2019年のイタリア旅行、今回は その第9弾にな
ります。実は…このイタリア旅行で、旅のお仲間
としてご一緒しましたのが、yoihaさん ご夫妻で
した。
yoihaさんは、海外旅行経験が…何と 49ヶ国
という 海外旅行の達人 でありまして、その豊富
なご経験を活かして この旅行後に、ブログを始
められました。(これは、もしかして 私の影響)
そしたら、あっという間に いいねの数やコメント
なども私をはるかに凌ぐ人気ブロガーさんにな
ってしまいました…。また 奥さまが映画好きで、
私と話が合ったのも、仲良くなった一因です。
さて、イタリア旅行、フィレンツェの続きと参りま
しょう。前回の【ウフィッツィ美術館】までは ガイ
ドさんが付く団体ツアーでしたが、ここからは自
由行動。
たまたま 昼食時に、yoihaさんご夫妻と 意気投
合したので、午後の自由行動を 一緒に過ごす
ことになりました。ヨ-ロッパには慣れていない
私たちにとって、まさに願ったり叶ったりです🙏
シニョーリア広場を見下ろす、94mの塔を抱く力
強く 優美なゴシック建築は、かつてのフィレンツ
ェ共和国政庁舎【ヴェッキオ宮殿】です。因みに、
最新のアバターは、こちらの写真です✋ フィレ
ンツェの支配者メディチ家もピッティ宮殿へ移る
まで、ここを住居としていました。現在もフィレン
ツェ市庁舎として使われているそうですよ。
ここを一躍有名にしたのが、トム・ハンクス主演
ダン・ブラウン原作の映画「インフェルノ」。 私は、
たまたま旅行直前にこの映画を観たばかりだっ
たので新鮮でした。yoihaさんの奥さまとも 話が
盛り上がりましたね~
一番の見所は、もちろん【五百人広間】です。映
画では 主役のトム・ハンクスと ヒロインのフェリ
シティ・ジョーンズが、この広間の屋根裏部屋で
追いつ 追われつ の大活劇を 繰り広げていまし
た。実際に この広場を観たときは感動しました。
広間の天井と壁は、ジョルジョ・ヴァザーリのフ
レスコ画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」
で埋め尽くされています。ヴァザーリは、この絵
をメディチ家のコジモ1世の命で描きました。メ
ディチ家の栄光を象徴するような絵画は、実に
ご立派なのですが…
実はこれ以前、この壁画はイタリアの2大巨匠
である、レオナルド・ダ・ヴィンチと、ミケランジェ
ロに依頼されたものでした。実際に レオナルド・
ダ・ヴィンチが描いた絵画の題材と されるのは、
「アンギアーリの戦い」で、ミケランジェロが描い
たのは「カッシーナの戦い」でした。
ミケランジェロの「カッシーナの戦い」は彼の才
能を妬んだ彫刻家バンディネッリによって破壊
されてしまいます。また、ダ・ヴィンチの「アンギ
アーリの戦い」も 画稿を壁に移す段階で 乾燥
に失敗し、剥がれてしまったとのことです。
しかし近年、ヴァザーリのフレスコ画の下には、
ダ・ヴィンチの「アンギアーリの戦い」が 隠され
ているとの指摘がありました。その一部が 《タ
ヴォラ・ドーリア》といわれるこの絵です👆 ヴ
ァザーリの絵にも “CERCA TROVA”(「探せ、
さすれば見つかる」)という暗号が 書いてある
のです。
そして、映画「インフェルノ」でも 重要なキーア
イテムとなっているのは 『神曲』でお馴染みの
イタリアの大詩人ダンテのデスマスクです。 こ
のようにスッポリと ガラスケースで囲われてい
ますので、映画のように裏側に回って ラングド
ン教授がやったように、盗み出すことは出来ま
せん⚠️
ヴェッキオ宮殿内には、この他にも『フランチェ
スコ1世の書斎』 『エレオノーラの礼拝堂』 『レ
オ10世の間』 『百合の間』 『地図の間』など 様
々な部屋があって、大変 見応えがありました。
入場チケットは 有料でしたが…それだけの価
値はありますよ👌
それぞれに天井画、壁画、そしてもちろん絵画
や彫刻などもありますが、それより秘密の通路
や、隠し戸棚、隠し扉などもあり、それらはメデ
ィチ家の権力者たちにも “孤独感”や “猜疑心”
があったのだな ということが 分かりました。
さて、この後も、フィレンツェの午後はyoihaさん
ご夫妻と、ご一緒の旅は続きます…(*^▽^*)
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寒いのが苦手なので…
🎿スキーはやりません。