息子が不登校になった当初,僕は自分の子育ての仕方を責めていました.
自分のせいで息子が学校に行けなくなってしまった
あんなことしなければ…
こんなことしなければ…
もっとあんな風にしてあげていたら…
こんな風にしてあげていたら…
自分の子育ての仕方は,世界で最下位,大失敗だったと
もうね,罪悪感のオンパレードですよ.
じゃあ,今,息子が元気になって,子育てに成功したと感じているかというと
なんか,そうじゃないんですよね.
息子が元気になり始めた頃は,うまくいったとか感じていたかもしれませんが
(覚えてない)
今は,成功したとか,うまくいったとか,そんな言葉に違和感を感じます.
なぜなら,積極的に働きかけたという覚えもありませんし
それに,今だって,やらかし案件はありますから(笑)
じゃあ,何が変わったから今は穏やかでいられるのかと考えると
親子関係だと思います.
行動の選択権をすべて子供たちに渡し
その結果を経験させてあげる.
僕が心掛けたのは,ホントにコレだけ.
親子関係が,無駄にエネルギーを奪い合わない関係,余計なストレスを感じ合わない関係に変わって
あとは,子供たちが勝手に育っているだけみたいな(笑)
子育てがうまくいかないと感じるときって,子供の行動にストレスを感じているときじゃありませんか?
だから,自分が思うように行動させようとコントロールしようとする.
子供が小さいときは何とかなるかもしないけれど
大きくなると,何とかしようとするほど抵抗されて,どうにもならなくなってきますよね.
僕もそうでしたけど,どうにかしよう,思い通りにさせようとなっているときって
親が,子供の生き方を,「私がどうにかできる」と思っちゃってるときで,つまり
話を聞く関係,共感できる関係,相手を尊重する関係になってないんですよね.
さらに,エネルギーの法則で言えば,ちゃんと子育てしようと思ってるときって
迷惑かけないようにとか,ちゃんとできるようにとか,失敗しないようにとか
誰かの目を気にした基準,つまり,恐れが根っこにある基準だから
子供は,ちゃんと親のマイナス意識を反映させた振舞いをしてくれます.
(うれしくない)
だから,子育てに悩んでいるときは,育て方云々ではなくて
親子関係を改善することにフォーカスするといいと思います.
それだけで,まあいい感じにおさまってきます.
(ストレスを感じる出来事が起こらなくなるわけじゃありませんよ)
でね,親子関係がうまくいってないときは,子供が親に不信感を持ってる場合が多いです.
わかってもらえない,信じてもらえない
責められる,約束を守ってもらえない
尊重されない,優先されない,愛されてない…
子供がどう感じているかはわかりませんが,何かを感じています.
うまく言語化できないかもしれませんが,何かを感じてモヤモヤしてます.
ただ,そこが何かを聞き出そうなんてしちゃダメですよ.
だって,関係性が築けてないんだから.
じゃあどうするのか?
長くなったので,次回に.
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