3月16日(月)今朝のスピーチの内容は「世代間の認識の違い」についてでした。
皆さんは、「8時10分前に集合」と聞いて、何時に集合しますか?
一般的な解釈として、「7時50分」に集合する人が多いと思いますが、今のデジタル世代では、「8時9分頃」と解釈する人が多いようです。
その原因には、生活環境の変化にあるようです。
前者は、予定時刻の10分前には到着し、相手を待たせない、不測の事態に備えるという慣習や、アナログ時計の針の位置から「8時の10分前」には集合します。
一方、後者は、スマートフォンやデジタル機器のデジタル表示に慣れていて、時間を1分単位で捉えるので、「8時10分の少し前」に集合するとなるわけです。。
ちなみに、NHK放送文化研究所によると「8時10分前」のような表現は、時刻を客観的・時系列的に伝える場面では原則として使用しないことになっていて、情報を正確に伝えるために「午前7時50分」のように具体的な時刻で伝えることを推奨しています。
結局のところ、相手を待たせない「時間厳守」の本質は変わりませんが、慣習的な「10分前」という教え方は「正確な時刻」へと変わって来ているようです。
実際に家族との待ち合わせでも、LINEで「あと5分」「今着いた」とリアルタイムに共有できるようになっています。
このように、インターネットやデジタルツール、AIによってコミュニケーションは、単に便利になったというだけでなく、場所や時間を選ばず、コミュニケーションの質とスピードの両面で大きな変化が起きています。
最後に、日本語は言語の中でも世界最高難度と言われていて、美しい言葉もたくさんあります。これからも、言葉は世代によって受け取り方が変わったり、新しい言葉が生まれたりすることと思いますが、「ありがとう」のような大切な言葉は変わらずに使い続けてほしいと思います。
以上、ありがとうございました。