第536回「道具は使いよう」 | 社長備忘録

社長備忘録

かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

5月13日(月) 今朝のスピーチの内容は「道具は使いよう」についてでした。

 

人が他の動物と違うところは、「言葉」「道具」「火」を使うところと言われています。

 

特に、道具の中でも武器は、戦争のたび進化していると言っても過言ではなく、例えば、石、斧、弓矢、銃、爆弾、戦車、戦闘機、ロケット・ミサイル等々、進化が見られます。

 

そして、現在進行形の「ロシアによるウクライナ侵攻」や「イスラエル・ガザ戦争」では、無人機(ドローン)による攻撃が、これまでの戦場の様相を大きく変えています。

 

テレビでは、一機、数万のドローンが、一台何億もする戦車を破壊する姿や、遥か遠くの標的をAIによる自動操縦で空爆する鮮明な動画が映し出されています。

 

我々の業界も、多くのUAV(ドローン)を所有して業務に活用しています。

 

日本では平和的に利用することが当たり前になっていますが、紛争地域で飛ばしたら、即、撃ち落とされてしまうことでしょう。

 

道具は全て使い方次第です。使う人によって、その道具は善にも悪にもなってしまいます。ドローンも武器として使うのか、災害対策や人名救助などに使うのかにより、価値が全然違います。

 

また、どんなに立派なシステムを構築しても、入力ミスや操縦ミスは人が起こすもので、道具はその通りにしか反応しないことも忘れてはならないと思います。

 

以上、ありがとうございました。