こんにちは!

VFM東京、4月の研修会では「災害時における子どもの心のケア」について話し合いました。

 

今年1月に能登半島で大規模な地震が起きましたが、その際に多くの子ども達が巻き込まれ、避難生活を余儀なくされました。

連日のニュースの中で、避難所で受験勉強をしている子や、家族と離れて暮らすことになった子、学校に行けずにいる子など、過酷な状況下に置かれている子ども達の様子が映し出され、それを見た会員が、VFMとして何ができるのかを話し合うべきだとこのテーマを設定しました。

 

 ある国際NGOの方の話を聞いたのですが、その中で震災時の子ども達への心理的応急処置で大切なこととして、「見る」「聴く」「繋ぐ」の3つを挙げていました。

 

「見る」とは、子ども達の安全確認や、子ども達の普段の様子を確認することです。周囲の大人が子ども達の様子をしっかり把握する状況を作ることが重要です。

 

「聴く」では、子ども達の気持ちに寄り添うことや、子ども達が何を必要としているかを聴くことが重要になります。その際に注意しなくてはいけないのは、自分から根掘り葉掘り子どもたちに聞かないことです。子どもたちから話してくれたことに対して、寄り添うことが重要です。

 

「つなぐ」では、子ども達から必要な支援を聴き、それを適切な支援へつなぐこと(専門機関へつなぐなど)や、自分にできることなら手助けをすることが挙げられます。

 

被災した子どもたちが、放っておかれない、後回しにされない状況を作るためにも、重要な応急処置だと言えます。

 

 

一方で、VFMとしては、子どもたちのためにどんなことができるのでしょうか。

 

1つ目は、子ども達の安全確認です。災害時には、SNSの発信などに注意を向けて、危険な状況下にいる子どもたちを探し出す必要があります。

2つ目は、支援が必要であろう子どもに寄り添いながら必要なことを尋ねることです。

3つ目は、子どもの話の中に、支援が必要としていることが出てきたら、情報を紹介したり、専門機関につなぐことです。

 

 

VFMは主にSNSやネット上で活動しているため、そこに助けを求めている子ども達を見落としてしまわないようにすることが、まず重要になります。

そして、勇気をもって助けを求めてくれた子ども達に寄り添うことが、VFMとしてできることだという結論に至りました。

 

活動としては微々たるものかもしれませんが、助けを求めたら、誰かが必ず手を差し伸べてくれる社会を作るために、今後も活動を続けていきたいと思います。

                                               BY VFM東京会員えもん

                 

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