まさです.
不登校になると,その子の心の状態は,初めはさらに落ちていくようです.
すぐに,充電というわけにはいきません.
ただ,今よりも落ちていくのって
今後上がってくるために,絶対に必要なことなんです.
いわゆる,「陰極まりて陽となす」というやつです.
中途半端のまま気持ちを上げようとすることは
子供から,『自分の気持ちに折り合いをつける時間』を奪うことにもなり
実は,気持ちが上がってくるまでの時間が長引いてしまう可能性が高いです.
親だから,子供が落ち込んでいる姿って見たくないですよね.
子供が笑っていると嬉しいですものね.
でも,落ち込ませてあげることが,その子が心の器を育て
回復に向かう過程に必要なんです.
子供は,僕ら親が考えるほど,弱い存在じゃありません.
ちゃんと,自分で上がってくる力を持っています.
そして,子供にとって,親は最後の砦でもあります.
自分の気持ちを打ち明けられる関係性を,親と築けていること
親のことを「私の味方」と思えることが
子供にとって,どれほど心強く,安心でいられるかを忘れないで下さいね.
僕ら親にできることは
落ちていく子供を見守れる
気持ちが上下する子供を見守れる
子供の状態に,一喜一憂せず,振り回されないような心の器を育てることだと思います.
ただ,そう思えるようになるには,僕ら親にも時間が必要だということを忘れないで下さいね.
僕ら親も落ち込み,子供に対する思いを昇華して,気持ちに折り合いをつけて
初めて上がって来られるのです.
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