6月15日(月) 今朝のスピーチはNさんで、内容は「日本人と雨」についてでした。
6月も半ばになり、梅雨のシーズン真っ只中に入っています。
この時期は、蒸し暑かったり、肌寒かったりと、体調や気分が優れず、憂鬱な日が続きます。
その一方で、今年の初めのように記録的な少雨や水不足になると、給水制限や野菜の育成不足による価格高騰などを招くことになり、「恵みの雨」が降るのを待ち望んだりします。
このように同じ雨でも、ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかで、雨の日の気分は大きく変わってしまいます。
この雨と日本人との関係を見てみると、古くから日本人は雨を四季の変化と深く結びつけたり、降り方のわずかな違いを繊細に感じ取ったりしてきました。
例えば、四季折々に降る雨を「春雨(はるさめ)」、「五月雨(さみだれ)」、「夕立(ゆうだち)」、「秋雨(あきさめ)」、「氷雨(ひさめ)」と表現したり、細かく降る雨を霧雨(きりさめ)、降ったり止んだりする雨を「時雨(しぐれ)」と表現したりします。
また、日本語には雨を表す言葉が400語以上あると言われて、俳句や短歌の季語や雨をテーマにした歌もたくさんあります。
しかし、現代では雨の降り方も変わって来ていて、「ゲリラ豪雨」や「線状降水帯」、「これまでに経験したことのない大雨」などと表現されるように局地的に大雨が降り、頻繁に甚大な災害を引き起こしています。
いずれにしても、日本人には雨との調和が感性として根付いているのは間違いなく、雨の日は紫陽花を眺めて、雨を楽しむ心の余裕を養いたいものです。
最後に、まもなく社員視察旅行で長崎に行く予定ですが、「長崎は今日も雨だった♬」にならないように、てるてる坊主を吊るそうかと思います。
以上、ありがとうございました。