33歳になったので、改めて"33歳問題"を考えてみた。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

「最近のメタルコアは全部同じに聴こえる」ってマッチョなボーカルが言ってるんだけど、実際どうなの?

 

↑前回のメタルコアの記事が


意外とアクセス数を稼いでくれました。

 

コメントがないのは相変わらずですが


いつもよっぽどのことがない限り、ライブレポ以外は


記事自体のアクセス数も、Twitterの反応も


大した数字は出ないんですが。


やはりみんな思うことは同じなんでしょうかねー。


どうも、トトです。

 

 

 

梅雨入りした


っていう報道と同時に


30度に迫る快晴暑さとかどうなってんねん。


しかし、そうして快晴だった日に


自分も誕生日を向かえ、話題の


33歳


となりました。


もうこの年になるとね、


自分の築いてきた交友関係もほぼ固定され


誕生日を迎えたところで、


特別な何かがあるワケでもないんですが。


そして、以前から度々記事に書いていた


"この問題"を、33歳になったことで


改めて考えてみようと思い立ちました。

 

 

 

 


人は33歳頃を境に新しい音楽を聴かなくなる(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)


USサイトSkynet & EbertがUS Spotifyユーザーを元にリサーチした結果、人は33歳頃を境に新しい音楽を聴かなくなるという調査結果を発表しました。


10代までは圧倒的にポピュラー音楽を聞いている割合が多く、その後20代から着実にその割合は減少し、30代前半には「円熟」した音楽を聴くようになる傾向があるとのこと。


またポピュラー音楽から離れる理由として、リスナーは10代前半にFMラジオでは聴くことがなかった馴染みのない音楽ジャンル、よりコアなアーティストを知るようになること。またリスナーは成人した頃に聴いていたポピュラー音楽に戻っていくことが挙げられており、どちらにしても最新のポピュラー音楽は聴かなくなると伝えています。


さらにリサーチの結果、男性も女性も10代の頃は同じような音楽を聴いているが、その後は男性の方が女性よりも早い段階でメインストリームの音楽を聴かなくなる傾向があること。そして子供が出来ると同年代の人よりも早く新しい音楽を聴かなくなる傾向があると伝えています。

 

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事ある毎に、この記事へのリンクを貼ってきましたが


この調査結果が発表されたのも3年前なんですねぇ。


三十路を迎えてから3年も経ったのか…


加齢による体感時間の速度、マジで


光陰矢の如し


すぎて、あっという間にジジィになりそう。

 


ジジィ化の話はとりあえず置いといて。

 

こうして33歳を迎えた自分ですが、


誕生日の件で、交友関係もほぼ固定と言いましたが


音楽的な好みも、ほぼ確立されてますね。

 

30代前半には「円熟」した音楽を聴くようになる

 

かぁ… POP PUNKは円熟した音楽に入りますか?←


いつぞやに書いた"数値化"の記事では

 

 

★★★★☆☆☆☆☆☆ / POPS
★★★★★☆☆☆☆☆ / ROCK
★★★★★★★☆☆☆ / POP PUNK・EASYCORE
★★★★☆☆☆☆☆☆ / PUNK・MELODIC HARDCORE

★★☆☆☆☆☆☆☆☆ / HARDCORE
★★★★★★☆☆☆☆ / METALCORE・POST HARDCORE

★★★☆☆☆☆☆☆☆ / DEATHCORE
★★★☆☆☆☆☆☆☆ / HARD ROCK ・HEAVY METAL
★★★★☆☆☆☆☆☆ / NU-METAL・MIXTURE
★★☆☆☆☆☆☆☆☆ / EMO・POST ROCK・INDIE ROCK
☆☆☆☆☆☆☆☆☆ / EDM
★★★★☆☆☆☆☆☆ / ANIME・GAME

 


という自己評価をしました。


ありがたいことに、コメントをくれた方の中には


これよりもやや高いステータスで評価してくれた方もいましたが。

 

※参考記事
自分の周りの人を勝手に数値化してみた

 

 

 

ただ、この調査で言われている


新しい音楽


ってのが、どういったものを指すのか


という疑問もずっと抱いてきました。


敢えてバンドに限定しますが

 

新しい(若い)バンド、なのか
新しい(知らなかった)バンド、なのか

新しい(好みとは別ジャンルの)バンド、なのか

 

個々の好みから考えると


"新しい音楽"も色々と考えられますよね。


まぁ、ここに挙げた


いずれかでもあり、いずれもでもあるんでしょうけど。

 

それなら


"若いバンド"と"知らなかったバンド"


なら今もなお、追ってるし聴いてます。


ただ、海外のシーンは日本より遥かに巨大だし、


バンドの数も全然違うし、


正直すべてを追うなんてのは無理なんですがw


それでも手の届く範囲でなら聴いてます。


でも、


好みとは別ジャンルのバンド


ここに踏み出すのはなかなか難しい。


これに関しては、年齢関係ない気もしますしね。


好きなジャンルのバンドなら


新旧問わず聴くし、追うけど、


苦手ならまだしも、嫌いなジャンル方面には


滅多なことがない限り、足は向きませんしねぇ(。-∀-)


それは嫌いなバンドに対しても当然そうですが。

 

 


ちょっと違う問題かもですが

 


懐古厨や初期厨ってのも


割と老害認定されがちなところですが、


そうじゃない部分もあると思うんですよね。


そういえば、Crossfaithが新曲発表しましたね。

 

 

ここ最近続いていた、軟派なものとは違い


一気に硬派サウンドに回帰したような曲でした。


今さらこんな曲出して、過去ファン全てが


戻ると思ったら大間違いだし、ただの勘違いですが、

 

Xeno以降、もっと言うならMADNESS以降


近年のCFに疑問を抱いていた人たちにも


「おっ」と思わせるものがあったのも確かでしょう。


無闇やたらと初期や過去を"崇拝"するのは阿呆ですが、


単純に初期や過去の音楽性の方が"好き"ってだけなら


好みじゃなきゃ聴かないし、好みなら聴く


ただそれだけだとも思いますしね。

 

 


さぁ、話がとっ散らかって


まとめにくくなってきたぞw


三十路を向かえ、件の記事が出てから


こうして33歳を迎えるまでに、


この33歳問題を非常に危惧していました。


このわずか3年の間にも、


新しいバンドをたくさん見て、聴いてきたし


音楽シーンの良きも悪きもたくさん見てきた。


同時に、シーンを去っていくバンドも…


こうして色んなこと、ものを見て、聴いてしていく内に


自分の中で音楽への熱が冷めつつあるっていうのも


数年前から言っている通り、変わりません。


ここまで来たら、もう熱が上がるなんてことはないと思いますが


ある機関が出した調査結果の傾向に納まることなく、


新しい音楽を聴くこと自体は出来ている!


……と、思っていいですか?←


問題はここから先ですかね。


これから先も年を重ねるにつれて、


音楽への熱は下降線でも


新しい音楽への熱は、せめて平熱を保っていたいものです。

 

そして、死んでも老害のようにはならないように頑張ります。

 

 

 

 

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