日曜日の夕方、京都競馬場を出て大阪梅田に向かった頃からの続きです。

※長文です。


《2日目 夕方〜》

大阪在住の友人S(会社の同期)には事前に今回の京都遠征を伝え、日曜日の夕方に会食する事を約束していた。Sは大阪在住でやはり同期のOにも声を掛けて3人での会食となりました。

お店はSが予約してくれた地元で人気のお好み焼店です😊。 


梅田には約束の時間よりもかなり早く着いた。一旦、お店の場所を確認してから時間の許す限り近隣を散策してみた。


この辺りは人形浄瑠璃 曽根崎心中の舞台となった場所です。大阪ではよく見かけるアーケード街。正面上部に据え付けられている飾りは「お初さん」でしょう。


日曜日夕方の「曽根崎お初天神通り」は多くの人でとても賑わっていた。一方、「お初天神 露 天神社」は閑静な佇まいで対照的でした。


散策を切り上げて「ゆかり」に行くとSとOは既に着座していた。まずは再会を祝して握手、そして2人へのお土産として持参してきた湘南チーズパイを渡す。

Sと会うのは昨年の同期会以来で1年ぶりだが、Oとは何年ぶりだろう。5年以上のブランクがあると思う。2人とも元気で若々しい。それは私にとって嬉しい事です。


乾杯🍻のあと、熱々のお好み焼きを頬張り、下戸の私でもノンアルビールならグイッ!っとどこかのCMで見たような光景を真似してみた。

ブランク期間の状況や情報をお互いに埋めようと会社退職後の取り組みや近況報告を交わしました。時間が経つのは早い。

旅先で時間を割いて、こうして会ってくれる友がいる事はありがたいし嬉しいです。


お開きになりJR大阪駅に向かうと、地下街の一角が25年ほど前に大阪住まいを離れた時とすっかり変わり綺麗になっている。確か階段手前の壁際に串揚げの汚い(失礼)店があった。当時は通路自体が汚かったと思う(施設管理者のみなさま、ご容赦ください)。


JR京都線の到着を待つ間、ホーム上で見慣れない物を見た。黄色と赤色のリングロープみたいな転落防止装置です。


通常は下がっていて転落防止の役目を果たして、電車が到着すると上にスライドして乗降できる仕組みになっている。

首都圏では見かけない装置だけど、低コストで据付できるのかな。



2日目の歩数は21,216歩でした。

朝の7時台の京都駅周辺の散策が最も歩いてた😵。


《最終日》

この日の主な予定は京都市内の寺社巡り、そして食べ歩き。

大まかな行程は以下の通りです。

※ 混雑が予想されるエリア(伏見、清水寺、嵐山など)の内、清水寺と嵐山は何度か訪れた事があるので行程には入れず、未だ参拝した事がない伏見稲荷大社は行程に加えた。

①松尾(まつのお)大社を参拝 

②10時30分頃にはホテルに戻りチェックアウト 

③東寺を参拝 

④伏見稲荷大社を参拝 

⑤錦市場を散策 

※③〜⑤の合間や道すがらに食事、スイーツ、食べ歩き等

⑥家族やお世話になった方へのお土産購入

⑦新幹線で帰路につく 


5時半頃に起床し、ホテルの部屋で朝食を摂ってからいざ出発。

部屋を出た途端にスマホから地震を知らせる警報音が鳴る。一旦、部屋に戻りテレビで確認。富山湾で大きな地震発生と伝えていた。大きな災害が起きない事を祈りました。

市営地下鉄と阪急電車を乗り継いで松尾大社に向かいます。


松尾大社の参拝を朝一番にしたのは、電車の駅が嵐山駅の1つ手前のため、昼近くだと混雑が予想されると思ったので。


松尾大社駅には7時20分頃に到着。

※駅名は「まつおたいしゃ」となってますが、松尾神社のホームページによると「まつのおたいしゃ」と読むようです。

松尾大社を訪問先に選んだ理由は、私が生まれ育った茅ヶ崎の松尾神社の神輿保存会と松尾大社の摂社の1つと神輿を通じて交流があるからです。いつか京都へ行ったら参拝しようと思ってました。


大きな鳥居⛩️です。

道なりに進むと二の鳥居。

右の写真の鳥居には「滝御前」と書かれてます。奥の方に滝が見えました。拝観料がかかる場所ですが、早朝だからか神社の関係者はいなくて、入り口は閉められていて入れなかった。

他の拝観料がかかる場所も営業時間前だからか入れないので、境内を散策しました。

手水の場所にたくさんの風鈴が天井から吊り下げられてました。6月から風鈴祈願を始めたとの事です。


本殿は重要文化財に指定されているそうですが、歴史と重厚さを感じます。家族の健康と安全を祈願しました。

松尾大社は醸造の祖神として全国の酒造家、味噌、醤油、酢の製造及び販売業者の信仰が厚いとの事です。酒造りの工程を紹介する「お酒の資料館」は開いていたので見学しました。


興味深い展示がありました。「相生の松」です。

相生の松とは一つの根元から二つ幹が分かれて伸びること。また、2本の幹が途中で一緒になっていることの意味だそうです。

鳩サブレーの豊島屋の商品「相生」には、ご夫婦が仲睦まじく共に長生きすることを意味し、「生い」と「老い」を掛けた語でもありますとの説明が添えられています。


ひと通り境内を参拝したけれど、まだ8時半にもなってません。既に5,000歩を超えている。

京都駅に戻る事にしました。


前日、長男から京都駅近くの貝だし麺きた田のラーメンが美味しいよ。」とメールが届いてました。昼食として食べる予定だったが、京都駅に9時前に戻って来れたし、お腹もすいている。行ってみました。地図情報を見ながら訪ねたが、前日朝の京都駅界隈の散策が役立ちました。

幸い待たずに入店できて貝だし麺を注文。

待ってる内に満席となり店の外で待つ人もいらっしゃいます。

貝だし麺はスープがとても美味しかった。全部飲み干しましたよ😉。


イオンモールで水と小腹が空いた時用にバナナを買ってホテルに戻りました。

シャワーを浴びてからチェックアウト。

そして、「東寺まんだらさんぽ」に参加。これはホテルが用意している宿泊客向けの無料ツアーです。ガイド付きなのでありがたいです。

正門

京都の五重塔と言えば東寺の五重塔を指すそうです。知りませんでした😅。

水面に映る五重塔


東寺を出た所にある和菓子屋さんで東寺餅を購入。大福のようでした。

東寺の散策を終えて13,000歩。


ランチは摂らずに伏見稲荷大社に向かいます。京都駅からJR奈良線で2駅です。東寺から歩いて行けたかも。

伏見稲荷大社は修学旅行の生徒さんや海外からの観光客でごった返してます。


NHK大河ドラマ「光る君へ」を見て清少納言と縁のある神社なので来てみた。足早に鳥居を通り抜けて退出しました。

ここまで17,000歩。

伏見稲荷大社からは京阪本線で祇園四条駅へ移動。四条大橋から見えた鴨川上流方向と鴨川納涼床の景色です。

甘味を求めて梅園 河原町店で休憩。

事前にクリームあんみつにしようと決めてたけど、メニューを見て気が変わった。

あんみつとみたらし団子のセットを注文。

運ばれて来た品を見てビックリ。
団子は5本もあり2人で食べる量ですね。
あんみつの寒天と餡が美味しい。みたらしも美味しくて完食しました。

新京極にガチャガチャだらけのお店がありました。店頭だけでなく店内にもガチャ。

錦市場の散策前に錦天満宮を参拝。


錦市場は一直線に長く続く通りの両側に食材のお店が軒を連ねてました。同様に大規模な東京の築地市場場外とは違ったスケール感がありました。

みたらし団子でお腹がいっぱいだったので食べ歩きはしませんでした😅。

京都駅に移動してお土産探し。
事前に下調べしてお土産候補を決めてました。
ジェイアール京都伊勢丹と京都ポルタの売り場フロアで実物を見ると賞味期間が短かったり、持ち運びが要冷蔵だったり、価格の割に貧弱に思えたりしてなかなか決められない。最も困ったのは該当のお店が売り場に無い(見つける事ができなかったのかも)でした。前述の店舗の他に別の土産物屋に行ったり来たり足を棒にして探し回ったのに。結局、普門庵さんの「京フラン」と梅園さんの「あんの花束」、そして父には聖護院八ツ橋総本店さんの生八ツ橋にしました。

伏見稲荷大社を出てから錦市場やお土産を買うまでものすごくたくさん歩きました。
帰路の新幹線に乗り込んだ頃の歩数は27,000歩を超えていた。スマホで測り始めてからの自己記録更新!


帰路の新幹線の車内は弁当やビールで夕食を摂る方たちが多い。隣の席の方は海鮮丼とビール。私は妻が食事を作って待っていてくれる(みたらし団子がお腹に残ってる感じ)。

帰宅したら本日は3万歩を超えてました。

京都遠征を終えた後は妻が私の誕生日のお祝いをしてくれました。旅の疲れも吹き飛びました。

最後までお読みいただきありがとうございました。