〘あしたの肖像〙岩井圭也
読書日記2026-102あしたの肖像岩井圭也(著)[光文社2026年1月発行]あらすじ自画像をライフワークとする美大三年生の小滝英哉は、教授からアルバイトを頼まれる。 それは学内の事故で亡くなった彫刻家四年生・樺沢穂香の両親からの依頼で、肖像画を描くというものだった。 故人を描くという難題を前に、穂香を知るため不可解な事故の原因を探ろうと小滝は関係者に話を聞く。 その 頃、周囲から天才と呼ばれていた同級生で、小滝の恋人でもある宇野ひなたが行方不明になっていた……。感想割と新しい作品だけど、図書館の棚で出会った。岩井圭也さん、ブロ友さん達には人気だけど割とマイナーなのかな?今作も岩井作品らしく1人の人間を奥深く掘り下げ、自分探しをしている主人公小滝の数ヶ月の出来事がストーリーだった。誰もが天才と認める恋人の失踪。大学内での失火で亡くなった学生の両親からの肖像画の依頼。小滝の肖像画に感動したと尋ねてきた青年との出会い。やはり読み手の精神状態によって受け入れやすい話とそうでない話はある!としみじみ感じた本でした。只今ちょっとストレス満載な私としては、なかなか乗れなくて…そんな感じ時間の掛かった前半、ところが…後半に入り…恋人の失踪原因が分かった時点からどんどん惹き込まれていった。主人公は納得した結末だろうけど、私としては…ここでファンタジー?で、ちと失速でした…。ありがとうございましたm(_ _)m