登場人物紹介【カナエとムジャ子】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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登場人物紹介

 この「登場人物紹介」コーナーは随時、更新していこうと思います。
 キャラクターが追加されるような大きな更新を行った際には日付を新しくしてトップ記事にアップします。




★「カナエとムジャ子」
 "ヨシノとミコト編(昭和20年編)"のキャラクター

※現在はブログでこちらを執筆中ですので先に紹介します。

ヨシノ
 本編の主人公。
 ビジュアル的なアイコンは「三つ編み」、「太眉」、「オーソドクスなセーラー服」。
 広島の被服廠に動員されて、ふんどしを作っている女学生。
 戦時の困窮にめげない気丈さと前向きさを持つ。
 特に食料の困窮に対しては「鏡に映す」や「匂いで納得する」などの技を駆使して乗り切ろうとしている。
 なにかと「精神論」を重視し、「広島は軍神に守られている」と言った、いわゆる軍国少女的な言動が目立つ。
 しばしば険しい表情をする。その胸の内に何を秘めているのだろう?

 「カナエとムジャ子」本編では実はかなり前から存在が明らかになっており、初登場は「カナエとムジャ子 ~出会い、回想編~」である。



サヨ

サヨ
 ヨシノの同級生。
 ビジュアル的なアイコンは「タレ目」、「ツインテール(レギュラースタイル)」、「変わりセーラー服」、「どことなく小柄」。
 本来は、明朗でおしゃべり。ざっくばらんな物言いをする。
 一方、敵軍の攻撃を非常に恐れており、警戒警報が発せられた際に性格が反転したかのような狼狽ぶりを見せた。




アツコ

アツコ
 ヨシノの同級生。
 ビジュアル的なアイコンは「おかっぱ」、「ツリ目+タレまゆ」、「戦時の標準型学生服」、「若干大柄」。
 奥ゆかしく、少し臆病。それゆえ一歩引いたところからの言動が目立ち、ややドン臭い印象も。実際には人の機微に敏感。
 特に体面を重視する傾向にあり、勤労態度はもとより警戒警報の発せられた状況においても、敵の攻撃以上に周囲の人の目を気にしていた。



???

???
 ヨシノが以前に出会った謎の子供。本編のもう一人の主人公。
 「カナエとムジャ子」を以前からご覧下さっている方なら、名前も正体もバレていると思うが、現時点では伏せておくことにする。
 ヨシノのことを「初めて出会った"自分が見える人間"」と認識。
 また、この後の広島で何が起こるかを知っている様子だが、それに対して何かの感情を抱いている様子はない。

 なお、「カナエとムジャ子 ~並行時空編~」において、同一と思われる人物が登場する。



お兄ちゃん
 第二部にて回想シーンで登場するヨシノの兄。
 大学生であったが昭和18年の冬に徴兵される。その後、死亡。
 公的記録では戦死したことになっている。
 「殺し殺される戦場」に行く現実を目前に苦悩していた。
 彼の死はヨシノの行動に大きな影響を与えている。

 なお、昭和18年の時点で「町を一つ吹き飛ばせる骨壷に入る爆弾」の噂を家族に伝えた。


松井武弥中尉
 第二部で登場。ヨシノたちの軍事教練(竹槍訓練)に派遣されてきた軍人。
 「命を惜しむな」の一言から訓練は始まった。
 だが、教練が「茶番」であるとヨシノから指摘されて激昂し対立する。
 ただし、松井中尉自身も教練が「茶番」であることを自覚している。
 身体の左半分に深いダメージを負っている。



 「ヨシノとミコト編」のここまでのお話をご覧になるには以下のまとめページが便利です。

★第一部★
 第一幕「あの人との出会い」
 第二幕「運命へのプロセス」
 第三幕「動員学徒の日常」
 第四幕「動員学徒の放課後」
 第五幕「座敷童の帰宅」
 
★第二部★
 第一幕「バンブーランス・前」
 第二幕「優しき軍神」+インターミッション
 第三幕「バンブーランス・後」
 第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
 第四幕  〃 (後半)+インターミッション

 第五幕「過去・今・未来」

 





★「カナエとムジャ子」
 本編(現代編)のキャラクター

■主人公

松原カナエ

松原カナエ
 作家(文章書き)を志す大学生。20才。
 社会に対し様々な問題意識の視点をもち、特に世界の平和への願いを強く抱いている。
 ただし、自分の世界に篭りがち。理想を頑なに抱くあまり、現実に対して恐怖を抱いているフシがある。
 それだけに視野が狭く自分の都合でモノゴトを解釈することもあり、残念な振る舞いや失敗をしでかすことがある。
 顔見知りには弁舌滑らかだが、基本的にはコミュニケーションに疎く、友達がほとんどいない。
 しかしながら、内に秘めた正義感や思いやりは本物であり、例えば「出会い回想編」では出会ったばかりのムジャ子を助けようと川に飛び込んだり、「並行時空編」においてはミコトにメガネを躊躇なく譲った。


ムジャキなアクマ

ムジャキなアクマ(ムジャ子)
 カナエのもとに居候している謎の存在。
 限られた人間にしか見ることが出来ず、現在においてムジャ子を視認できるのはカナエとレイジだけである。
 粗野な言葉遣いやカナエに対して軽率な行動も多いが、その実はかなり情に厚く真面目である。事あるごとにカナエを導こうと思いやっての発言や行動をしている。
 その他、本人は空中浮遊ができる他、何もない空間から物を取り出したりなど、魔法のようなことができる。ただし万能というわけではない。
 なお「ムジャキなアクマ」は自称であり、「ムジャ子」はカナエがつけた愛称である。本人は「ムジャキなアクマに名前はない」と言っているものの、本名は別にあるようだ。
 過去に悲しい出来事を体験したようで、孤独感と寂しさが隠し切れていないことがある。


■レギュラーキャラクター

松原レイジ

松原レイジ
 カナエの弟、13才。中学生。
 風変わりな姉の理解者で姉の成功を心から祈っている。
 イラストレーターになる夢を抱いていて、カナエの創作物に絵をつけたいと考えている。
 とても柔和な性格で周囲への思いやりも欠かさないが、押しが弱いところがありアリサ園崎ヤスコに迫られて辟易したり、板挟みのような状態になることもしばしば。
 女装がとても似合う美形だが、いっぱしの男であり、女性の胸や裸には歳相応に反応してしまう。思春期の入り口に一歩踏み込んでいる。


アリサ

アリサ
 カナエとレイジのところに現れた自称「福音テンシのアリサ」という謎の存在。
 ムジャ子と同様に、現在、姿を見ることができるのはカナエとレイジのみである。
 レイジのパートナーとして降臨したが、なし崩し的にカナエの「指導」していることが多い。
 善悪すらも「全て肯定」する「何でもあり」な行動原理はしばしばトラブルの種になっているが、結果としては丸く収まってしまう事が多い。
 レイジへの深い愛を抱いており、そのアプローチは入浴中に乱入したり突然脱いだりなどフリーダム。
 「すべてを受け入れる」という教えを説いているが、レイジの身に何かが起こった場合は「修羅になる」と公言している。


園崎ヤスコ

園崎ヤスコ
 レイジのクラスメイト。
 無愛想なところがあるが不器用さゆえであり、本来は素直で明朗。
 レイジのことが好きなのだが、アプローチが遠回り過ぎて気がついてもらえない。
 生真面目で気が強いところがあるが、真面目さが災いして残念なことになったりする。なぜか、かなり幸が薄く、汚れ役とすら思える目にあうこともある。
 ムジャ子やアリサを視認することは出来ないが、アリサの存在にはうすうす感づいており、アンジェラ・レイとして顕現した際にはライバルとして対立しながらも相通じるものを感じている。
 初めてアンジェラ・レイと相対した時には、肉体がレイジでありながら心は別人に操られていることをすぐに見抜いた。


■準レギュラーキャラクター

アンジェラ・レイ

魔法少アンジェラ・レイ
 レイジにアリサが憑依した姿。つまり肉体はレイジ、心はアリサである。
 特に意味は無いが女装をして「アンジェラ・レイ」を名乗っている。
 人間に憑依することで、ムジャ子やアリサは普通の人間ともコミュニケーションを行うことができる。 


ムジャエ

ムジャエ(仮称)
 カナエにムジャ子が憑依した状態。
 ムジャエという単語は劇中に登場しないが便宜上、登場人物紹介のために作った呼称である。
 目つきや髪型がカナエとは変わってしまい、身体から黒いオーラを発することもある。ただし、基本的には無害な存在。
 意味もなく独特なコスチュームを着て「魔法女マツバラカナエ」を名乗ることがある。
 なお、カナエは一方的に肉体を操られているわけではなく、強い意志の力でムジャ子を追い出すことができる。
 ムジャ子がカナエの体を借りていられるのは、カナエがそれを許しているからである。
 これはアンジェラ・レイも同様である。


以下、追加予定・・・

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<更新履歴>
2015/9/15 公開(「カナエとムジャ子(現代編)」の主要キャラ紹介)
2016/2/23 「ヨシノとミコト編」の主要キャラを追加

2017/1/6  「ヨシノとミコト編」のキャラクターを追加