初めてご訪問くださる方へ、初めまして!アクセスありがとうございます。
いつもご覧下さっている方へ、いつも誠にありがとうございます。
このブログではオリジナルの漫画を公開しています。
4コマ単位で描いたところからアップしております。
只今、執筆しているのは「ヨシノとミコト(書籍化の際には『墜ちたテンシと太陽の物語』に改題されます)」です。
これは昭和20年の広島市を舞台にしたフィクションです。
このエントリーで公開するのは第4部第十幕「墜ちる太陽」です。
単刀直入に申し上げますと原子爆弾の投下の場面を描きます。
あらかじめお知らせしておきますと「人間」の描写はありません。
それは私には、いろいろな意味で描く技量がないからです。
それでも、なお恐ろしく、嫌悪を感じる場面であろうことから、今回の原稿はこのようにある程度スクロールさせないと表示されないように構成しました。
本作を初めてご覧になる方、途中からご覧になる方は、この記事での公開部分をご覧になる前に是非とも、ここまでのお話をご覧頂ければ、大変ありがたく思います。
本作は4部構成です(第4部は現在執筆中なので途中までです)。
以下に各まとめ記事へのリンクを用意しました。
では、ここから第4部第十幕「墜ちる太陽」を公開します。
また、このブログエントリーは各章ごとの「まとめ記事」を兼ねます(4/12)
(No.ym-177~184)
<次へ← ・→前へ 最初から 人物紹介 >
<とりあえず一言>
この章に限っては、続きはこのブログエントリーに追加するスタイル(投稿日時も更新しつつ)で公開してまいります。
その際、この"一言"の欄には解説や所感を追記していくことも考えています。
(2020.4.6追記)
「墜ちる太陽」は(8)でラストです。
ラストのキノコ雲は気持ち悪いでしょう?
僕、描いているときは集中してるからか、あまりそういうことは感じなかったのですが、今見るとお腹がムカムカする感じがします。
忠実に描けたとは言えないのですが、ヒロシマに投下された原子爆弾のキノコ雲だということはわかる程度に描けていると思います。
爆発から3分後にB-29「グレート・アーティスト号」から撮影された映像に基づきます。
拙作の原子爆弾の投下の描写は、すでにご存じの方ならよくわかると思いますが、歴史を勉強される前のとても若い方には何が描かれてるのかよくわからないだろうとも思っています。
それでかまわない、というか、それで良いと思います。
その出来事を知るのに相応しい年齢ってのが人それぞれあるんではないでしょうか?
歴史を学ぶとき、拙作に描いた建物のシルエットの正体や「雲」の写真を見ることになるでしょう。
その時に、何が起こっていたのか知って頂ければと。
・・・ああ、それにしても、何だか気持ちが悪い・・・
(2020.3.29追記)
ちょっと解説と言い訳…
(1)の最初~2コマ目のコマにはB-29が二機描いてあります。先行しているのが「エノラ・ゲイ号」、後続するのは気象観測を行う「グレート・アーティスト号」です。
この二機は100m程度離れて飛行していたとのことですが、絵ではどう見ても100mより接近してますね(B-29は全長約30mなので、この絵では40~50m程度の距離しかとってません)・・・絵としての見栄えを優先しました。
「ビ・ビ・ビ・ビ・」という電子音は本来はエノラ・ゲイ号のコクピットで聞こえていたはずです。
爆弾の投下シークエンス開始とともに発音し、、この電子音が止むとき爆弾が完全にエノラ・ゲイから切り離されたことを示します。
本作ではB-29は「東から西」へ進んだという説を取り入れています。
広島県の三原市(広島市から東、約60km)の辺りから、ほとんど真西に真っすぐ飛行したというものです。
背景に広島市の地形をシルエットとして描きましたが、「東から西」に飛行し爆弾を投下したことを意識した構図にしています。
過去に公開されたドラマや映画、ドキュメンタリーでは「南から北」に飛行したように描いているものが多く、かなり迷いました。
いくつかの書籍を確認し、識者の方にも質問させて頂いた上で判断しました。
<ここまでのお話のまとめページ>
★第一部★
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
第四幕「動員学徒の放課後」
第五幕「座敷童の帰宅」
★第二部★
第一幕「バンブーランス・前」
第二幕「優しき軍神」+インターミッション
第三幕「バンブーランス・後」
第四幕「墮テンシ、目覚める!」(前半)
第四幕 〃 (後半)+インターミッション
★第三部★
第一幕「トナリグミ1995」
★第四部★
第一幕「乙女の秘め事」Now→第十幕「墜ちる太陽」
第十一幕「墜ちるテンシ」←Next
<お知らせ>
(1)BOOTHで通信販売を開始しました!
扱っているのは、只今ブログで掲載誌ている「ヨシノとミコト」の第1部と第2部を収録した同人誌「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」です。
(2)Webマンガを公開中です!
BOOTHで取り扱っている「墜ちたテンシと太陽の物語(1)」も含めた過去作品をPixivにて公開中です。
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