大磯白キス投釣り大会とは時系列で前後しますが、今月初めに京都へ行って来ました。3日間の紀行文を前編と後編の2つに分けます。


《初日》

新幹線が神奈川県央部に差し掛かり大山や丹沢の山が車窓から見えた頃、隣席と通路の向こう側の外国人ファミリーがソワソワし始めて山を写そうとするんですね。どうやら富士山🗻を写したいようです。そこで、「ここはまだ神奈川県で、富士山は静岡県に入らないとよく見えないですよ。」と教えてあげた。そしたら「I  can't  speek  Japanese.」との事で、パパらしき男性はスマホの翻訳アプリを起動させました。そして、スマホを通訳代わりにして日本語→英語でしばらく会話してました。三島駅を過ぎて車窓の景色を見てましたが、富士山はあいにく霧の中で麓の稜線しか見えませんでした。外国人ファミリーはがっかりした様子でした。


さて、車内でのエピソードはこのへんにして本題に入ります。

京都遠征と言っても天橋立など日本海側へシロギス狙いの投げ釣りに行ったのではなく昨年、新装なった京都競馬場への訪問です😉。


馬仲間たち(以下、「メンバー」)との遠征は2年前まではコロナ禍で中断していたけれど、昨夏は福島競馬場へ訪問。そして今年の新年会で「次は京都へ行こう。」となりました。これは「旅打ち」って言うのかな?

ちなみに京都競馬場には30年近く前、大阪に住んでいた頃に数回訪れた事があります。今回は27〜28年ぶり? 建物も場内も綺麗になっています。

写真ではコースが遠くに見えますが、実際は足音やムチの音がよく聞こえる距離感でした。


土曜日は入場料が無料になっていて、指定席も▲200円値引きされてました。

昼前後から指定席(最安のスマートシートB)へメンバー5名が三々五々現地集合し、午後は一緒に観戦。

指定席は上段に取りました。理由は2つ。

①雨が降っても濡れない(だろう)。

②馬券売り場のある上方のフロアに近い

ところが、この日に限って上方のフロアとの出入り口は通行不可にされて、下段まで降りて馬券売り場まで遠回りを余儀なくされました。

各座席の間には小さいけれど物を置けるテーブルが配置されて便利になりました♪。


この日のメインレースは重賞競走の鳴尾記念(G3)。競走馬をクラス分けしたらメジャーな馬たちのレースです。人気の2頭で堅く収まりました。

我々の席の左側の男性が各レースの後半、特にゴール前で大声を出すのがとてもうるさかった。近くには小さい子どもがいるのにね。


夜は居酒屋で「祝勝会」とはならず「反省会」。

明日は東京競馬場でG1レースの安田記念が行われるので、メンバー一同での共同買い(みんなの3連複)をする事が決定。日曜日の昼までに各自が1頭ずつ推奨馬を挙げる事にしました。


お開き後、イオンモールへ行ってみたら国内外の観光客らしき人達で混んでます。みなさん食材を買い求めています。私も水と翌日の朝食やおやつを購入してホテルに戻りました。

この日の歩数は15,562歩でした。

馬券を買う際に遠回りしたから歩数が嵩んだのでしょう。



《2日目》

日曜日も競馬場に行くのですが、メンバーの集合時間前に早朝の京都駅周辺をたくさん歩いて散策しましたよ。

ホテルを出て少し歩いた所に伏見稲荷大社 御旅所(おたびしょ)がありました。


伏見稲荷大社は別の場所にあるので、この御旅所は高貴な方が旅の途中で立ち寄る宿泊や休憩の場所かと思いました。あとで調べたら御旅所とは祭礼の時に神輿を本宮から移し一時的に奉安する場所との事でした😅。高貴な方ではなく神様がお休みなさる場所なのですね。広い境内を散策しました。


道路の向かい側にはイオンモールの大きな建物。


ぐるっと回り、駅南口のワコールのビルの前を通り更に進むとイオンモールの階段にコナンの映画の大きな宣伝図柄が描かれているのが見えました。


京都駅を中心に反時計回りに北口方向に線路を越えて進むと行列が見えた。ラーメン本家第一旭さんに並ぶ人たちでした。

まだ朝の7時35分で開店前のようですが、人気のお店なのでしょう。


京都駅北方向の東本願寺を目指して進むと「旅館街」の看板。昭和の名残りでしょうか。

クリーニング店の軒先にツバメのお宿がありました。なるほど、旅館街ですね。ツバメは育児の真っ最中でした。


さくさく歩いていたら、大きな交差点の向こう側に東本願寺の塀が見えてきました。

お堀では鯉が悠々と泳いてます。


東本願寺の門をくぐった瞬間、境内の大きな立派な建物に圧倒されました。大袈裟ではなくドドーンとそびえ立っているように感じた。


門も立派です。

その昔、重機の無い時代にどうやってこのような大きな建物を建築できたのだろうと不思議でなりません。宮大工さんの建築技術の高さが素晴らしい。


続いて仏教書・お教本の店や佛具店が並ぶ通りを抜けて、西本願寺に向かいます。

写真左:進行方向の景観

写真右:歩いて来た道を振り返った景観



御影堂や阿弥陀堂など西本願寺でも同様に境内の建築物に圧倒されました。

こちらのお堀は水が少ない。


※東本願寺の北側のお堀には湧水が出ている箇所がありました。水量の違いは湧水の有無と思える。


1時間半くらいかけて、油小路通→八条通→東本願寺→西本願寺→堀川通→油小路通を散策してホテルに戻って来ました。

早朝散歩は7,426歩でした。


メンバーが揃って近鉄電車→京阪電車を乗り継いで競馬場へ向かいます。

昨夜決めた「みんなの3連複」の推奨馬を既に選んだ者がいます。昼まで検討する者もいて、人それぞれです。


昼前は晴れていた空が午後は曇ってきた。その分、あまり暑くはなく過ごし易い。遠くで雷鳴が聞こえたりしている内に雨が降ってきて、近くでも雷⚡️発生。でも短時間で雨雲は通り過ぎて行きました。


目の前で京都競馬をライブ観戦し、東京競馬場のレースは場内の大画面で観戦です。

いよいよ安田記念の発走時刻が近づくと場内が盛り上がります。

レースの結果、「みんなの3連複」で選んだ5頭の着順は1着・2着・3着・5着・13着。見事に的中🎯です(私の推奨馬は1着🤗)。

これで宝塚記念も「みんなの3連複」実施が決定。


最終レースはコース間近で観戦。ゴール前の疾走風景は迫力がありました。

全レースが終了すると場内は閑散としてきました。

これにてメンバーによる京都遠征はお終い。


メンバーの中には帰路につく者、翌日に神戸の街を観光する者もいます。交通費をかけてせっかく京都に来たのだから、私は翌日に京都の寺社と街を観光する予定を組んでいます。

また、日曜日の夜は大阪在住の友人2名と食事をするので、メンバーとは京阪電車の駅で別れて大阪梅田に向かいました。


ここまでを前編とします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。