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2011年の10月、この日は筑後川へソウギョ狙いで行ったが、予想とは違い水面でエサを摂っていなかったため、コ式で食パンをエサにして釣れる状況ではなかった。

そこで岸よりの小魚狙いに切り替え、りんたろうミミズのウキ釣りで探ったところ、テトラポットの陰から釣れて来たのが初物となるスゴモロコだった。

 

初めて釣ったスゴモロコ

 

本来の分布地である琵琶湖では未だに本種を釣ったことはないが、その他の地域ではよく出遭う魚種だ。これらはコアユの放流に混じって分布を広げたのだろう。

 

実際、1995年発行の「佐賀県の淡水魚」の初版には本種は掲載されていないが、現在では佐賀県内でしょっちゅう出くわす。また1980年代に柳川で釣れるたなごの外道はイトモロコだったが、現在ではスゴモロコとイトモロコが拮抗している。

 

2012 年 10 月に矢部川水系で釣った大きなスゴモロコ

2014 年4月に福岡県八丁牟田近くのクリークで釣ったスゴモロコ

2017年11月に柳川で釣れたスゴモロコ

2018年5月に新潟県内で釣れたスゴモロコ

 

2019年秋に福井県内で釣れたスゴモロコ

 

上の個体の俯瞰

 

上の個体の腹側

 

2019年12月に佐賀で釣れたスゴモロコ

 

スゴモロコのハビタット

 

ちんまり十字路で釣れた良型のスゴモロコ、約11センチ。2021年4月下旬。

 

2023年10月中旬に本場琵琶湖の湖東の流入河川河口近くで釣れたスゴモロコとその俯瞰、腹側および近影

 

ちんまり十字路での「専科」の釣果。2024年4月下旬。