不登校　それは誰の課題？ | 家族に笑顔が戻る最短距離～『不登校のち笑顔』
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家族に笑顔が戻る最短距離～『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは，「子供に選択させて，結果を経験させてあげる」こと．
親御さんが意識と行動を変えるだけで，お子さんはどんどん変わり，現実がガラッと変わります．

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】，必ず家族に笑顔が戻ります．

不登校　それは誰の課題？

まさです．
 
 
昨晩，娘と話をしているとき，昔の息子の話になりました．
 
 
昔というのは，絶賛不登校中の息子です．
 
 
やっぱり，不登校になってから，しばらくは息子のことが怖かったそうです．
 
 
 
 
 
 
 
当時，息子と娘の部屋は同じで，そこに娘の机がありました．
 
 
でも，息子が不登校になってからは，娘にとって机の上は荷物置き場．
 
＼
部屋に教科書取りに行くと，睨まれて，「はやく出ていけ」と言われたんだよね～
／
 
 
 
 
 
とても仲が良い兄妹だったので，娘にとってはショックだったそうです．
 
 
 
 
 
 
ただ，ずっとそういう状態だったわけではなく
 
 
不登校期間中でも，以前のような関係に戻り
 
 
 
 
＼
今じゃ学校行ったり，友達と遊んだりしてるけどさ
 
 
引きこもってたときは，友達と遊ばなかったじゃん
 
 
だから，私のこと誘うんだよね．
 
 
小学生の頃，学校で「お兄ちゃんに誘われる」って言われたら
 
 
ビックリされたよ
／
 
 
 
 
 
そう言って，娘は笑ってました．
 
 
息子も娘もいろんな思いを抱えながら，兄妹をしていたんですよね．
 
 
 
 
 
 
 
以前のブログにも書いたことがありますが


僕がUMIマスターコースで学び始めた頃
 
 
講師のかせゆきさんに言われ，ずっとノートに貼ってある言葉があります．
 
 
 
 
 
＜ここから＞
 
今，息子さんが妹につらく当たるのは
 
 
お父さんやお母さんからのマイナス意識から，満たされなさを感じているからです．
 
 
 
 
でも，それは彼の課題．
 
 
まーくん（←僕のこと）は，自分と向き合うことに集中しましょう．
 
 
同じく，妹さんも，兄とのことは自分の課題です．
 
 
彼女のことをかわいそうだと思うのは，まーくんが自分のことを被害者だと思っているから．
 
 
彼女は本当はそんなに弱いわけじゃありませんが
 
 
まーくんがこの子を守ってあげなきゃいけない弱い子だと思い続ければ，そのようになっていきます．
 
 
 
 
 
自分の幼い頃の思いを，小さな頃から息子さんに背負わせて
 
 
期待してきた，ということがわかるでしょうか？
 
まーくんがしっかり見つめて受け入れないとならないのはここです．
 
 
 
 
辛かったのは自分
 
 
悲しかったのは自分
 
 
不安なのも自分
 
 
心配なのも自分
 
 
愛されたいのも自分
 
 
 
そして
 
 
 
その思いを清算するのは自分，息子さんじゃない．
 
 
彼は彼で自分の道がある．
 
 
＜ここまで＞
 
 
 
 
息子が不登校になった直後，子供たちの関係性は良くなくて
 
 
息子が娘を罵倒するようになったんです．
 
 
 
 
僕は，それを見て，自分が子供の頃の兄との関係を見ているようでつらかったんですね．
 
 
だから，妹を守ろうとしていました．
 
 
つまり，息子＝加害者，娘＝被害者と見て，娘の味方をしていたんですよね．
 

息子の満たされなさに理解しようとも


寄り添おうともしていませんでした.
 
 
でも，この言葉を聞いてから，兄妹げんかの仲裁をやめました．
 
 
すると，娘は息子に言い返すようになったんです．
 
 
ちゃんと，自分のことを自分で守る行動をとり始めました．
 
 
そして，しばらく観察していると，いつの間にか喧嘩もおさまるようになりました．
 
 
 
幼い子供でも，自分の課題を自分で解決できる力があると信じることができた瞬間です．
 
 
 
 
 
 
 
 
子供の姿を見て，どうにかしなきゃと思っていませんか？
 
 
確かに，いろんなことが積み重なって，不登校という現実を作ったかもしれません．
 
 
でも，そこを乗り越えるのは子供たちの課題です．
 
 
親の課題ではありません．
 
 
 
 
 
 
 
親の課題は，その子供の姿を見て感じるネガティブな感情を
 
 
自分で解決するということです．
 
 
子供の力（＝子供が動き出すこと）で解決するのではなく
 
 
自分の満たされない思いを清算するのは，あくまでも自分だということです．
（抑圧するのではなく，解放する）
 
 
 
 
 
解決する力は，子供だけじゃなく，僕ら大人だって持っています．
 
 
 
 
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