4月22日(月)今朝のスピーチの内容は、「急がば回れ」についてでした。
今年も新入社員が入り、先輩として「急がば回れ」と言葉を送りました。
「急がば回れ」とは、よく聞くことわざです。
語源は、室町時代の短歌、「もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」にあります。
そこから「急がば回れ」は、「慣れない近道を行くより、安全な迂回経路を選ぶほうが早く目的地にたどり着く」や「急いで物事を成し遂げようとする時には、危険な方法を選択するよりも確実で安全な方法を選択したほうが結局早い」という意味になります。
仕事では、納期が重なったり、急に仕事が入ったりして忙しくなると、重要な手順を省いてしまって、結局、後で修正ややり直しを余儀なくされることがあります。まして、「忙しくて、できませんでした。」では次はありません。
中には、急がば回れでも、思い込みから離れられずに堂々巡りをして、無駄な回り方をしている人もいます。
そこで、急ぐ時ほど、業務フローを確認しながら、ひとつずつ処理することで、思ったより早く問題解決することがあります。
特に新人時代は、まずは基本を修得することが大事になります。それから応用が利くようになり、スピーディーな仕事(成果)に繋がって行くと思います。
以上、ありがとうございました。