アオシマ 青島文化教材 重巡洋艦摩耶 高雄型
重巡洋艦摩耶はTOM2が最も好きな帝国海軍軍艦の1艦です。 過去にフジミ製1/700スケールで作ったりしていました。(完成しませんでしたが) 今回は、アオシマが2000年代に開発したちょっと大きめな1/350スケールです。 しばらく生産が止まっていて転売マーケットで定価の2-3倍の値段で取引されていたようです。 今年9月、アオシマが再販してくれたので、アマゾンJPで予約してゲット出来ました。 最近は、アマゾンJPは米国への発送をほとんど止めてしまったので日本の実家に送ってもらったのでした。
前回は船体左右にバルジを接着し、溶きパテを接合部全体に刷り込んでいました。 バルジと船体の段差は消すつもりはありません。 段差はそのまま残す事で作業をしています。
次にバルジにビルジキールを接着中。
船の横揺れを抑制するため,船底の両側の湾曲部にひれ状に長く前後に突出させて取付ける部材。帆船時代にはなかったが,イギリスの W.フルード (1810~79) が考案し,蒸気船時代になって最も効果的な横揺れ防止法として普及し,現在ではすべての艦船が装備するようになっている。
確か流し込み接着剤で接着位置決め後に補強で瞬間接着剤を塗りこんでいます。 取り付け角度は慎重に前、後ろからチェックしながら固定しています。 こんなところは、初心者には難しいかもしれません。
同上。
後部艦底のスクリュー関係も接着中。 この辺も補強の為に瞬間接着剤を塗布。
甲板をのせると大分良い感じになってきました。 アオシマの船体はすでに装甲が側面にあるていど凹凸で表現されているので、細い凸スジが彫刻されています。 なので、凸の彫刻は少し低めに削る程度にして、サフェーサーの縞模様などはしない事にします。 実艦の写真を見るとそんなに目立つ凹凸などなかったりします。
艦橋部品の切り出し。 さあ、上部構造物を仮組みしていきましょう。 成形品は2000年代設計のためにそれほど悪くはありません。 評判はとても悪かったので心配していましたが。 でも確かにフジミの700の方が良い感じかもしれません。
チャチャッと切り出した上部構造物を甲板にのせると正に摩耶~という感じです。
主砲塔はどうしましょう??? プロの製作ブログなどをチェックしていると、主砲塔の出来が悪いのでライオンロア製の高雄ディテールアップセットについてくる注型品の砲塔が良いとか書かれていたのでライオンロアをLA滞在中にゲット。 白い砲塔。 だけど、注型品の白い砲塔も決して良い出来ではありません。 全体的に凹な感じにヒケている感じがします。 なので3Dプリント品もゲットしてあったのだけど。 悪いといわれていたアオシマ純正が意外と悪くない感じがしてきました。 砲塔上部側面にあるはずの冷却、通風用のスリットは3社ともちょっと表現が弱い感じ。 こんな場合は、フライホーク製ディテールアップセットについてくるエッチング部品で組むと良い感じかもしれません。
だけど、砲身根元の布カバーの造形はアオシマ純正はちょっと稚拙な感じ。 3Dプリント製は砲身根元の布カバーが再現されていません。 布カバーはライオンロアが良いですが一体成形なのでこの部分だけ取り出すのはちょっと大変。
結局、折角かった3Dプリント製を使ってみる事にします。
という事で3Dプリント品をつかいますが、砲塔を取り付ける軸が月出ていないので真鍮パイプ、棒で延長させます。
は~い、こんな感じで。
とこんな作業をしている時に宅配便が代引きで着弾。 巨大な箱です。 おふくろがまだ寝ていた助かった。 おふくろが見たら、またビックリするだろうし。
アクリメイト社より注文してあったアクリルケースが届きました。 本体は12900円でしたが、送料、代引き手数料をいれると約14850円でした。 ドル換算すると送料、TAX全部込で約$99とは信じられません。 米国だったら、3万円位するでしょう。
底板の寸法は良い感じです。
透明カバーがちょっとおおきかったかな。 毎度高さ方向は大きめに注文してしまいます。 最終的には、自力で5㎝くらい切り詰めできるけどアクリル材は気を遣うんだよね~
アクリルディスプレイといっしょに注文していた飾り脚です。(左側) 右側はアドラーズネスト製でヨドバシカメラ アキバで購入したもの。 左側の方はメッキがしてあるし、良い感じなのだけど、取り付け穴が大きい! どちらを使いましょう?
「故ポール・アレン氏が設立した沈船捜索チーム(関連記事)が、沈んでいる日本海軍軍艦「摩耶」の姿を、、、」の海底に沈んでいる摩耶の画像を確認すると、船首部、2か所の画像には舷外電路の痕跡はありませんね。 これを見る限り、電路は取り付けなくて正解だったかと思います。
アオシマ 重巡洋艦摩耶(350)を作る! | tom2のブログ (ameblo.jp)
アオシマ 重巡洋艦摩耶(350)を作る! 2 | tom2のブログ (ameblo.jp)
アオシマ 重巡洋艦摩耶(350)を作る! 3 | tom2のブログ (ameblo.jp)
おまけ画像
故ポール・アレン氏が設立した沈船捜索チーム(関連記事)が、沈んでいる日本海軍軍艦「摩耶」の姿を公開しました。これらは、2019年4月19日にフィリピンにあるパラワン島中部西岸沖の水深1850メートルの海底で発見したときの状況を撮影したものです。