不登校・子育て コントロールについての勘違い | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 
 
自分の望みを叶えるために
 
 
自分の力ではなく,他者をどうにかして叶えようとすること
 
 
これが,僕のブログの中で言う「コントロール」です.

 

 

 

 

 

 

 

そもそも,コントロールしたくなるのは,自分の思い通りにならないからですよね?

 

 

自分の思い通りにならないモヤモヤを,自分で引き受けられないから

 

 

多くの場合,『怒り』『泣き落し』『理詰め責め』という道具を使って,他者をコントロールすることで

 

 

負の感情を収めようとします.

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に,自分が自分の感情を引き受けて,責任を持てるようになると

 

 

他者をコントロールしようとしなくなりますし

 

 

仮に,コントロールしようとして結果が望むものにならなくても

 

 

自分でその結果を引き受けることができるので

 

 

そのイライラを相手のせいにすることも無くなります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供が小さいうちは,コントロールでどうにかなるかもしれないけれど

 

 

子供が大きくなるにつれて,それではどうにもならなくなる.

 

 

どうにかならないと感じているのに,コントロールで押し通そうとする.

 

 

その結果,マイナスエネルギーのやり取りを繰り返し,親子共々エネルギーが消耗し

 

 

親子関係はギクシャクし,親も子供も家の居心地が悪くなってしまいます.

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり,コントロールすることで,一時的に,表面的に,自分の思うようになるけれど

 

 

長い目で見ると,その状態が続くことで,自分が望まない方向に進んでいるものです.

 

 

 

 

 

 

だから,コントロールはしない方がいいというのが,僕の考え.

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の心にベクトルを向けることができると

 

 

「あれ,変な方向に向かってないか?」と気付いて,途中で自分の意識や行動を修正できるのですが

 

 

自分の心にベクトルを向ける習慣がない場合

 

 

糸がぐちゃぐちゃに絡まって,どうにもならなくなるまで修正できないという場合が多いです.

我が家の,不登校前の息子と僕の関係が,まさにそれです

 

 

 

 


 

 

そこでまず,前提としてですが

 

 

誰かに対して「〇〇してほしい」と願うこと自体,多かれ少なかれコントロールの意識を含んでいるので

 

 

コントロールの意識を無くすって,あり得ないし,できっこないって思っちゃいましょう!

 

 

それに,親が子供に何かを望むなんて当たり前だと思うのです.

 

 

 

 

 

 

 

こちらがコントロールの意志が無くても,相手がそう感じたらコントロールなので

 

 

相手に感じさせた分のマイナスエネルギーが返ってきますし

 

 

こちらが「コントロールかな」と感じていても,相手が感じていなかったら

 

 

コントロールだとしても,あなたが感じた分のエネルギーがマイナス清算されます.

 

 

いずれにしても,マイナスのエネルギーが,何らかの出来事となって返ってくるだけなんですね.

 

 

 

 

 

 

だから,たかだか1度2度感じさせたり感じたからと言って

 

 

不快を感じる大きな出来事が起きるわけじゃありません.

もちろん,それまでに貯まったマイナスエネルギーが大きいと,返ってくるものも大きいですが

 

 

 

 

 


ただ,その状態が続くと,マイナス意識のやり取りが繰り返されて

 

 

負のスパイラルに入って,こじれていきますよということです.

 

 

 

 

 

 

 

 

だから,僕が言う「子供をコントロールしない方がいい」というのは

 

 

親が自分の望みを叶えるために,子供の行動を変えようとし続けること

 

 

これをやめた方がいいということです.

 

 

なぜなら,親子関係がうまくいかなくなる理由,子供に気力や欲求が湧かなくなる理由の多くがこれだと思うから.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう意味で,コントロールをしない方がいいと思います.

 

 

でも,コントロールを「しちゃいけない」ではないということ!

 

 

多くの人が,これを勘違いしているようです.

 

 

 

 

 

 

しちゃいけないではなくて

 

 

コントロールが続くと,自分の望みとは違う方向に進むことが多いというだけの話で

 

 

するしないは,自分で選択できるんですよ.

 

 

 

 

 

 

 

 

返ってくるマイナスを自分で引き受ける覚悟があれば

 

 

これが親としての純粋な愛だと思うならば,コントロールでも何でもすればいいんです.

僕は親のコントロールの大半が,不安や恐れといったマイナスのフィルターを通した愛だと思ってます

 

 

良い悪いの話ではないのです.

 

 

コントロールはダメという話ではありません.

 

 

 

 

 

 

 

これを勘違いしていると,子供に対して何も言えなくなってしまいます.

 

 

 

 

 

子供に自分の思いを伝えること,これ自体はコントロールではないと思いますよ.

 

 

あなたの思いは伝えたっていいんですよ.

 

 

それをどう受け取るかは,子供の自由だし

 

 

その自由を認めてあげることが,『信頼』です.

 

 

その『信頼』があれば,コントロールにはなりません.

 

 

 

 

 

 

 

また,「コントロールしてもしなくても,どっちでもいい」と思っている人,つまり,コントロールという言葉に振り回されない人ならば

 

 

子供を信頼しているというベースの上で,「今自分がどうしたいか」を選択できるものです.

 

 

だから,大抵の場合,何も言わないけれど

 

 

どうしてもという場合は,それがコントロールだとわかっていても

 

 

自分の思いを伝えることができるものです.

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに,子供が親に不信感を抱いているとき

 

 

親子関係がうまくいっていないときなど

 

 

何も言わずに黙った方がいい時期はあるでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

でも,親子関係が修復され,大きく改善しているにもかかわらず,親の考えを伝えられないのだとしたら

 

 

それは不自然だと思いませんか?

 

 

そもそも,黙ると決めたときは「言わない」だったと思うのですが

 

 

なぜ,「言えない」に変わってしまったのでしょう?

 

 

あなたが子供に,自分の思いを伝えられないのはなぜでしょう?

 

 

どうして,頑なに「コントロールしちゃいけない」と思っているのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

お母さん方の話を聞いてみると

 

 

子供が自分の言葉をどう受け取るかに恐怖を感じているから

 

 

築き直した良好な関係性が壊れると感じているから

 

 

エネルギーが無くなって,学校や社会に戻れなくなると感じているから

 

 

などの理由で,「コントロールしちゃダメ」「言いたいことも飲み込まなきゃダメ」と思っている場合が多いです.

 

 

 

 

 

 

 

ただ,この場合

 

 

自分の言葉を好意的に受け取ってほしい

 

 

怒らないでほしい,嫌わないでほしい

 

 

学校に行ってほしい,ひきこもらないでほしい

 

 

というコントロールの意識が潜んでいるんです.

 

 

 

 

 

つまり,コントロールしちゃいけないと思って,何も言えずにいるけれど

 

 

実際には

 

 

「コントロールと感じさせたくない」「〇〇しないでほしい」「私を安心させてほしい」など

 

 

相手がどう思うか,どう行動するかを自分の思い通りにしたいという,コントロールの意識をバリバリに出しているということなんですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

そして,表面的なものではなく,さらに心の奥を見てみると

 

 

伝えたら,その後で大きなネガティブ感情を感じると,心が察知していて

 

 

そのネガティブ感情を自分じゃ抱えきれないから,自分の思いを伝えられずにいるだけで

 

 

言い換えると,自分の思いを伝えることが,自分の心の安心を脅かすことになると感じているから

 

 

そのネガティブ感情に向き合いたくないから

 

 

「コントロールしちゃいけない」と自分に言い聞かせているだけだったりします.
 

 

言い方はきついですが,「それはコントロールだから…」という言葉を隠れ蓑にして

 

 

自分が本当に感じていることに向き合いたくないだけ.

 

 

 

 

 

 

それが悪いと言ってるわけじゃありませんからね.

 

 

誰だって,自分の心の安心安全は守りたいものです.

 

 

ただ,本当の心の安心安全は,ネガティブ感情を感じ切ることで育つものなのです.

 

 

 

 

 

 

 

あなたが,そんな不快をじーっと感じ切れるだけの心の器を育てていくことで

 

 

安心安全のキャパシティーが大きくなり

 

 

自分の思いや感情を大切にできる分,子供の思いも尊重できるようになるので

 

 

子供と境界線を引け

 

 

心が揺さぶられることも減ってきます.

 

 

心を揺さぶる波も小さくなってきます.

 

 

心が揺さぶられても,フラットな自分に戻って来られるようになります.

 

 

コントロールという言葉に振り回されることも無くなります.

 

 

 

 

 

 

あなたは,どんな自分になりたいですか?

 

 

 

 

 

 

 

2023年も,あと3ヵ月弱.

 

 

3ヶ月後,半年後,そして1年後,今よりも笑っていられる自分になるために

 

 

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