読書日記2024-68
アミュレットホテル
方丈貴恵(著)
[光文社2023年7月発行]
![アミュレット・ホテル [ 方丈貴恵 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5438/9784334915438_1_2.jpg)
あらすじ
警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達ホテル。 そこでは守るべき2つのルールが存在する。
①ホテルに損害を与えない。
②ホテルの敷地内で障害・殺人事件を起こさない。
そんな絶対的なルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰める。
感想
犯罪者御用達なんていう凄いホテルで起こる事件を解決するホテル探偵の話。
久々にこれぞミステリって感じ?!で、まず事件が起こって謎解きするパターン。古畑任三郎ぽい?
4つのEpisodeの連作短編で、後から確認したら、最初にEpisode1があり2番目にEpisode0だった。
気にしてなくて読んでいて、あれ?こっちが先やん!
何故最初にEpisode0を持ってこないのか?と思ったけど、全体を見ればその方がしっくりでした
浅田次郎著の『プリズンホテル』を思い出したけど、あちらはヤクザでこちらは犯罪者…
どう違う?とな
ホテル探偵推理はお見事!
推理好きな方にお薦めかもね
ワイルド系好きな夫に薦めたら今読んでますよ!
ありがとうございましたm(_ _)m