ヴァティカン⑬【システィーナ礼拝堂】渾身の天井画『天地創造』と『最後の審判』 | きまぐれWalker2

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2019年より Amebaブログにやってきました
それ以前はYahoo!ブログでやっておりました
気づけば17年、時間だけは長くやってますな

さてヴァティカン市国もこれが最後。やはり最後

にシスティーナ礼拝堂をご紹介しない訳にはいき

ませんよね…👆

 

 

システィーナ礼拝堂は、ローマ教皇の公邸である

ヴァティカン宮殿にある 礼拝堂。サン・ピエトロ大

聖堂北隣に位置する その建物とともに、ミケラン

ジェロ、ボッティチェッリら、ルネサンスを代表する

が術家が描いた名画は世界的に有名です。

 

 

特にローマ教皇ユリウス2世の注文でミケラン

ジェロが1508-12年にかけて描いた天井画『天地

創造』とクレメンス7世が注文し パウルス3世が

完成を命じた『最後の審判』(1535-42年)はミケ

ランジの絵画芸術の頂点とされています。

 

 

天井画のデザインの中心を構成するのが 【創世

記】に基く9つの場面。最初の3つが『天地創造』、

次の3つは「アダムとエヴァ」最後の3つが「ノア

の箱舟」です。

 

 

アップ上の写真は、2番目の「アダムとエヴァ」中

ある『アダムの創造』神がアダムに向かって手

を差し伸べる場面が描かれています。 神が作ら

れた最初の創造物アダムに生命を吹き込んで

いる場面です

 

 

そして 祭壇の壁面には、『最後の審判』のフレス

コ画。中央には再臨したイエス・キリスト左側に

天国へと昇天していく人々が右側には 地獄

へと堕ちていく人々が描写されています。

 

 

右下の水面に浮かんだ舟上で 亡者に向かって

櫂を振りかざしているのは冥府の渡し守 カロン。

この舟に乗せられた者は地獄へと 送られます。

ミケランジロは この地獄風景を描くのにダンテ

『神曲』地獄篇のイメージを借りたそうです。

 

 

さて…ヴァティカン美術館サン・ピエトロ大聖堂、

システィーナ礼拝堂、と観てきました。 最後はサ

ン・ピエトロ広場です広場は、大聖堂の正面に

あります。ベルニーニの設計により1656-67年に

設されました。

 

 

ベルニーニは広場を、幅240メートルもある巨大

な楕円形として完成させます広場を取り囲ん

でいるのは4列に並べられた合計372本の石柱。

柱の上には140体もの聖人像が広場に集まった

人々を見守るように立ち並んでいます。

 

 

さらに、世界中から集まるカトリック信者たちの

ことを思い長い巡礼の終着点としてこの場所

信者たちを 包み込むようなデザインにしま

した。 サン・ピエトロは“母のように 両腕を広げ

受け入れる”のです。

 

 

これでヴァティカンは終了です。次は、いよいよ

ラストの地“永遠の都”ローマです。

 

 

 

 

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