さを感じる一方、頼りすぎることに怖さを感じています。
私個人の意見としてはAIを「一つのツール(手段)として使う」ことが重要であると考えます。つまり何でもかんでもAIだけを使って調べ物をしたり、AIだけに相談をするのではなく、様々なツールを使う中の一手段としてAIを使うべきということです。
そこで、AI依存から脱却しようとAIから無理に離れようとするのではなく、AIに相談して肯定してもらいつつも、実際に存在する人間にも相談して根本的解決を目指すという共存共栄といった形です。
そうすることで、リアルな社会や人間関係における「本当の現実」に出くわした際にも、AIというプログラムにだけに頼って何も残らないというような虚しさは薄れるのではないでしょうか。
その存在する人間というのは私のようなボランティア団体でもいいと思いますし、最近であれば顔も名前も知らない人たちとSNSを通じて関わることができると思います。
人間にしかできない返信や寄り添いは、きっとAIに欠けている未知のピースを埋めてくれるのではないでしょうか。
AIは確かに便利です。すぐに返信をしてくれるし、技術の進化によってこちらが何を言っても私たちが嫌な思いをしないように肯定し続けてくれます。ただそれは裏を返せば根本的な解決にはならず、自分の考えの通り何も解決しないまま虚しい頼りきった自分が残るだけとなります。
AIを一つのツールとして使いながらも実際の人間と関わる一歩を踏み出し、今よりさらに満ちた人生を送れることを願っています。
BY. ゆう(大学生)
✨AIに相談している子供たちにメッセージ
いじめや虐待で居場所を失い
人を信じられなくなるほど
心が傷つき
AIに救いを求めた
あなた
でも、AIを卒業しませんか
人の優しさや温もりを感じてみませんか
悩み聞かせて
追伸
AIにしか心の相談ができなかった学生会員がAIを卒業しました。友達活動で子供と関わっているうちに、子供から人の優しさや心の温かさを学んだからかもしれません。




★VFMでは、いじめ・不登校・友達関係・部活動・勉強などで悩み、家庭や学校で、心が傷つき、押しつぶされそうな若者たちの気持ちをうけとめ、自由で安心できる相談友達関係を目指しています。悩み聞かせて下さい。大学生中心のボランティア会員が、あなたの味方になります。
<全国の10代の若者から悩みを下の応募先で受付けています>
あなたの好きな各種メディアに合わせた多様な相談窓口があります。
文通からチャットまで色々とあります。
好きなメディアで悩みを送って下さい。
●インスタのDM相談
https://www.instagram.com/vfm_kobe/
インスタのメッセージで相談に乗ります。

●xのDM相談
https://x.com/vfm_kobe

●LINE 相談VFMのこのLINEに送って下さい。
LINE ID vimfriend

●10代女子限定 ラインオープンチャット相談
「10代女子 悩み相談 心の居場所」

● メール相談の場合
mailfriend@vfm-info.com
●手紙相談の場合
〒651-0001神戸市役所内郵便局留
VFM 神戸ペンフレンズ係
★神戸市中央区ボランティアセンター登録団体
神戸市青少年会館登録団体