「信頼されている」と感じるのはどんなときですか? | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

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不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 

 

まず,次の質問の答えを考えてみてくださいね.

 

 

「人から信頼されている」と感じるのはどういう時ですか?

 

 

 

 

 

どうですか? どのような答えが思い浮かびましたか?

 

 

 

 

セッションやカウンセリングなどで,このような質問を投げかけると

 

 

ほとんどのお母さん方が

 

 

自分が決めたことを,やらせてくれたとき

 

 

黙って見守ってくれたとき

 

 

といった内容を答えて下さいます.

 

 

 

 

 

 

これは,多くの人が

 

 

「自分に決めさせてほしい」という欲求を持っているということではないでしょうか?

 

 

 

それに,自分で決めたことなのであれば,その結果がどうであれ

 

 

受け入れられるかと思うのですが,いかがですか?

(受け入れるのに,時間がかかることもあるかもしれませんが)

 

 

 

 

 

 

 

でも,実際には,真逆の思いをもっている方が多いです.

 

 

つまり

 

 

自分の意見は通らない

 

 

誘導されて,「はい」と言われざるを得ない状況にされてしまう

 

 

自分の欲求が湧く前に,先回りされて,何となくそれをしてしまう

 

 

など,「決めさせてもらえない」という経験が繰り返されたことで

 

 

「自分は信頼されてない」という思い.

 

 

 

 

 

 

 

不満を『心の奥底』に溜め込んでいきます.

 

 

 

 

 

 

心の奥底と書いたのは

 

 

普段はその自覚が無い方が多いから.

 

 

 

 

 

 

 

『自分に行動の選択権があるか否か』と

 

 

『自分は信頼されていると感じているか否か』が,リンクしていないんですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分に決めさせてもらえない」という経験が繰り返されると

 

 

あきらめが強くなったり,自分の考えに自信が持てなくなり

 

 

自分で決めたいという欲求をしまい込み,口に出さなくなっていきます.

 

 

そして,自分で決めたいという欲求すら湧かなくなってきます.

 

 

 

「自分で決めない」「誰かに合わせる」「誰かの言う通りにする」が当たり前になってしまう.

 

 

そして,いつの間にか

 

 

『誰かの期待に応えること=自分のやりたいこと』

 

 

自分の本当の思いと異なる行動を,『自分の欲求』と思い込むようになってしまうんですね.

 

 

もっと言えば,自分の本当の思いすら,わからなくなっていきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

また,「自分で決める」をしてこなかったから

 

 

自分で決められなくなり

 

 

誰かに合わせることに安心感を感じ

 

 

答えを欲しくなったりもします.

 

 

 

 

 

 

 

これが,自分を信頼しきれていない,人生の舵を他人に委ねている状態です.

 

 

 

 

 

 

 

そして,実際には,自分の本当の欲求は抑圧された状態なので

 

 

エネルギーは消耗していきます.

 

 

また,自由に振舞う他人に対して,何らかのネガティブ感情を抱くようになります.

 

 

 

 

 

 

自分で決められないって,どんな感覚でしょう?

 

 

 

 

 

 

自分の欲求はすべて否定されて

 

 

「ああしろ」「こうしろ」と言われている自分

 

 

自分の思いを口にする前に,答えを用意されている自分を

 

 

そういう状態になっている自分を,心の中でイメージして

 

 

じーっと感じてみて下さい.

 

 

 

 

 

 

認めてもらえない

 

 

尊重されない

 

 

できないと思われている(言われている)

 

 

ダメ出しされている

 

 

など,負の思いが湧き上がりませんか?

 

 

それが積もり積もると,どうなりそうですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分に自信を持てなくなっていく感じがしませんか?

 

 

自分で考えること,自分の思いを口に出すことに

 

 

「やーめた」って思いが湧きませんか?

 

 

「言ってもムダ」って諦めちゃう自分を感じませんか?

 

 

何かに対して,「頑張ってみよう」と思えますか?

 

 

 

 

 

これこそが,自己肯定感が下がっている状態だと思うのですが

 

 

 

 

そして…

 

 

今まで子供に対して,そういう接し方をしてきませんでしたか?

 

 

 

 

 

 

僕は,た~くさんやってきましたが,あなたはどうですか?

 

 

 

 

 

 

 

もちろん,僕ら親は,「子供のため」と思って,我が子に自分の思いを言うのでしょう.

 

 

子供に教えてあげている,最適なアドバイスをしていると思いながら,子供に手を焼くのでしょう.

 

 

 

 

 

 

でも,それに対して,子供が「自分には選択させてもらえない」と感じていたとすれば

 

 

アレコレ言われている子供からすると

 

 

「あきらめさせられた」「自分の思いは尊重されない」

 

 

「自分はダメなんだ」「自分は愛されてない」

 

 

という思いが強くなると思いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

子供にとって,安心できる環境ってどんな環境でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

僕は,「親から信頼されている」と思える環境だと思っています.

 

 

 

 

 

 

親から信頼されていると感じられれば

 

 

自分は愛されていると感じるでしょう.

 

 

自分は愛されていると感じられれば

 

 

自分の存在を肯定できるでしょう.

 

 

自分の存在を肯定できれば

 

 

自分の思いを表現しても大丈夫と思えるでしょう.

 

 

自分の思いを表現しても大丈夫と思えたら…

 

 

僕が子供なら,「やってみよう」という気持ちになって

 

 

腰を上げたくなりますが

 

 

子供のあなたなら,どうなれそうですか?

 

 

 

 

 


子供に行動の選択権を与えること

 

 

それだけで,子供は少しずつ安心を育んでいきます.

 

 

でも,親が子供に行動の選択権を与えることに不安や恐怖を感じるのは

 

 

自分の中にその理由があって

 

 

その理由の多くが,「自分で決めてこなかった」こと.

 

 

矛盾するようですが,自分で決めてこなかったことに安心感があるので

 

 

子供が自分で決める,つまり自分とは真逆の行動をとらせることに不安や恐怖を感じるんです.

 

 

 

 

 

 

だから,子供に選択権を与えることができるようになるには

 

 

まず自分に行動の選択権を与えること

 

 

僕ら親が,「自分で決める」を経験していかないことには

 

 

そこに安心感を持てないんです.

 

 

 

 

 

いつも言うように,自分に無いものは出せませんから.

 

 

まずは自分.

 

 

自分に集中するだけで,それが結果として子供を信頼することにつながるから.

 

 

だから,自分に集中して大丈夫!

 

 

 

 

 

 

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