不安や心配で頭の中がグルグルするのは
不安や心配の想像をして,それが止まらなくなって,暴走するからなんですね.
息子の不登校初期は,僕もそういう状態になりやすかったです.
今でも,たまにそういう状態になることがあります.
で,暴走しているときって,「不安や心配の中身」を具体的に見ようとしていない場合が多いです.
不安や心配というのは,漠然としているから暴走するのであって
漠然としているものを,ひとつひとつ具体的にしていくことで
あなたの心の状態は変わってきますよ.
例えば,「子供がひきこもるのが不安」と思っているならば
子供がひきこもったら,その後,何が起こると感じているのか?
そして,それが起きたら,自分はどうなるのか? どう感じるのか?
本当にそれは起きるのか?
本当に,ずっとこのままであることが確定しているのか?
それを避けるために,あなたができることは無いのか?
過去と比べて,改善していることは無いのか?
実際にそうなったとして,対処する方法は無いのか?
実際にそうなったとして,本当にそれが問題なのか?
あなたが背負うべき課題なのか?
そうやって,一つ一つ細かく見ていきます.
一つ一つ細かく見ていくことで,問題の本質が見えてきますし
実は,大した問題ではないということに気付ければ,心配や不安を緩めることができます.
多くの場合,あなたがそう思い込んでいるだけだったり
恥ずかしさや情けなさ,罪悪感などを感じたくないために,それを避けたいと思っているだけだったりします.
そして,子供に対して,不安や心配に駆られるときって
子供のことが信じられなくなっているときなんですね.
ただそれって,子供を信じようとしている「自分」を信じられなくなっているということ.
もちろん,そういう状態になることが悪いわけじゃありません.
でも,そういう状態になっても,ニュートラルな自分に戻って来られる確信を持てていたら
安心して,ノートに自分の心の中をさらけ出したり
自分が自分の話を聞いてあげられると思いませんか?
大切なのは,不安や心配をゼロにするのではなく,「自分」を信じられる自分に戻れることなんですね.
そして,安心してほしいのは,自分と向き合うことで,必ずその人の人生は変わります.
そして,あなたがあなたに集中することで
子供は自分自身に集中せざるを得なくなりますから.
あなたが,どうにかしようとしなくても大丈夫なんです.
そのためにも,フタをせずに,ちゃんと不安や心配の中身を見てあげてくださいね.
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