読書日記2024-72
未知生さん
片島麦子(著)
[双葉社2023年7月発行]
あらすじ
協調性がなくてマイペース、それでいて人畜無害な、いい人――そんな羽野未知生が不慮の事故に遭い、41歳の若さで突然この世を去った。 葬儀に参列した高校の同級生や大学時代の元カノ、会社員時代の同期や上司は、在りし日の想い出を振り返りながら、自分自身の〈今〉を見つめ直す。 そして遺された家族もまた、未知生のいない日常を歩みはじめるが――。 イマイチつかみどころの無いキャラの未知生と、生前うっかり関わってしまった者たちの〈これから〉を描く書き下ろし長編小説。
感想
初読み作家さん…多分ね
お邪魔したブログで見て興味を持った1冊。
タイトルの未知生さんのお葬式から始まる物語。
友人・元カノ・元同僚と上司・妻・子供らが、その未知生さんの人生を辿るような連作短編?!になるのかな?
《あいつが出会った人の分だけいろんなあいつが存在すると思う》
未知生さんは空気を読まない、人の評価を気にしない、自分本位で生きている…
私も読んでいてちょっも違和感はあったけど、最終話での話で『あぁーだからなんだ!』と妙にストンと。
ある意味の伏線だらけだったのね?!
それでもピュアで正しく、自分を必要とされたら拒まない…やはり"いい人"なんだろうなぁ〜
もし私の人生が終わったら、周りの人達はどう語ってくれるんだろう?
なんて知りたいような知りたくないような…
あっ、前回に私のイメージを教えて下さりありがとうございます!
アクティブ•凛としている•しっかり者•姉御•穏やか•情に脆い女将風?そして優しいぃ〜〜〜
なんて有難いこと!
実際は意外とチキンなんだけど…
いつもブログアップする時はドキドキ
失礼な言葉や傷付ける言葉はないかとか…何回も見直してからの投稿
もしありましたらお許しを🙇
未知生さんのように"いい人"と言われるように精進します
ありがとうございましたm(_ _)m