今年は日本滞在後半のほぼ三週間の間に、カワヨシノボリウロハゼギギチチブシモフリシマハゼオオヨシノボリカワアナゴモザンビークティラピアセイゴジルティラピアの計10種の未釣魚を釣り、旧日本第79種目まで伸ばすことができた。

一年前の計6種より4種多いが、これはレンタカーを借りた効果であることは明らかだ。軽自動車の中古のマンスリーレンタカーで、普通のレンタカーよりはかなり安いものの、それでもそれなりの出費で楽ではないが、自由に行きたい時にあちこち行けるのは何よりだった。

今年は他にカワヒガイドジョウも狙っていたが、カワヒガイの方は結構あちこちで姿は確認できたものの、あと一歩で手にできなかった。来年は本州遠征で狙うかもしれない。ドジョウは姿さえ確認できずに終わったが、アメリカのワシントン州で増えているらしいので、皮肉な話だがそこで狙うかもしれない。

今年は九州内で遠出の遠征をして初カワアナゴを釣ったりティラピア三種全魚種制覇も済ませたし、また、河口域で残っていたターゲットのシモフリシマハゼとスズキもゲットできたので、来年はいよいよソウギョに挑んでみたい。

他にはクルメサヨリやセスジボラなどが残っているが、そろそろ九州を出てもいいのではないかと思っている。

そういえば、今年は撮影に黒の水汲みバケツと銀色のビニールシートを使ってみた。黒のバックの場合、魚体への色の映り込みがないのは良かったが、手からはみ出した鰭などはよく見えない結果となってしまった。一方、銀色の背景は、アメリカの淡水魚の観察用水槽の背景に使われている ので採用してみたが、確かにどの魚でも写しやすかった。また裏が黒いので、目的によっては便利に表裏使い分けられそうだ。

さて、カナダに帰国後はすぐにアメリカ遠征だ。今年は遠征が立て込んでいるので忙しくなりそうだ。