アオシマ 重巡洋艦摩耶(350)を作る! 2 | tom2のブログ

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アオシマ 青島文化教材 重巡洋艦摩耶 高雄型

 

 

重巡洋艦摩耶はTOM2が最も好きな帝国海軍軍艦の1艦です。  過去にフジミ製1/700スケールで作ったりしていました。(完成しませんでしたが)   今回は、アオシマが2000年代に開発したちょっと大きめな1/350スケールです。  しばらく生産が止まっていて転売マーケットで定価の2-3倍の値段で取引されていたようです。   今年9月、アオシマが再販してくれたので、アマゾンJPで予約してゲット出来ました。   最近は、アマゾンJPは米国への発送をほとんど止めてしまったので日本の実家に送ってもらったのでした。

 

 


前回は、船体左右の合体をしました。  評判が悪いけど、それほど悪くはない気がします。

 

 

 

船体内部には左右接着時にハリを取り付けるのですが、一番船首側以外は接着後でも取り付けられます。  甲板の取り付け前にこんなハリを強力に接着してしまうと失敗する可能性があります。  なので、これは差し込むだけにして接着はしていません。  1㎜程度左右に動く感じのままです。

 

 

 

船体内部ですが、瞬間接着剤で補強した部分などをスムースになる様に易っています。    ロ字、L字の真鍮挽き物材を船体内部に接着して、若干海老反っている船体をえび天の様に真っ直ぐになる様に矯正させます。  同じ材料が2本なかったのでロ字とL字混ぜ混ぜですが、、、。

 

 

 

そして若干、オモリを入れる事にします。   最近は、全く使っていない真鍮材料の切れ端を適当に船体内部に仕込んでいます。   以前、真鍮製蒸気機関車を作っていた時は、こんなハンパ材料は結構重宝したのですがね。 

 

 

瞬間接着剤で接着後、2液混合エポキシ接着剤で固めます。  この時点では、まだアクリルケースが届いていないのと、飾り脚が無いので飾り脚を取り付ける部分辺りは空白にしてあります。  アオシマの穴開け用の凹は少し、脚間が広すぎる気がするのと、前後で長さが少し違うので、この凹位置にそのまま飾り脚を取り付ける事はしません。

 

 

 

艦首部にもたっぷりエポキシ接着剤を流し込んでいます。  何故ならば、艦首部が、、、。

 

 

 

カゲロウ出版の重巡洋艦摩耶3D解体新書には、1/350スケールの図面が入っています。  この図面は、3Dモデリングされたものを図面化したものです。   

 

 

図面では確認出来ませんが、アオシマ製の船体は、黄色部分がやたらと分厚いのです。   こんなところは、もう少し薄く削ってやりたいですよね。   なので、この内側には十分なエポキシ接着剤で固めておきたかったのです。

 

 

 

という事で船体内部の補強がおわったので、ハリを取り付けています。  このハリは甲板を船体に接着する時まで接着剤はつけません。  ハリは甲板のタワミ、反り止め用です。

 

 

船体の接合部分に瞬間パテを盛りつけています。

 

 

そうそう、こんなスクリュー保護の突起は切り取って、エッチング部品を貼り付けます。  後部のイカリも同様。

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

瞬間パテを盛った部分を削っています。

 

 

 

そして、船首部分も薄く削っています。  この部分のBEFOREの写真がないのですが、 先ほどの写真の様にかなり分厚いのでした。   こんな事をして、船体にあるモールドはどうするのでしょう???

 

 

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おまけ画像

重巡洋艦摩耶の最大の見せ場となるのが、やはりこの艦橋でしょうね。  だけど、この当時のフライホークのディテールアップセットは最悪に近い!!!   説明書は全然不完全です。  それとこの艦橋全部に付く手摺りも入っていません。  部分的な手摺りだけ。  なのでいろいろなエッチング部品を漁って艦橋の手摺りを取り付けています。

 

 

ここは、見せ場なので一生懸命フライホーク製エッチング部品を使っています。  それと3Dプリント製の双眼鏡なども。  

 

結局、開戦前の実物の写真は残っていても、その後に改修、沈没までの写真はほとんど無いのです。   なので、プラモメーカーもディテールセットメーカーも予想、雰囲気、ノリで設計しているところがあるんです。  いや、近年に、海底に沈んでいる摩耶を発見されたのかな。  マイクロソフトの共同創業者?の財団が? 多分。