こんにちは!

VFM東京、今月の研修会のテーマは「五月病」です。

 

五月病とは「新入社員や人事異動など環境変化があった方が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調が現れる状況」のことです。

五月病は環境の変化が大きい人に起こりやすいため、進級でのクラス替えや進学をする中学生、高校生にも起こるリスクはあると考えられます。

GWを過ぎた頃に注意が必要です。

 

一般的に「五月病」と呼ばれていますが、これは正式な病名ではなく、医学的には「適応障害」「抑うつ状態」と呼ばれています。

この2つの名前は聞いたことがある方も多いかもしれません。

 

では、適応障害と抑うつ状態とは、どんな病気なのでしょうか。

 

適応障害とは「環境変化によるストレスが個人の順応力(対処する力)を超えたときに生じる情緒的および行動面の不調」のことです。

これは、うつ病などのほかの精神疾患の診断がつくまでには至っていない状態です。適応障害は、ストレスの原因がある程度はっきりしているため、原因を取り除くことで回復がしやすいとされています。

 

一方で、抑うつ状態とは「気分が落ち込み、憂うつになる状態」のことを示します。抑うつ状態では、ストレスの原因がはっきりしないことが多いため、治療も長期的になる傾向があります。

 

五月病の話に戻ると、五月病は「環境変化のストレスが大きな原因」と言われています。そのため、環境の変化で生じたストレスをどう対処するかを考えていく必要があります。

 

対策としては

1,親しい人と交流する

2, 笑うこと

3, 趣味を持つこと

4, 自分の考えのクセに気づくこと

 

この4つが挙げられました。自分が楽しんだり、リラックスできる状態を作ることが重要だと言えます。

また、自分の考え方のクセを知っていると、どんなことをストレスと感じるのか、どうすればリラックスできるのかがわかるので、自分の考えのクセに気づくことも対策につながります。

 

他にも、会員から自分のストレス対処法として

泣くこと

音楽を聴くこと

寝ること

一人で抱え込まないようにすること

などが挙げられました。

 

環境の変化に心や体が追いつかず、辛くなってしまう方もいると思いますが、自分なりの気分転換の方法を見つけて、無理せず過ごしていきましょう。

 

                                                           

 

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