アオシマ 青島文化教材 重巡洋艦摩耶 高雄型
重巡洋艦摩耶はTOM2が最も好きな帝国海軍軍艦の1艦です。 過去にフジミ製1/700スケールで作ったりしていました。(完成しませんでしたが) 今回は、アオシマが2000年代に開発したちょっと大きめな1/350スケールです。 しばらく生産が止まっていて転売マーケットで定価の2-3倍の値段で取引されていたようです。 今年9月、アオシマが再販してくれたので、アマゾンJPで予約してゲット出来ました。 最近は、アマゾンJPは米国への発送をほとんど止めてしまったので日本の実家に送ってもらったのでした。
前回は、船体のマスキングをして、タミヤ缶スプレーの佐世保軍艦色を塗っていました。 帝国海軍の艦船のグレーの軍艦色は、建造された造船所により微妙に違うといわれています。 だけど、微妙な色の違いはTOM2には分からないので、気分で少し暗めな佐世保軍艦色を使っています。
摩耶(まや)は、日本海軍の重巡洋艦。一等巡洋艦(重巡洋艦)高雄型の3番艦である[2][3][4]。川崎造船所(現在の川崎重工業)神戸造船所にて起工[5]。その艦名は、兵庫県の神戸市にある摩耶山にちなんで命名された[6]。レイテ沖海戦で米潜水艦の雷撃により沈没した。
重巡洋艦摩耶の主砲は、20㎝砲です。 この辺が戦艦との違いでしょうか。 戦艦の場合は主砲がもっと大きくなりますね。 主砲塔は、米国で入手した3Dプリント製を利用するとして、布カバーのついた砲身部分は、当初アオシマ製を使う予定で、金属砲身を埋め込んでいたのです。 が、しかし、アオシマ製の布カバー部はどうもチープな感じです。 なので、急遽、タミヤの最上航空巡洋艦を購入してしまいました。 タミヤの最上の主砲の砲身、布カバーは迎角違いで3種類入っているので助かりました。 摩耶に移植しても、最上の方は迎角違いで製作は可能なのです。
ちょっと分かりにくいですが、主砲塔に砲身を接着して、オキサイドレッドサフェーサーを噴いて、軍艦色で塗装中。
布カバー部を白系の色で塗り分けています。 布カバー部のつなぎ目ももう少し、綺麗に均しておくべきでしたが。
以前にもアップしましたが、バンカースタジオ製の3Dプリント部品です。 米国で切り取り、組み立て、塗装を済ませて、日本帰国で持ち帰ったモノですが、開けてみてビックリ。 25㎜機銃の砲身が飛び散っているのでした。
砲身の補修をどうするか悩みましたが、とりあえず、作り終わった艦橋に接着していくことにします。 この砲身は細すぎて補修は無理。 やるなら、全部金属砲身に交換となるけど、3Dプリント部が繊細過ぎてTOM2に出来るか疑問でした。
同上。
銃身がなくても、根本部分は残っているのですが、これでもいいかな~と。 金属砲身は、これよりも太くて3本付け替えると、この写真よりも見苦しくなる予感がします。
これは、日本でゲットしたバンカースタジオ製のイカリ用の鎖。 普通に売られている鎖は「日」の字になっていません。 こちらは3Dプリントで「日」の字を再現しているのです。
摩耶の艦首部に取り付け中。 これは結構リアル。 艦首部の甲板は補修無しでアオシマのモールドをそのまま使っています。 こんな部分はエッチング部品で提供して欲しかったですね。
重巡洋艦摩耶には航空機3機が搭載されていて、航空甲板?が設置されています。 アオシマの航空甲板をそのまま使うのもアレなので、ここはエッチング部品を貼り付けます。 なので、凸の出っ張りを全部削り落としてやります。
右上が凸を削り落とした航空甲板。 右下は、アオシマキット付属のエッチング部品にはいっていた部品。 左側は、フライホーク製ディテールアップセットに入っている部品。 今回は、甲板下の支柱が再現されているフライホーク製ディテールアップセットを使う事にします。 それでも、フライホーク製ディテールアップセットには、この航空甲板サイドに取り付ける手摺りが入っていないので、アオシマ製に入っている手摺りを利用します。
切り出して、支柱部を折り曲げ。
瞬間接着剤の点付けです。
エッチング部品を接着して船体にのせて様子見。
エッチング製飛行甲板の上の部品を取り付け中。
先ほども述べたけど、手摺り部品は、フライホーク製ディテールアップセットに入っていないので、アオシマ製エッチング部品から流用。 古いフライホーク製ディテールアップセットって、何か中途半端です。
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おまけ画像
重巡洋艦摩耶は11月の日本帰国中に製作していたものです。 現状、こんなところまで作って、実家に放置状態であります。
主砲の砲身、布カバー部は、このキットより流用しました。 この最上も楽しそうですね!