トリュフ・ラボ-アクマで4コマ- -9ページ目

トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

イラスト描き、マンガ描きが趣味のトリュフのブログ。

初めてご訪問くださる方へ、初めまして!アクセスありがとうございます。

いつもご覧下さっている方へ、いつも誠にありがとうございます。

 

 このブログではオリジナルの漫画を公開しています。

4コマ単位で描いたところからアップしております。

 

 只今、執筆しているのは「ヨシノとミコト(書籍化の際には『墜ちたテンシと太陽の物語』に改題されます)」です。

これは昭和20年の広島市を舞台にしたフィクションです。

 

 

 

 このエントリーで公開するのは第4部第十幕「墜ちる太陽」です。

 単刀直入に申し上げますと原子爆弾の投下の場面を描きます。

 あらかじめお知らせしておきますと「人間」の描写はありません。

 それは私には、いろいろな意味で描く技量がないからです。

 それでも、なお恐ろしく、嫌悪を感じる場面であろうことから、今回の原稿はこのようにある程度スクロールさせないと表示されないように構成しました。

 

 本作を初めてご覧になる方、途中からご覧になる方は、この記事での公開部分をご覧になる前に是非とも、ここまでのお話をご覧頂ければ、大変ありがたく思います。

 

 本作は4部構成です(第4部は現在執筆中なので途中までです)。

 以下に各まとめ記事へのリンクを用意しました。

 

 ・最初(第1部)から

 ・第2部から

 ・第3部から

 ・第4部から

 

 

 では、ここから第4部第十幕「墜ちる太陽」を公開します。

 また、このブログエントリーは各章ごとの「まとめ記事」を兼ねます(4/12)

 

 

 

 

ym177

 

 

ym178

 

 

ym179

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(No.ym-177~184)
次へ← ・→前へ  最初から  人物紹介

 

 

<とりあえず一言>

 この章に限っては、続きはこのブログエントリーに追加するスタイル(投稿日時も更新しつつ)で公開してまいります。

 その際、この"一言"の欄には解説や所感を追記していくことも考えています。

 

 (2020.4.6追記)

 「墜ちる太陽」は(8)でラストです。

 

 ラストのキノコ雲は気持ち悪いでしょう?

 僕、描いているときは集中してるからか、あまりそういうことは感じなかったのですが、今見るとお腹がムカムカする感じがします。

 

 忠実に描けたとは言えないのですが、ヒロシマに投下された原子爆弾のキノコ雲だということはわかる程度に描けていると思います。

 爆発から3分後にB-29「グレート・アーティスト号」から撮影された映像に基づきます。

 

 拙作の原子爆弾の投下の描写は、すでにご存じの方ならよくわかると思いますが、歴史を勉強される前のとても若い方には何が描かれてるのかよくわからないだろうとも思っています。

 それでかまわない、というか、それで良いと思います。

 その出来事を知るのに相応しい年齢ってのが人それぞれあるんではないでしょうか?

 歴史を学ぶとき、拙作に描いた建物のシルエットの正体や「雲」の写真を見ることになるでしょう。

 その時に、何が起こっていたのか知って頂ければと。

 

・・・ああ、それにしても、何だか気持ちが悪い・・・

 

 

 

 (2020.3.29追記)

 ちょっと解説と言い訳…

 (1)の最初~2コマ目のコマにはB-29が二機描いてあります。先行しているのが「エノラ・ゲイ号」、後続するのは気象観測を行う「グレート・アーティスト号」です。

 この二機は100m程度離れて飛行していたとのことですが、絵ではどう見ても100mより接近してますね(B-29は全長約30mなので、この絵では40~50m程度の距離しかとってません)・・・絵としての見栄えを優先しました。

 

 「ビ・ビ・ビ・ビ・」という電子音は本来はエノラ・ゲイ号のコクピットで聞こえていたはずです。

 爆弾の投下シークエンス開始とともに発音し、、この電子音が止むとき爆弾が完全にエノラ・ゲイから切り離されたことを示します。

 

 本作ではB-29は「東から西」へ進んだという説を取り入れています。

 広島県の三原市(広島市から東、約60km)の辺りから、ほとんど真西に真っすぐ飛行したというものです。

 背景に広島市の地形をシルエットとして描きましたが、「東から西」に飛行し爆弾を投下したことを意識した構図にしています。

 過去に公開されたドラマや映画、ドキュメンタリーでは「南から北」に飛行したように描いているものが多く、かなり迷いました。

 いくつかの書籍を確認し、識者の方にも質問させて頂いた上で判断しました。

 
 

<ここまでのお話のまとめページ>

★第一部★
 第一幕「あの人との出会い」
 第二幕「運命へのプロセス」
 第三幕「動員学徒の日常」
 第四幕「動員学徒の放課後」
 第五幕「座敷童の帰宅」
 
★第二部★
 第一幕「バンブーランス・前」
 第二幕「優しき軍神」+インターミッション
 第三幕「バンブーランス・後」
 第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
 第四幕  〃 (後半)+インターミッション

 第五幕「過去・今・未来」


★第三部★
 第一幕「トナリグミ1995」

 第ニ幕「人間バンザイ!」

 第三幕「怪奇!乙女と座敷わらし」

 第四幕「東の地にて」

 第五幕「泡沫(うたかた)の未来・前」

 第六幕「えらいやっちゃ!(前半)」

 第六幕「えらいやっちゃ!(後半)」

 第七幕「泡沫(うたかた)の未来・後」

 

★第四部★

 インターミッション「ガジェット」

 第一幕「乙女の秘め事」

 第八幕「動員学徒の出勤風景」

 インターミッション「ヴィクター82」

 第九幕「おはよう、またね」

 Now→第十幕「墜ちる太陽」

 第十一幕「墜ちるテンシ」←Next

 

 

<お知らせ>

(1)BOOTHで通信販売を開始しました!

 扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。

 →トリュフ・ラボ オンラインショップはこちらです

 

 

(2)Webマンガを公開中です!

 BOOTHで取り扱っている「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」も含めた過去作品をPixivにて公開中です。

 こちらは無料で閲覧できますし、Pixivアカウントも不要です。

 もし、冊子として欲しい!ということになりましたら、ぜひBOOTHの通信販売をご利用下さいませ!

→こちらです

 

 

 
にほんブログ村 
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!

現在の当ブログのメインコンテンツのマンガは、「4コママンガのコマ割の普通の漫画」になってしまっています。
 ブログ更新頻度の維持のため、そしてネタ振りのために4コマあるいは1ページ程度描くごとにアップしていますが、一段落したら、今回のように一気にまとめて再アップをすることにしてみました。
 ストーリーものですので、こうした方がわかりやすいかと思います。

 

  今回アップするまとめは物語の第四部第九幕「おはよう、またね」です。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<とりあえず一言>

 新型コロナの影響で時差通勤をしていて生活リズムに影響は出ているのですが、それでも執筆は滞ってはいません。

 とは言っても、本作はこの先の発表タイミングをどのようにしようか?トップ記事では見せないような配慮が必要ではないか?等、少し考えております。

 なお、先に申し上げておきますと、この先しばらくは「人間」の描写はありません。

 本作を描き始める何年か前から”何を描くか?何を発表するか?”については十分な配慮が必要だと考えてきました。

 また、僕自身の技量(絵の技術に限定したことでもなく、例えば知識やメンタルの面も含め)からも、正直に言えば描きたくないと思っているからです。

 

さて、まとめページをアップするたびにお願いしようと思っていることがございます。

 拙作をできれば多くの人にご覧いただきたいと望んでおります。

 もし差し支えなければ、ご紹介等していただけると大変ありがたく思います。

 

 記事をアップした旨はツイッターでも発信しますので、リツイートして頂くことは大歓迎です!

 

 図々しいお願いとは存じますが、何卒よろしくお願いいたします!!

 
 

<ここまでのお話のまとめページ>

★第一部★
 第一幕「あの人との出会い」
 第二幕「運命へのプロセス」
 第三幕「動員学徒の日常」
 第四幕「動員学徒の放課後」
 第五幕「座敷童の帰宅」
 
★第二部★
 第一幕「バンブーランス・前」
 第二幕「優しき軍神」+インターミッション
 第三幕「バンブーランス・後」
 第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
 第四幕  〃 (後半)+インターミッション

 第五幕「過去・今・未来」


★第三部★
 第一幕「トナリグミ1995」

 第ニ幕「人間バンザイ!」

 第三幕「怪奇!乙女と座敷わらし」

 第四幕「東の地にて」

 第五幕「泡沫(うたかた)の未来・前」

 第六幕「えらいやっちゃ!(前半)」

 第六幕「えらいやっちゃ!(後半)」

 第七幕「泡沫(うたかた)の未来・後」

 

★第四部★

 インターミッション「ガジェット」

 第一幕「乙女の秘め事」

 第八幕「動員学徒の出勤風景」

 インターミッション「ヴィクター82」

 Now→第九幕「おはよう、またね」

 第十幕「墜ちる太陽」←Next

 

<お知らせ>

(1)BOOTHで通信販売を開始しました!

 扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。

 →トリュフ・ラボ オンラインショップはこちらです

 

 

(2)Webマンガを公開中です!

 BOOTHで取り扱っている「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」も含めた過去作品をPixivにて公開中です。

 こちらは無料で閲覧できますし、Pixivアカウントも不要です。

 もし、冊子として欲しい!ということになりましたら、ぜひBOOTHの通信販売をご利用下さいませ!

→こちらです

 

 

 
にほんブログ村 
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!

 

 

 

 

 

(No.ym-176)
次へ← ・→前へ  最初から  人物紹介

   本ブログのメインコンテンツの4コマ単位マンガは昭和20年の物語を描く「ヨシノとミコト編」を公開しています。

 只今は第4部第九幕「おはよう、またね」をお送りしています。

<とりあえず一言>

 セリフが一言しかない!!

 

 ラストのコマですが、関西から九州にかけての日本列島です。

 

 雲の描写はデタラメですが、当時、小倉(現北九州市)は天候が悪く、広島と長崎は好天だったというこです。

 この章の初回で紹介しましたが、昭和20年8月6日午前7時すぎに広島市上空をB-29「ストレート・フラッシュ号」が気象観測のために飛来しています。

 同じころ、小倉と長崎にも気象観測のためにB-29が飛来しており、小倉は天候不良、長崎は好天だったと観測しています。

 

 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、同年8月9日の長崎への原爆投下は、その投下目標の選定に天候が大きく関わってくることになります。

 

<ここまでのお話のまとめページ>

★第一部★
 第一幕「あの人との出会い」
 第二幕「運命へのプロセス」
 第三幕「動員学徒の日常」
 第四幕「動員学徒の放課後」
 第五幕「座敷童の帰宅」
 
★第二部★
 第一幕「バンブーランス・前」
 第二幕「優しき軍神」+インターミッション
 第三幕「バンブーランス・後」
 第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
 第四幕  〃 (後半)+インターミッション

 第五幕「過去・今・未来」


★第三部★
 第一幕「トナリグミ1995」

 第ニ幕「人間バンザイ!」

 第三幕「怪奇!乙女と座敷わらし」

 第四幕「東の地にて」

 第五幕「泡沫(うたかた)の未来・前」

 第六幕「えらいやっちゃ!(前半)」

 第六幕「えらいやっちゃ!(後半)」

 第七幕「泡沫(うたかた)の未来・後」

 

★第四部★

 インターミッション「ガジェット」

 第一幕「乙女の秘め事」

 第八幕「動員学徒の出勤風景」

 インターミッション「ヴィクター82」

 

<お知らせ>

(1)BOOTHで通信販売を開始しました!

 扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。

 →トリュフ・ラボ オンラインショップはこちらです

 

 

(2)Webマンガを公開中です!

 BOOTHで取り扱っている「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」も含めた過去作品をPixivにて公開中です。

 こちらは無料で閲覧できますし、Pixivアカウントも不要です。

 もし、冊子として欲しい!ということになりましたら、ぜひBOOTHの通信販売をご利用下さいませ!

→こちらです

 

 

 
にほんブログ村 
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!