今回は、トラウマによる後遺症ついて話し合いました。

 トラウマを受ける出来事があった時と同じような状況に遭遇すると、トラウマが出て、苦しくなってしまう、という状況があります。それをトラウマ反応と言います。

 例えば、過去に男子からいじめを受けた女子は、学校で男子の声を聞くだけで、過去のトラウマが想起され、恐怖を感じます。

 他にも、トラウマを受ける出来事があった時の場所、時間、人、天候、流行の音楽、絵画、タレント、ドラマ、ゲーム、料理などに出くわすと、辛い出来事が思い出され、心が苦しくなることがあるようです。

 このようなトラウマ反応で、心が苦しくなって、悩んでいる子たちが沢山います。

参加会員からは、冬の受験時期になると、受験の時の辛さを思い出すことがあるという意見も聞かれました。 

            

大学生会員の感想 

 私は、ある音楽を聴くと、その曲が流行っていた時の辛い出来事を思い出し、その曲がトラウマになってしまうこがあるということは知っていました。でも、今回の研修会を受けて、そのほかにも、写真を撮ることや家族と話すことさえトラウマになってしまうことがあることが分かりました。無意識のうちに相談者のトラウマになっている出来事を理解した上で、触れ方にも注意することが大切だと思いました。トラウマになっている出来事は、人それぞれあることを意識し、人の価値観が多様であることを学びました。

 

   編集部より

トラウマだけにとらわれず、楽しいことに目をむけてみてはどうかという意見もありました。 

 また、反対にトラウマと向き合って克服するために、誰かに話すことも大切だという意見もありました。 

自身のトラウマを誰かに話すことは辛いことですが、同時にトラウマの意味を変え、心の傷を癒す可能性につながります。

多くの子たちが、私たちを信じて、自身のいじめや虐待のトラウマを告白してきます。私たちは、受けとめて、理解し、少しでも子供たちが前向きに生活できるように支援したいです。

 

                                   

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