コイ在来型がいるのかどうかを釣査している二水系目のクリークの末端では、一月下旬の釣行以降、二月の初旬までに9尾のコイを追加したものの、全て導入・交雑型だった。
コイ導入・交雑型の一尾
その後は例年になく寒い二月だったので、ガソリン代が無駄にならないよう釣行を控えていた。やがて最低気温が氷点下にならず、最高気温も10度以上になったので、満を持して26日に同じスポットに戻ったものの、二日でコイ導入・交雑型が1尾しか釣れなかった。
フナもジャミもいないようなので、コイ共々巣離れしたのではと思い、三日目の晩冬最終日はかなり上流の少し浅いポイントへ行ってみた。
初めて釣るスポットだったが、開始10数分後に一尾目が上がった。フナ類だった。その後もフナがポツポツ釣れ、4時間半で計5尾が来て春の始動を感じさせた。
この日釣れたフナ類5尾のうちの3尾。一番大きくて尺あるかないかだった。
また、下顎にスレだったものの、ヘラブナも1尾だけ混ざった。
ヘラブナ(スレ)
肝心のコイに関しては、60センチはありそうな一尾を掛けたものの、もう一本のハリが岸近くの護岸固定用のロープに引っ掛かってしまい、姿見ずのままハリス切れでバラした。
だが最後の方でもう一尾掛かり、無事に取り込んだ。ただやっぱり導入・交雑型だった。
コイ導入・交雑型
この他、最後の一尾として、背中にスレでタモロコが釣れた。
タモロコ(スレ)
さて、いよいよ乗っ込みシーズンに突入なので、しばらくはコイ三昧になりそうだ。