【サッカー】高度情報化時代のサッカー | 【ブログ】神の一手

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ただいま暴走中~~ m(_ _ )m

「DAZN」がサッカーの放送を一手に引き受け、有料化放送の枠組みを作って、3年目になります。※現在J1~J3までの全試合とのことです。

この有料放送の仕組みが出来たことにより、 多くの人が、試合会場に行かなくともサッカーの試合を見ることが出来るようになったわけで、

世の中便利になったものです。

もちろん、有料放送という事で、その分差し引かなければならない要素もありますが、 総じては、サッカーというスポーツの普及にも大きく貢献するはずです。

ところで、この配信の仕組みですが、当初、思ってもみなかった変化も引き起こしつつありそうに思います。 それは「サッカーの高度情報化」とでも表現するのが適当な出来事です。
 

高度情報化時代のサッカー

このサイトのサッカー談議は、 とあるサッカーサイトの裏サイトになります。 表のサイトでは、さすがに書けないなぁという内容を書ける範囲で書いちゃおうというサイトです。
 
さて、一般的に「高度情報化」とは、何でしょうか?。

日常の生活を思い浮かべてください。


もうしばらく前から世の中の人々は、高度情報化の時代に生きています。

インターネットによる生活の情報化は、昭和の時代以降、幾度となく「高度情報化時代の到来」と 表現されてきた中でも、最も大きな変化を(人々の日常に)引き起こしています。

世の中に溢れる情報を屈指することで(今までは、出来なかったはずなのに) 簡単に出来るようになってしまったという出来事を

皆さんは、多く思いつくことが出来るでしょう。

開始から3年目となる「DAZN」によるサッカーの試合の配信は、我々の日常に起こったような(情報的な)変化を サッカーの世界にもたらしつつあるのかもしれません。

【サブタイトル】 「スコアラー」

「スコアラー」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

「偵察部隊」と訳するのが適当かと思いますが、 事前に対戦相手のチームの情報を収集する役割を言います。
※当文章では、もう少し広義にとって収集したデータを分析・解析して、 試合の結果に役立てる情報にまで加工するところまで含めます。

1例を挙げると、最近、ヒートマップなどを試合放送後に見せてくれる番組もありますが、 そのマップから試合を左右するような情報を引き出すことが分析・解析です。

(日本代表以外の)サッカーでは、あまり聞かない話かもしれませんが、 対戦相手の分析・解析は、野球などのスポーツでは、重要な戦略です。

なぜなら、
大きく試合結果を左右するからです。

サッカーで、あまり聞かなかった理由を考えると、おそらくそれは、試合数ではないかと思います。

同一チームと対戦する回数は、年数回です。
頻繁に同一チームとの対戦を繰り返すプロ野球と違って、 1回対戦すると、数か月先まで対戦がないわけですから、

仮に分析しても次が数か月先の試合となれば、 コンディションや先発メンバーを含め、かなり流動的となって、

大きく結果を左右するとまでは、言い切れないことが大きそうに思います。

むしろ、自分たちのサッカーをやり切るといった要素が、 試合結果を大きく左右するという考え方は、十分に説得力を持つものです。

しかも、偵察するにあたっては、コストもかかるわけで、 対戦が年数回と少なければ、分析する価値があるのかどうか?ということになるのは普通です。

これまでは・・。


つまり、そういうことなんです。


「DAZN」のサッカーの試合の配信は、このコストの大幅削減を実現してしまったのです。

「DAZN」のサッカーの試合の配信は、プロの選手やスタッフも見ることができるのです。

これまでは、偵察するには相手チームの試合会場へ行かなければならなかったわけですが、そんなことしなくとも、容易で、しかも安価に試合の映像がタイムラグなしに手に入るという時代となりました。

その気になれば、全チームの試合分析がいくらでも出来るという状況を生み出してしまったのです。

(つづく)
 
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