In Her Own Words『Steady Glow』エモ特化な3年ぶり2枚目のフル作! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
先日、映画の上映スケジュールをチェックしてるときに
 
気になるタイトルのものが…
 
劇場版
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
 
 
…何じゃそら?
 
↑の予告編を見ただけじゃ何もわからん。
 
わからんことはすぐ調べる!
 
と、調べてみると
 
過去にドラマ化しており、書籍化も。
 
そして大元の原作は、あるゲームブログから↓
 
光のお父さん まとめ読み(一撃確殺SS日記)
 
これがまた面白くて。
 
全話一気に読んでしまいました。
 
テーマや元ネタは抜きにして
 
単純に"読み物"として非常に面白かったです。
 
 
さらにその先、ドラマ化に向けての話と
 
 
 
ドラマのBD/DVD-BOX発売記念にメイキング秘話
 
 
 
いちブロガーとしても、こういった
 
人に"読ませる"タイプのものが書けるって
 
嫉妬尊敬が入り交じります。笑
 
書いてるネタのベクトルが違うし、
 
表現法や書き方も違うのは当然のことながら、
 
自分のブログが書籍化されたり、映像化されたり
 
まして、こんなにも人の心を動かすものになど
 
到底なり得ませんからね。
 
そんな影響力や説得力があったら、今の音楽シーン
 
もう少しまともになってますって( ´∀`)hahaha
 
まして、この筆者さんのような人格者ではなく
 
自分は割とクズ寄りの人間だからなぁ…w
 
こうしてネガティブ寄りなこと言うのも駄目な証拠!w
 
 
しかし、かなぁーり久々に邦画に興味持ちました。
 
ドラマ版は原作よりも縮小されたでしょうし、
 
映画はドラマ全話よりも総尺が劣るだろうから、
 
更に短くまとめられそうですが。
 
そのへんも【光のぴぃさん】編で詳しく書かれています。
 
音楽は当然のことながら、
 
映画も間違いなく洋画派なワタシですが
 
ちょっと気になるリストには入れておこうかな。
 
どうも、トトです。
 
 
と、今日は少し冒頭ネタが長くなりましたが。
 
先月のペースに比べると
 
随分と久しぶりな感じがするレビュー記事。
 
まぁ、間にライブを挟んだことを抜きにしても
 
先月は豊作だったんだよ(。-∀-)笑
 
今のところ今年イチの豊作は3月ですよ。
 
今月は今のところそんなに豊作じゃないんです。
 
そんな中から、今月リリースの作品としては
 
前回のSMALLxTALK に続き2枚目となります。
 
国内盤、そして来日の経験も豊富な
 
このバンドの新譜です
 
 
 
In Her Own Words『Steady Glow』
01. Out of Focus
03. February Weather
04. Hum
06. Steady Glow
07. Wonder
08. Delicate
10. Disaster Case
11. Alone with You
12. Sleep It Off
 
 
USのPOP PUNKバンド、In Her Own Words
 
4/12にInVogue Records から
 
2枚目となるフルアルバムSteady Glow をリリース。
 
前作『Unfamiliar』 からおよそ3年ぶりの作品です。
 
とはいえ、IHOWは1st EPの頃から知ってるので
 
フルアルバムが2作目って言っても
 
リリース枚数自体はそこそこあるから
 
え、まだ2作目?
 
って感じが否めません笑
 
そうは言っても3年ぶりのリリース。
 
彼らの新譜リリースも待ってました。
 
早速聴いていきましょう。
 
 
 
 
Out of Focus
まずはオープニングトラックの1曲目。
vo/Joey の歌声にコーラスの乗るボーカルワークが良い。
サウンドは近年のIHOWサウンドそのままに
エモーショナル方面に寄ったPOP PUNKサウンド。
メロディ自体もとても聴きやすく、
多くの日本人リスナーにも受け入れられること間違いなし。
 
 
Serotonin
2曲目にはピンクな照明が目を引くMV曲。
イントロからアップテンポに展開し、
心地良いPOP PUNKサウンドを奏でてくれます。
バンドの持ち味であるエモーショナルさも、
サビで如何なく発揮しています。
 
 
February Weather
イントロから個人的にツボを突いた3曲目。
ここではサビでも勢いを落とさない
終始アップテンポなPOP PUNKサウンドを展開。
サビ前のメロディや、2コーラス目の疾走パート、
こういうのでいいんだよ、こういうので(・∀・)
っていう、ワタシ好みなPOP PUNKしてます。
エモーショナルさもほんのり含み、
どストライクなPOP PUNKしてくれていて、
とりあえず今作イチのお気に入り。
 
 
HumRosé by the Ocean
カセットテープのようなモノラル音のような
少しノイズ混じりなピアノ弾き語りな"Hum" を含めた
MV曲となっている5曲目。
本編となる"Rosé by the Ocean" の方は、
イントロ的な"Hum" の雰囲気そのままに、
エモーショナルサウンドで展開していきます。
MVになるだけのグッドメロディで、曲の後半には
シンガロングが映えそうなコーラスパートをバックに
Joey のエモーショナルなボーカルが乗ります。
そのままコーラスを携えたままラストまで。
 
 
Steady Glow
6曲目は今作のタイトルトラック。
静かなギターと共に歌唱パートへと。
エモーショナル特化のミドルテンポナンバー。
アウトロの鍵盤サウンドがまたエモーショナル。
タイトルトラックだし、これも後々MV出るかな?
 
 
Wonder
折り返し地点を過ぎた7曲目は
優しいギターのピアノの音色が響く
癒しのスローバラードナンバー。
半分あたりを過ぎるとドラム、ベースも入ってきて
バンドサウンドでエモーショナルに仕上げます。
 
 
Delicate
流麗なリフから始まる8曲目。
ここでもミドルテンポなエモーショナル特化かな?
と思いきや、アップテンポなPOP PUNKに\(^o^)/
エモーショナルさは控えめに陽性サウンドで、
シンガロングパートもしっかり備えた、
3曲目の"February Weather" と双璧を為す、
個人的なお気に入りナンバー!Σd(≧▽≦*)
 
 
Right Now
9曲目は今作でいちばん最初に公開されたMV曲。
少しエモーショナル方面に寄りつつも、
しっかりとPOP PUNKの根幹は残っています。
MVになるだけのグッドメロディさもひとしお。
 
 
Disaster Case
静かな始まりを見せる10曲目も、そのままとはいかず
勢いのあるバンドサウンドを展開してくれます。
アップテンポなところはPOP PUNKに、
テンポを落とすサビはエモーショナルに秀で、
キャッチーで耳障りの良い曲になっています。
 
 
Alone with You
タイトルからしてエモーショナルな11曲目。
come ooon, come ooon
と、シンガロングできそうな繰り返すパートは
キャッチーさを引き立て、曲全体はここでも
エモーショナル寄りなミドルテンポPOP PUNKに。
アウトロは余韻たっぷり長めで終わります。
 
 
Sleep It Off
エモーショナルさに秀でた1枚、ラスト12曲目は
エモーショナルサウンドの定番である、アコギナンバー。
gt/Ian と新メンバーかな?もう一人のgt/Andretti とで
ツインアコギを携えての弾き語り。
やっぱアコギって良いなぁ(*´ω`*)
ここでもキレイなコーラスも展開し、
アップテンポながらもアコギサウンドとの
Joey のボーカルでエモーショナルさが引き立つ。
アルバムのラストトラックにはピッタリの雰囲気で
今作を締めます。
 
 
 
 
 
以上、
 
In Her Own Words『Steady Glow
 
でした。
 
エモーショナル
 
な1枚でしたねー笑
 
もうね、とてもじゃないけど
 
 
こんなストレートな
 
イージーコアやってたバンドとは思えないなw
 
まぁ、そもそもこの頃とはボーカルが違いますが。
 
ボーカルがJoey になってからというもの、
 
コア感が薄れPOP PUNKサウンドに、
 
そして時を経るごとに
 
エモーショナルさが際立っていきました。
 
今作はその集大成的なエモーショナル特化作でしたね。
 
そのエモーショナルさも、POP PUNKたるや
 
みたいなところではあるんだけども、
 
ストレートなPOP PUNK、アップテンポなPOP PUNK
 
ってのが少なくなったのは、個人的には残念。
 
前作、前々作から予想できたことではあっても、ね。
 
 
 
しかし、↑で挙げた
 
1st EPBrand New Me から、前作Unfamiliarまで、
 
CNCCのBert プロデュースで作ってたけど、
 
今作はどうなんだろね?
 
一貫してCNCC(Bert) ファミリーなのかね?
 
ex.YellowcardRyan Like Torches
 
そこと同じような関係性よなCNCC(Bert) とIHOWは。
 
もしそうだったとしても、
 
リリースされたレーベルは前作と同じInVogue なのに
 
今作はICE GRILL$が全く声上げなかったのがね…
 
そこがいちばん残念ですよ(´・ω・`)
 
IHOWなんてそれこそ『Brand New Me』 の時から
 
IGで取り上げてて、IG Tourで来日もしてるのに。
 
今作は国内盤リリースないのかね…
 
間違いなくIGファミリーのバンドだっただけに、
 
何のアナウンスもないのはホントに残念ね(´・ω・`)
 
 
でも、そういったIGファミリーのバンドでも
 
近年、フィジカルの売上は
 
ホンットに代表的なバンドしか売れないみたいだしねぇ…
 
昨年で言えばステチャンとか、
 
つい先日までツアーしてたTSSFとかさ。
 
昨年TSSFと同時期に出したLiving With Lions とかは
 
売れなくて嘆いてたもんね。
 
7年ぶりとなる新譜で、国内盤も出してくれたのにさ。
 
そういったところのフィジカルの売れなさ
 
っていうのも、今回IHOWの話が出なかったことにも
 
関係してるかもしれないですね。
 
無断キャンセルする馬鹿とかにも
 
日々、頭を悩ませてるくらいですしねぇ(。-ω-)-3
 
リスナーがシーンを潰していっているよ。
 
 
 
ま、そんな嘆かわしい状況は
 
もう過去から腐るほどここで言ってきてるので。
 
つい先日まで
 
 

 
Stand Atlantic のツアーに参加していたIHOW
 
作年末は
 
 

 
State Champs のゲストにも。
 
こうしてね、海外のバンドだけでなく
 
過去には国内盤も出ていて、
 
来日公演も複数回やってくれいてる貴重な海外バンド
 
In Her Own Words
 
2枚目のフル作『Steady Glow』
 
POP PUNKが好きな人はもちろん、
 
そんなPOP PUNKの中でも
 
エモーショナル特化なPOP PUNKが好きな人には
 
太鼓判を押してオススメできる1枚です。
 
是非。
 
 
 
 
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ライブも挟んだ為、こっちに書くのが遅れましたが
 
7日に、今月2つめの映画を観てきました。
 
 
ザ・プレイス
~運命の交差点~
 
カフェ「ザ・プレイス」に昼も夜も座っている男の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。息子を癌の病から救うために見ず知らずの少女の殺害を命じられる修道女、アルツハイマーの夫を救うために爆弾を仕掛けることを命じられる老婦人etc・・・。9人の相談者それぞれに無理難題が与えられる。全ての願望には他人の運命という代償が必要だった。次第に交差してゆく相談者たちの運命、その先に待ち受けるものとは。
 
 
 
『ギルティ』を観た映画館での予告編で
 
その時に気になったイタリアの映画です。
 
ギルティと同じく、物語の舞台が
 
1つの場所から動かずにストーリーが進行していく
 
ワンシチュエーションドラマなのは同じだけど
 
ギルティほど、話に引き込まれなかったなぁ。
 
頭と途中、眠くなったし、何なら何度か落ちた←
 
隣に座ったおじいちゃんも寝てたしなぁ( ´∀`;)
 
というのも、変わらない場所でストーリーが進行しても
 
ギルティほど、観てる人に考えさせることはないし
 
ギルティほど、目まぐるしく展開が変わるワケでもない。
 
そういったところは少々退屈で、
 
起伏に欠けるストーリーは、
 
なかなかに上手く集中させてくれなかった。
 
中盤以降は、今まで"点"だったものが
 
"線"になって繋がっていくところは面白かったし
 
ラストの展開は鳥肌立ちましたけどね。
 
 
アメリカのドラマ
 
『The Booth ~欲望を喰う男』 ってのが
 
原作らしいけど、そっちも見てみようかね。
 
映画は見ても、ドラマなんて見る習慣まったくないけど←
 
 
とにもかくにも
 
決して悪い映画ではないけど、個人的には
 
そこまで引き込まれるものではありませんでした。
 
 
次に観る予定の映画は間違いなく
 
バカ映画なので、笑ってこようと思います笑