娘が小学一年生の時、

韓国との冬休み期間の違いを利用して

日本の小学校にひと月ほど通っていました。


雑巾・給食袋・体操着入れなどなど

日本ならではの持ち物を慌てて準備したのですが、

文房具に関しては特に別途買うものはないだろうと思っていました。


が、ありました。


それは・・・



下敷き!



そういえば韓国では使わないんです。

使わないというか売っていないというか。

日本の輸入文具などを扱っているデパートなどにはあるのですが、

街中の文房具屋さんで下敷きを見かけることはありません。


下敷きって存在が地味すぎて、

自分が小学生の時は使っていたのに、

娘が使っていないことに疑問すら抱いていませんでした。


日本で下敷きを購入し、一ヶ月使ったあと、

それを韓国に持って帰ってきたのですが、

やはり使い慣れていないのか、

「ないほうが書きやすい」とのことでそのまま我が家で眠っています。


ある日、学校の友達が遊びに来て

かわいいぺらぺらのプラスチック板=下敷きを見つけて

「이게 뭐야?(これ、なに?)」と訊いていました。


娘が使い方を教えてあげると、友達は

「日本って本当に不思議なものがいっぱいあるんだね」

と感心していました。


下敷き・・・不思議なものに認定されました。


一応下敷きという言葉は韓国語で

책받침」という単語として存在していますが、敷きというよりも

本を手で持たずに立てかける台のようなものをさす場合がほとんどです。


あまりにも眠っていて気の毒だったので、

週末、その下敷きを引っ張り出して頭にこすりつけて静電気遊びをしました。


・・・もう文具じゃなくて玩具です。





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