昨日は、2018年春に元祖オイリーな茶色いスポットとして紹介したものの、2020年の春を最後にアブラボテを確認できなくなっていたスポットへ、この時期としては初めて訪れてみた。
春や秋冬とは違って、見違えるようなアシの生い茂った光景に気後れを感じたが、記憶を頼りに藪漕ぎしていつもの釣り座に着いた。
このところ来るたびに気になっていたシルトによる濁りはなく、前のように底が薄らながら見えていた。
ボテの魚影は見えないものの、雰囲気はいいので竿を出すことにした。六尺ウキ仕掛けに自家製黄身練りをつけ、岩の間の谷底近くに送り込んでみた。
すると、少ししてウキが消し込んだ。上がってきたのは、待望のボテだった!
5年強ぶりにこのスポットから釣ったアブラボテ
その後も同じスポットや、そこへつながる回遊ルートから、ポツリポツリと釣れ続いたが、やがて弾切れになった。
そこで、二尺四寸の脈仕掛けに替え、すぐ前に入れ、黄身練りの明るい色を頼りに見釣りをしてみた。
するとすぐに岸近くからボテが現れて釣れ出した。小ぶりな個体が多かったものの、良型も混じった。
良型アブラボテ、オス
18尾釣れたところで納竿とした。
リリース直前の1時間40分の釣果
茶色い金曜日とするほどは釣れなかったものの、復活の兆しを感じさせてくれる釣果だった。