先週より姉妹揃っての夏休み。
今日は妹(幼稚園年少)の宿題の話を。
姉が同じ幼稚園に通っていたころ、
毎年必ず夏休みの宿題に登場していたのが
「수박화재(スバkファチェ)を作って写真を撮り、感想を書いてくる」
というのがありました。
スバkファチェというのは、切ったスイカやほかのフルーツに
牛乳やサイダーなどを入れて食べるフルーツポンチのようなものです。
単純にスイカポンチを作ってくるだけならいいんですが、枕詞には
「スイカを容器にして」というのがあるんです。
スイカを半分にして、それを器として使うっていうことです。
日本と違い、韓国は今でもスイカは丸ごと1個買うのが主流な国。
だから宿題として出すにはお手軽でいい題材なのでしょう。
ですが、上の子以外スイカがあまり好きではない我が家には
これがなかなかつらい宿題。
今年も覚悟しながら宿題一覧を開いたところ、
スイカポンチは、「スイカの種を利用してスイカの絵を描いてくる」
に変更されていました!ありがたい~。
その代り一つ宿題が増え、
「ホウセンカでマニキュアをしてくる」というお題が。
よく見ると姉の小学校の選択自由課題にも同じものが。
ホウセンカでマニキュア?
私が幼少の頃はそれなりに草木で遊んだ経験はありますが、
ホウセンカで爪が染められるってこと、はじめて知りました。
こちらが材料
△準備材料:
ホウセンカの花と葉っぱ・すりこぎ・塩またはミョウバン・糸
봉선화(ボンソンファ)ホウセンカ
잎사귀(イpサグィ)葉っぱ
절구(チョrグ)臼、すりこぎ
백반(ペッパン)白礬・ミョウバン
で、肝心のホウセンカっていうのは切り花じゃないので売っていません。
この時期はどこの家庭でもホウセンカは栽培してるってこと?
幸いうちの団地内の花壇にホウセンカがあったので、
こっそり拝借してきちゃいました。
多分ここのホウセンカは夏休みの宿題のために
各家庭にむしり取られるのでしょう。
で、手順が・・・かなりいい加減。
文字の一切ない説明です。
とりあえず絵のようにやってみたのですが、
塩はいつ入れるの?
水入れないと水分出てこないよ?
葉っぱはどうしろと?これで拭けってこと?
で、「糸」が最後の最後まで登場しませんが?
と突っ込みどころ満載でした。
で、結局爪は全然染まらず。
失敗してからようやくやり方を調べました(遅)
1. 봉선화 꽃잎과 백반, 망치, 비닐봉지,
비닐장갑을 준비해 주세요
(ホウセンカの花と葉っぱ、ミョウバン、とんかち、ビニール袋、
ビニール手袋を準備してください)
2. 비닐봉지에 봉선화를 올려놓고 백반을 조금 넣어준다
(ビニール袋にホウセンカを入れ、ミョウバンを少し入れます)
3. 봉지에 올려진 봉선화를 똘똘 말아준다
(袋に入れたホウセンカを丸めていきます)
4. 망치로 봉선화봉지를 콩!콩!콩! 쪄주세요
(とんかちでホウセンカの入った袋をトントン叩いてください)
5. 봉선화가 다쪄졌으면은 손톱에 살포시 꼼꼼하게 올려주세요
(ホウセンカをたたき終わったら爪にそっと、しっかり乗せてください)
6. 손톱에 봉선화를 올리고 비닐장갑을 씌운뒤에
고무줄또는 테이프나 살로 감아주세요
(爪にホウセンカを乗せ、ビニール手袋をはめた後に
輪ゴム、またはテープや糸で巻きつけてください)
7. 이렇게 나두고 하루를 편안하게 주무시고
아침에 비닐장갑을 볏겨주세요
(こうしておき、一日置き、翌朝ビニール手袋をはずしてください)
材料全然足りないし・・・
一晩かかることもしらなかったし・・・
糸の使い道も全然しらなかったし・・・
韓国の「○○の作り方」とか料理本とか、いっつもそんな感じです。
調味料とかたいてい「適宜」「適当」になっているし、
材料には「タマネギ」と書かれていたのに
作る手順になると「タマネギ」は登場せず、突然「長ネギ」が出てきたり。
リベンジするべくホウセンカを求めて再び階下へ行きましたが、
予想した通り、誰かにすでに刈り取られた後でした。
ピンチ!
出来上がりは載せずに、過程のこの写真だけ持たせるか・・・。
今日の話題はお役に立ちましたか?