今年も押し詰まりましたが、久しぶりの来日アーティストの鑑賞に行きました。来日オーケストラとなると、なかなかのお値段だったり、それにもかかわらずチケットがとりづらかったりで、しばらく行けていませんでしたが、このくらいの規模だとお手頃で…。ということで、是非一度聞いてみたかったので、楽しみに出かけました。
◆プログラム
ー前半ー
モーツァルト:ディベルティメントニ長調 K136
ハイドン:交響曲第52番ハ短調
ー後半-
ペルト:主よ、平和を与えたまえ
シャイト:4声の悲しみのパヴァーヌ イ短調 「音楽の戯れ」より SSWV42
ハイドン:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」
ーアンコールー
グルック:バレエ音楽「ドン・ジュアン」第14場、第15場
モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K525 より第二楽章
演奏:アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
2024年12月13日 トッパン・ホール
最初はまずは弦楽合奏のK136からの導入です。アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコということで、何か面白いことも期待していましたが、それは見事に裏切られ、極めて真っ当な演奏。とにかく響きの美しい素晴らしい演奏でした。面白いといえば、アントニーニの大胆なアクション🤣🤣ということでしょうか。
次のハイドンは現在進行中のプロジェクトの一環ということでしょう。第52番は馴染みがなくてなんとも…ですが、アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコの音ですけど、どこかをことさら目立たせるとかはなく、素直な演奏と思いました。
後半は、ペルト・シャイト・ハイドンの3曲ですが、なんとこの3曲は続けて演奏されました。ペルトからいつの間にかシャイトに移っていて、この2曲は知らない曲だったので、ハイドンの第44番が始まって、あぁもう2曲終わったんだと気づきます🤣。21世紀の音楽から17世紀の音楽に移ってなんの違和感も無かったというところが不思議でした。
第44番は特徴的な曲で、私でも知っているハイドンです😆。これはもうアントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコの雰囲気がどんどん入ってくる感じで素晴らしかったと思いました。
アンコールは、グルックとモーツァルトで、グルックは知らない曲でしたが、CPEバッハと同時代とは思えないような近代的な音楽に聴こえました。モーツァルトは最初のK136同様の美しさが再現されました。このアンコールはとても良かったです。
全体としての感想は、アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコの音楽がとても素直に作り上げられているということ。部分的な誇張とかではなく、とても自然な流れの美しい音楽だと思いました。そして、シャイト、グルック、ハイドン、モーツアルト、ペルトというかなり長いレンジの時代の音楽を再現してスムーズに繋がってしまうスタイルを聴きつつ、音楽はどんな時代の様式であっても、どんな楽器や奏法であっても、一貫した表現スタイルの中で自然と息づいいくということを感じた次第です。なかなか面白かったです😊。
アントニーニとチェコ・フィルによるグルックのドン・ジュアン
アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコによるハイドンの第45番。まだ、52番とか44番の動画が無いみたいなんで、これで代替します(笑)
アントニーニがリコーダーを演奏する音楽を聴いてみたい!
































